記事更新日:2025年11月21日 | 初回公開日:2025年11月22日
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youtube採用とは、企業概要の動画をyoutubeで配信し採用活動を行う事です。youtubeの視聴者数は8000万人を超えており、学生にとってもなじみ深いyoutubeを活用して採用を行っている企業が増えています。新型コロナウイルスの蔓延などにより、オンラインで選考を実施する企業も多くなりました。コロナウイルスの流行と共に若者がスマホを利用して就活を行う時間が増え、企業としてもそれを上手く活用するためにyoutubeを利用する所が増えています。

youtube採用が広まったのには、文章より動画の方が情報を多く伝達できるという背景があります。従来の採用活動では、採用に関する情報を求人サイトや企業HPにテキストで記載していました。テキストでの記載は一般的ですが、すべて読むのに手間や時間が掛かってしまいます。動画を活用することで、テキストで記載するよりも多くの情報を短時間で伝える事が可能です。動画では視覚だけでなく聴覚の2つから視聴者にアプローチすることができ、文字だけでは伝わりにくいことも伝えることが出来ます。

youtube採用は、新卒採用対象である若年層が見ている確率が高いため広がりを見せています。若年層について調査を行っているTesTee Labの調べによると、youtubeを利用している大学生の約8割が毎日youtubeを視聴していると回答しています。SNS採用が増えている事もあり、インターネットを活用して企業の情報を集めようと考えている学生も多く企業としても利用が不可欠です。若年層を採用したいと考えている企業はyoutubeを利用することで応募を増やすことへと繋がります。

youtube採用と同じく、TikTok採用を取り入れている企業も増えています。TikTokを活用した採用は2種類あり、会社もしくは社員のアカウントを作成し動画を上げる物と、アカウントは作らずに動画広告として利用する方法があります。広告として利用する場合には、TikTokのおすすめ欄やアプリを起動した際に表示される場合など様々です。TikTokは参考に出来る動画も多く、費用なども掛かりません。また若年層だけが利用しているイメージを持っている方が多いですが、中途採用にも活用されています。

youtube採用を行うメリットは、自社の雰囲気を簡潔に伝えられる点です。youtubeは動画を使う事で、見ている人に視覚的にアピールすることが出来る媒体です。求人サイトに載せている情報とyoutubeに上げている採用動画では、求職者の理解度も大きく異なります。業務内容を説明する場合に、文字で読むだけのものと実際に社員が働いている様子を解説している物では受け取り方も異なります。動画で見る事によって企業に親近感を覚え、より興味を持ちやすくなります。

youtube採用は、求職者が実際に働くイメージを持てる点がメリットです。文字を読むだけでは実際の職場の雰囲気は想像にすぎません。しかし社員が勤務している風景や社員インタビューを用いて社内の雰囲気を伝える事で、求職者はより自分の働いている姿を想像しやすくなります。入社後に実際に働いてみて想像していたイメージと違っていた場合、早期離職などに繋がりやすくなりますがyoutubeに動画を上げる事でそういった不安解消にも繋がります。

youtube採用を行う事で、ミスマッチを防ぐメリットがあります。新卒採用や若年層の採用などで起こりやすいのが、入社前に思い描いていたものと実際に働いた時の印象が異なって起きるミスマッチです。ミスマッチが起きてしまうと能力を発揮できないだけでなく、せっかく獲得した人材が早期退職してしまう問題にも発展します。先述したように、youtubeに社内の雰囲気や先輩社員の勤務の様子などを上げておくことでイメージしやすくなり、またイメージとの乖離も起きにくくなります。

採用コストを削減できるのも、youtube採用のメリットです。求人サイトへ求人掲載や説明会の実施などには、実施するために必ずコストが発生します。大手求人サイトでは、掲載期間や掲載記事の大きさなどにより費用は異なりますが、人材を採用する為には短期間ではなく中長期的に掲載する必要があります。しかしyoutube採用であれば、自社のチャンネルを作成すれば製作費のみで掲載無料のため大きな費用は掛かりません。他の採用媒体などと比べ、格段にコストを抑える事が可能です。

企業のブランディング化に繋げられるという点も、youtube採用のメリットです。youtubeに動画を上げる事で、対象者以外の人たちにも動画を見てもらえる可能性があり多くの人に見てもらえます。求職者以外の人に見てもらう事で、認知度を高める事も可能です。そういったことで動画を拡散してもらう事が出来れば、ブランディングにも繋がります。youtubeは無料で利用することが出来ますが、動画は半永久的に残すことが出来ます。低いコストで長期的な宣伝活動も行えます。

採用動画を作成する際は、動画の目的やターゲットを明確化することに注意しましょう。採用活動にyoutubeを活用して何を行いたいのかを作成する前に決めておきましょう。企業としての認知度を高めるのか・社内の雰囲気をアピールしていきたいのかによって動画の内容は異なります。採用動画を作って何を一番に伝えたいのかを決めておくことで、統一感のある動画を上げていく事が可能です。目的やターゲットが不明確な物は印象に残りづらく、効果を発揮しない可能性があります。

採用動画を作成する際の注意点は、求職者が求める事を把握するという点です。せっかく動画を製作しyoutubeに自社チャンネルを作成しても、求職者の印象に残っていなければyoutubeを活用する意味がありません。再生数を増やすために派手な演出を行う・斬新な企画を用いるなど考えている企業の方もいるはずです。しかしあくまでも採用動画としてyoutubeを活用するのであれば、ポジティブな内容だけでなく求職者が求めている情報を正確に発信することが大切です。

質の高さを追求する場合には、制作会社を利用することも一つの方法です。youtubeに動画を上げる事は簡単なので、比較的時間を掛けずに行うことが出来ますが運用や動画制作を行うにはノウハウが必要です。そのため、動画制作や運用を外部に委託している企業も増えています。専門会社に依頼するため、動画のクオリティも高く視聴化指数が増える可能性が高まります。専門としている会社はノウハウを持っているため効果を見込むことが可能ですが、その分コストが発生するため自社に合った方法を選ぶことが大切です。

採用動画作成後にするべきことは、企業のホームページやSNSにも掲載することです。youtubeは短い時間で企業のことを知ってもらうのに適した方法ですが、youtubeに掲載したからと言ってすぐに再生されるとは限りません。せっかく制作した動画を沢山の人に見てもらうためにも、企業のホームページやSNSに掲載することが大切です。企業ホームページやSNSにも掲載することで、応募を考えている求職者をyoutubeへと誘うことができ動画を見てもらえます。

採用動画作成後は、各所に掲載した物の反応を確認するようにしましょう。youtube採用はyoutubeに動画を掲載して終わりではありません。目的を明確にした動画を製作することも大切ですが、公開後の定期的なチェックが最も重要です。動画は公開した時は最新の状態ですが、日が経つにつれて情報が古くなっていきます。公開した動画に出ていた人が退職してしまっているなど内容が変わっている事も考えられます。情報が古いと動画を見て応募した求職者との間に、認識の齟齬が発生する場合もあるため定期的な確認が必要です。

youtube採用を積極的に取り入れているのは、株式会社バンダイです。世界に誇るおもちゃメーカーであるバンダイは、登録者数94万人のyoutubeチャンネルを運用しています。バンダイは1950年から操業70年以上を誇る老舗メーカーですが、2008年5月からyoutubeチャンネルを解説し3600本以上の動画を投稿しています。新卒採用ムービーは各部署で働いている人の目線で部署紹介がされており、概要欄には新卒採用のリンクが貼られています。ここで働きたいと思われる様な工夫がされているチャンネルです。

youtube採用を積極的に取り入れ採用活動を行っているのは、佐川急便株式会社です。佐川急便のyoutubeチャンネルは登録者8000人です。1957年に創業した佐川急便は、運輸事業だけでなく物流課題の解決方法をプロが提案しています。佐川急便では2018年にyoutubeチャンネルを開設し新卒採用動画である「あなたの味方」は2700万回以上再生されています。新卒採用動画は母親目線のショートドラマ仕立てになっており、多くの親の共感を得て安心して送り出せる企業という印象付けに成功しています。

清水建設株式会社もyoutube採用を積極的に取り入れている企業です。日本の建設業界を支えている清水建設では、登録者1500人のyoutubeチャンネルを運営しています。1804年創業の清水建設は国内外で事業を展開しており、ずっと先の未来に価値ある建造物や事業を築いていく事を念頭に置いています。新卒採用ムービーでは、実際に働いている社員のインタビューを中心に様々な人の声で構成されており、清水建設の一員として働きたいと感じさせる動画構成になっています。

youtube採用を行うメリットや注意点について解説しました。オンライン説明会や面接が広まっている中で、インターネット媒体を活用していかに企業のことを知ってもらうかが大切です。youtubeを活用することで、テキストで伝えるよりも短い時間で多くの情報を理解してもらう事が出来ます。また若年層の人たちはSNSやyoutubeを活用して就活の情報収集をしている人も多く、上手く運用していく事で若年層の応募を増やすことが可能です。若年層を採用したいと考えている場合は、youtubeの活用をお勧めします。
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