モチベーショングラフの上手な使い方とは?【社会人にも役立つ自己分析方法】

記事更新日:2021年06月11日 初回公開日:2021年02月15日

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世の中に数多くある自己分析の中でも、社会人への効果が期待されているモチベーショングラフ。モチベーショングラフは過去のモチベーションの変動から、自身の価値観や特徴を理解することに役立ちます。現在の自分を知るだけでなく、今後に活かすことができる便利な自己分析ツールです。就活を行う上でもよく使われる方法で、自分の適性や好きな仕事を見つける手助けになるのが特徴となり、モチベーショングラフを作成することで、効率良く社員のモチベーションを維持できるのもメリットです。書き方をマスターしておくことで、個人のキャリアアップを測るだけでなく、社員の理念を客観視して企業への貢献意欲に繋げることも可能です。

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モチベーショングラフとは

時系列で行う自己分析方法

モチベーショングラフとは、時系列を追って行う自己分析方法のひとつです。過去の経験から現在の自分の在り方を知り、未来のために活かすことを目的として行われます。企業で行う場合には、時系列に沿った出来事とモチベーションを記入し、過去の経験や出来事と照らし合わせる作業を行ってください。モチベーションが変動した要因を探ることで、企業側は社員の傾向や志向を理解でき、強みや弱みを明らかにすることができます。また、個人が価値観や特徴を客観的に理解できるため、自分にとっての適正を知る手法としても有効です。

日々の勤務に対しても便利なツール

モチベーショングラフの導入は自己理解を深めるだけでなく、社員の目標を共有するツールとしても役立ちます。上司が部下のモチベーションを管理していないため、社員全体のモチベーションが低い企業も多く存在しますよね。モチベーショングラフを導入することはモチベーションを可視化することであり、社員のモチベーションの源泉を見つけ出すことに繋がります。賞与や承認欲求とは関係のない部分において、モチベーション向上のきっかけが眠っている場合もあるので、仕事への意欲を引き出す上でも便利なツールです。

モチベーショングラフの目的

自分の市場価値を明確化するため

モチベーショングラフを作成することは、社員に自身の市場価値を明確化させる目的があります。モチベーショングラフは過去の経験を元に作成するため、自分を客観視することができます。これにより自身の置かれている状況や、現在のスキルレベルが明確化。さらには、企業が求めるスキルレベルとのギャップについても把握することができます。現在のスキルがどのように活かせるのかを把握することは、企業にとって個人を有益に指標できる1つになるかもしれません。

今後のモチベーション維持に活用するため

多くの従業員を抱えている企業の中には、社員のモチベーションダウンに頭を悩ませる企業も少なくありません。特にネガティブ思考の社員や、必要以上に干渉されることを嫌う従業員には、モチベーションの指導が難しいのではないでしょうか。現代は個人に合わせた方法でモチベーションを上げることが理想とされていますが、そこで役立つのがモチベーショングラフです。モチベーショングラフを利用することで、個人に合わせたモチベーションの維持方法を特定することができます。

社員のバックグラウンドを知るため

モチベーショングラフを作成することは、社員のバックグラウンドを知ることに繋がります。モチベーショングラフでは面接で分かる第一印象や学歴と異なり、人間性や過去のトラブルなどを知ることも可能です。個人の内面は、他人が知ることはできません。モチベーショングラフによって社員のバックグラウンドを知れば、社員に対する適切な関わり方を見つけることができるでしょう。バックグラウンドを知っておくことは指導の際にも重要となり、より個人に寄り添った対策を講じて信頼性を築く方法を導き出すことができます。

モチベーショングラフのメリット

社員のモチベーション管理で業績向上に繋げる

モチベーショングラフ導入の大きなメリットとなるのが、社員のモチベーションを管理して、業績の向上へと結びつける点ではないでしょうか。個人のモチベーションを管理することは、企業への貢献意欲を高めることに繋がります。ボーナスや福利厚生などの外的誘因により、社員のモチベーションが上がることは容易に予測できますね。しかし内的誘因を活かすためには、個人を知る必要があります。例えば【達成感】がモチベーションになる社員に対しては、新規事業を任せたり、細かな目標設定をしたりすると社員のやる気が上がり、業績向上につながるかもしれません。

社員の大切にしていることが客観視できる

モチベーショングラフには、社員の大切にしていることを客観視できるというメリットが挙げられます。最近はアンケート調査を行って社員への理解を高める企業も増えていますが、モチベーショングラフでは様々な観点から社員を客観視できるのが特徴です。会社への思い入れや個人にとって必要な存在はもちろん、やりがいや居心地の良さを大切にしている従業員も多く存在しますよね。育児休暇や有給取得などの複雑な問題についても、社員の大切にしていることを理解しておくとスムーズに問題が解決できるのではないでしょうか。個人が大切にしているものを客観視しておくことで、職場環境を含む様々な問題に対応できるようになります。

適性を知ってキャリアプランに生かす

モチベーショングラフを利用することで、適正を知ってキャリアプランに活かすことができます。自己分析が苦手な社員はもちろんですが、直感で物事を判断してしまう社員にとっても、モチベーショングラフは有効なツールではないでしょうか。社員は自分について深く分析することで、どう目標に向かうべきか判断することができます。そして企業は分析結果を元に、キャリアアップに向けた手厚いサポートの提供が可能になりますよね。よって冷静な自己分析で個人の適正を知っておくことは、社員と企業どちらにも大きなメリットがあります。

モチベーショングラフのデメリット

価値観が変化している可能性もある

モチベーショングラフのデメリットとなるのが、個人の価値観の変化です。時代が変わると価値観が変わるように、個人の価値観も日々変動しています。どこにモチベーションを感じるかは、任された仕事によって違う場合もあります。他人の価値観が変化するタイミングを理解するのは難しく、また自分自身の価値観を把握している人も少ないのではないでしょうか。そもそもモチベーションと良い仕事ができるかどうかは、関係がないという考え方もあります。

どうしても主観が関わってしまう

個人が作成したモチベーショングラフを共有することにより、上司の主観が仕事への悪影響を及ぼしてしまうことがあります。特に過去の辛い出来事やパーソナルな部分を知ることで、上司の価値観で社員の人格を判断してしまう場合もあるでしょう。そのためモチベーショングラフは、あくまで社員のモチベーションアップに利用するためと考え、正しい評価をすることが必要になります。社内で評価基準を設け、評価に偏りが出ない対応策などを取ると良いでしょう。

作成することが目的となってしまう可能性がある

モチベーショングラフは、社員のモチベーションの源泉を見つけ出すことがポイントです。モチベーションの源泉には達成感や貢献感、自尊感など様々な種類があります。過去のモチベーションの変動を振り返って共通点を見つけることで、源泉に繋がる感情を発見することができるでしょう。モチベーションの源泉を見つけ出した場合には、積極的にモチベーションを上げる機会を与えてあげると、社員のキャリアアップに繋がります。さらにはコミュニケーションの取り方を工夫、または個人に合った声掛けをすることが企業全体の士気を上げることにも繋がります。

モチベーショングラフの活用ポイント

困難を乗り越える力を見分ける

モチベーショングラフでは、過去の出来事から困難を乗り越える力を推測することができます。通常の業務では、業務態度から困難を乗り越える力を見抜くことは難しいでしょう。真面目で努力家であっても、逆境に立ち向かう力が低い社員は多く存在します。モチベーショングラフを参考にしたときに、困難な状況でモチベーションが上がる社員は、困難を乗り越える能力が高いことが予想されます。また同じ状況下においても、個人で心の持ち方が違うことも予測できるでしょう。困難な状況において挫折を感じてしまう社員には、どの状況でも学べることの大切さを説くなど、モチベーションが上がる問いかけをしてみると良いでしょう。

社員のモチベーションの源泉を見つけ出す

モチベーショングラフは、社員のモチベーションの源泉を見つけ出すことがポイントです。モチベーションの源泉には達成感や貢献感、自尊感など様々な種類があります。過去のモチベーションの変動を振り返って共通点を見つけることで、源泉に繋がる感情を発見することができるでしょう。モチベーションの源泉を見つけ出した場合には、積極的にモチベーションを上げる機会を与えてあげると、社員のキャリアアップに繋がります。さらにはコミュニケーションの取り方を工夫したり、個人に合った声掛けをすることが企業全体の士気を上げることにも繋がります。

成長の振り返りとして研修で活用する

トップレベルのビジネスパーソンは、常に課題への振り返りであるリフレクションを行っていると言われています。反対に業績が伸びずに悩んでいる社員は、仕事に対しての振り返りをしていない傾向があるのではないでしょうか。そこで活用できるのが、モチベーショングラフです。グラフを使い過去の経験とモチベーションを照らし合わせることで、自分の成長を確認することができるでしょう。メンタル面の成長を含め、自分を客観的に評価することは自信にも繋がります。振り返りの報告と反省のみで終わってしまっては勿体ないので、今後の業務にどう結びつけられるかを考えることも重要です。

モチベーショングラフの活用事例

株式会社コーソル

株式会社コーソルでは2012年の新卒内定者に向けて、内定者研修で「モチベーション曲線」の作成を促しています。過去を振り返り嬉しかったことや楽しかったこと、反対に苦しかったことや辛かったことをピックアップし、その背景をシートに記入。他にもコミュニケーションテストで自己分析を行い、自分の特徴について理解させています。株式会社コーソルの研修では仲間のモチベーショングラフについても触れ、人により様々な価値観があることを指導。夢やモチベーションを大切にし、仕事を通して自分の価値を高めることの大切さを説く場面で活用しています。

株式会社DYM

WEB事業や人材事業を展開している株式会社DYMでは、2018年に企業独自の選考においてモチベーショングラフを活用しています。選考については、就活者がこれまでの人生のモチベーショングラフを書き、それを5分間でプレゼンするという内容になっています。学生4人に対して人事が1人という構成になっているので、自分自身について端的に話す力が試されていますね。モチベーショングラフは他人と被ることがない上、個人の心持ちや価値観を知るためには最適な選考方法かもしれません。

dip株式会社

人材サービスやAIを提供しているdip株式会社では、2019年の二次面接においてモチベーショングラフを活用しています。モチベーショングラフは面接前に記入して提出。個人が記入したグラフに沿って質問する形式をとっています。モチベーショングラフを使うことで、志望動機に至るまでや困難の乗り越え方、自身の長所や短所などが伝わりやすくなりますね。様々な業界との接点があるdip株式会社にとって、的確な自己PRができることは、重要な選考基準であると言えるでしょう。

まとめ

モチベーショングラフを使い会社と従業員が共に成長しよう

モチベーショングラフは、社員の育成において便利な自己分析ツールです。個人が過去のモチベーションを振り返ることは、企業に対する気持ちや満足度を測ることにも繋がるでしょう。現在は就活者や企業の選考の際に利用されることが多いモチベーショングラフですが、企業全体で取り組みを行うことで業績の向上や社員のキャリアアップが期待できます。最近では書き方のテンプレートがパワポで作成できたり、PDFファイルのダウンロードが可能なので、簡単にモチベーショングラフを導入することができます。より良い職場環境を提供したいと思ったときや、社員のモチベーションが気になるときに利用できると良いですね。モチベーショングラフを導入して、企業と従業員が共に成長していける会社を目指しましょう。

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