採用CXとは【注目されている背景や成功させるためのポイントを中心に解説します】

記事更新日:2021年11月09日 初回公開日:2021年11月09日

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採用活動の中で、企業は候補者と多くの接点をもっています。そして企業は候補者の選考を行いますが、反対に候補者も企業側の対応や姿勢をしっかりと見ています。つまり企業側も候補者に選んでもらうために何をするべきかを考えなくてはならないのです。そこで今回紹介するのが、近年注目を集めている「採用CX」という言葉です。この記事では採用CXが注目されている背景からメリット、成功させるためのポイントまで幅広くご紹介していきます。採用活動がうまくいかないと悩んでいる人事や採用担当者の方は最後までご覧ください。

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採用CXとは

採用候補者体験のこと

採用CXとは、一言でいうと「採用候補者体験」です。採用CXのCXは英語でCandidate Experience(候補者体験)のことを指しています。具体的には候補者が企業を認知した時点から選考が終了するまでの全てのステップに着目して、入社までのプロセスにおける候補者の体験のよりよくすることです。候補者が入社をするか否かに関係なく、候補者に良い体験を届けるのが採用CXの基本的な考え方になっています。

採用CXが注目されている背景

少子高齢化による有効求人倍率の上昇

次に採用CXが注目されている背景について説明していきます。1つ目の背景は少子高齢化の影響で有効求人倍率が上がったことです。日本は少子高齢化が年々進み、その結果労働人口が減少傾向にあります。そうすることで有効求人倍率が上がり、企業の間の人材獲得競争も激しくなります。つまり現在の採用市場は候補者が企業を選ぶ時代になりつつあると言えます。特に優秀な人材を採用したい場合は、採用CXの効果が期待できるでしょう。

終身雇用制度の崩壊

2つ目は終身雇用制度が崩壊したことです。一昔前までは、一度就職をしたら定年退職をするまで同じ会社で働き続けることが当たり前でした。しかし近年は転職を繰り返すというキャリアも珍しくありません。終身雇用の崩壊によって、以前よりも人材の流動性が高まっています。その結果、今まで人材の確保に困らなかった大企業でさえも採用活動に力をいれる必要があると言えるでしょう。こうした流れの中で、自社が候補者に選ばれるために採用CXの重要性が増しています。

ネットの普及による採用情報のオープン化

3つ目はインターネットの普及によって採用情報がよりオープンになったことです。従業員が書き込みをする口コミサイトやSNS等が普及をしたことで、企業の採用情報が透明化されるようになりました。採用候補者や従業員のリアルな情報や声が簡単に手に入る時代だからこそ、企業側が悪い印象を与えることは大きなリスクとなります。企業のイメージを低下させないためにも採用CXを行なう必要があると言えるでしょう。

採用のミスマッチが課題とされている

最後の4つ目は、採用のミスマッチが大きな課題となっていることです。採用のミスマッチとは、入社前後で候補者と採用企業側の認識や価値観にずれがある状態のことを指しています。ミスマッチが発生すると入社した社員のモチベーションが上がらなかったり、最悪の場合はすぐに離職してしまうこともあるでしょう。実際に多くの企業で採用のミスマッチが発生しているのが現状です。そこで採用CXを工夫して自社に合った人材が採用出来れば、このミスマッチを少なくすることが出来るはずです。

採用CXの5つのステップ

企業準備

ここからは採用CXを行なう5つのステップの詳細を説明していきます。まず最初は企業準備です。採用活動を始める前に自社が求める人材を明確します。その後に採用する人材に求めるスキルやマインド等を洗い出していきます。募集するポジションや職種によって求める能力やスキルは異なるはずなので、それぞれにペルソナを作成するとよりイメージが湧きやすくなるでしょう。その他に、準備の段階で採用計画の作成や採用基準の設定等も行うと良いでしょう。

認知

続いて認知のステップに移ります。認知の段階では候補者に対して自社の魅力を伝える必要があります。候補者が自社に興味を持ってもらえるように様々な施策を講じる必要があるでしょう。施策のタッチポイントしては採用サイトや求人票、プレスリリース、自社イベント、公式SNS、インタビュー記事などが例としてあげられます。候補者に認知してもらうための方法は様々ですので、自社に合ったものを選ぶようにしましょう。

応募

3つ目のステップは応募です。多くの候補者は就職及び転職活動の中で、1社だけではなく複数の企業に応募をしています。数ある企業の中で自社の選考に進んでもらうためには、候補者とのやり取りを迅速に行うことがとても重要です。そしてこの段階で選考の日程を決定します。候補者とはスカウトメールやリファラル、応募フォームなどの手段を利用しながらコミュニケーションをとるようにすると良いでしょう。

選考

次はいよいよ選考のステップに入ります。選考は5つのステップの中で最も重要です。なぜなら面接時の対応次第で候補者の入社意欲は大きく変わるからです。基本的に候補者とはこの段階で初めて顔を合わせることになります。面接では一人ひとりに誠実に向き合い、アイスブレイクで緊張をほぐしてあげるなど、候補者に寄り添った対応をすることが大切です。社員の対応や質問内容などを気を付けながら選考を進めていきましょう。

内定

採用CXの最後のステップが内定です。選考が終わり候補者に対して内定を出した状態でもまだ油断は出来ません。それは候補者の中には複数社から内定をもらってる人もいるからです。そのため、候補者に内定承諾をしてもらうための細かなフォローやケアがとても大切です。これまでの対応に加えて、この段階のフォローの手厚さが入社意欲を高める重要なポイントとなるでしょう。内定後のフォローというと新卒採用のイメージが強いですが、中途採用でも必要になります。

採用CXのメリット

候補者によって情報が拡散される

次に採用CXの主なメリットを2点ご紹介します。まず1点目は候補者によって情報が拡散されることです。採用CXに力を入れることで、候補者が知り合いに自社のことを紹介するというケースが生まれる可能性が出てきます。また、ウェブサイトやSNS等で自社の選考体験を口コミとして広めてくれることもあるでしょう。こうした候補者の発信は自社にとって強力なプロモーションになるはずです。こうしたメリットを生むためにもまずは採用CXを向上させて、候補者に自社に対して良い印象を持ってもらえるようにしましょう。

従業員の意識が向上する

2点目のメリットは、従業員の意識が向上することです。採用CXに注力することで、候補者の入社意欲を高め、選考辞退や内定辞退の確率を下げることが出来ます。それだけでなく、候補者の入社後のエンゲージメントも向上するでしょう。そして、自社に愛着を感じてくれる候補者とは信頼関係も築きやすく、入社後の活躍も期待できるはずです。その結果、意欲の高い人材が社内に増え、最終的には周りの従業員の意識も高まるでしょう。

採用CXを成功させるポイント

採用ペルソナを見直す

最後に、採用CXを成功させるためのポイントを順に説明していきます。最初のポイントは採用ペルソナを見直すことです。採用ペルソナとは自社が採用したい人物像を実在する一人の人物として再現したものです。採用ペルソナが明確であれば、どのような経験や情報を候補者に提供するべきかを正しく判断することが出来ます。採用ペルソナは年齢や性別、職種、性格、価値観などの細かい情報をイメージしながら作成すると良いでしょう。

候補者との接点を洗い出す

続いてのポイントは候補者との接点を洗い出すことです。これは、先程紹介した5つのステップの中で、候補者とどのような接点があるのかを洗い出すということです。候補者とのコミュニケーションの方法は各段階によって異なるでしょう。ですので、各段階において候補者に対してどのような対応をしているかを見直すようにしましょう。特に複数の採用担当者がいる場合は、採用者によって異なった対応をしていないかも念入りに確認する必要があります。

課題の発見や解決策を立案する

4つ目のポイントは課題の発見や解決策を立案することです。接点の洗い出しが終わったら、それぞれの接点がうまく機能しているかを検証する必要があります。候補者が魅力に感じない部分があれば、それを課題とします。その結果として、明確になった課題を解決するための施策を次に考えます。例えば面接官のスキルが足りなければ、面接マニュアルの改善や、トレーニングの実施などを行うと良いかもしれません。様々な視点から課題を見つけ、改善をしていきましょう。

候補者へのスピーディーな対応を心掛ける

4つ目のポイントは候補者へのスピーディーな対応を心掛けることです。候補者の問い合わせに対する対応が遅いといい加減な会社という印象を与えてしまいます。また、選考企業に対する不安や不信感につながりかねません。さらに、選考に関してもスムーズに進まなければ候補者が離脱してしまう可能性もあるでしょう。ですので、候補者を待たせないということが採用CXを成功させる上で非常に重要です。

採用管理システムを活用する

5つ目のポイントは採用管理システムを活用することです。採用管理システムを活用する理由は、候補者に向き合う時間を確保するためです。従来の採用システムや紙媒体に比べて、採用管理システムは採用に関わる工程を大幅に減らすことが出来ます。さらに採用管理システムは応募者情報や選考情報等のデータを一元管理することが可能です。これらの情報をふまえて、それぞれの候補者に合った採用CXを提供し、さらにその経験を採用管理システムに蓄積していきます。この工程を繰り返すことで、採用CXの改善が期待できるでしょう。

まとめ

採用CXを取り入れて優秀な人材を獲得しよう

今回の記事は、採用CXの5つのステップや成功させるポイントを中心に説明をしました。採用CXは中々人材が集まりにくい時代だからこそ、重要な取り組みだといえます。そして採用CXを工夫することで企業の信頼度も上がり、優秀な人材が集まりやすくなります。しかし採用CXはタッチポイントが多いため、まずはいくつかにしぼって改善を行なうと良いでしょう。採用CXを向上させて、優秀な人材に選ばれる企業を目指していきましょう。

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