地頭がいいとは?【地頭がいい人の特徴や習慣を紹介】

記事更新日:2021年06月11日 初回公開日:2021年02月15日

用語集 採用・求人のトレンド 人事・労務お役立ち情報

地頭の良さに的確な定義はありませんが、「地頭」とは、「大学などでの教育で与えられたのではない、その人本来の頭の良さ」といえるでしょう。それは、たくさん勉強したので知識が豊富、ということではないようです。地頭が良いとは、論理的な思考ができる、人に説明する能力が優れている、頭の回転が速い、柔軟な発想ができるといったことを意味します。つまり自分で考える力に優れ、コミュニケーション能力が高いことなのです。

就労ビザ取得のためのチェックリストをダウンロードする

地頭がいいとは

その人本来の頭の良さを評価する言葉

地頭の良さに的確な定義はありませんが、「地頭」とは、「大学などでの教育で与えられたのではない、その人本来の頭の良さ」といえるでしょう。それは、たくさん勉強したので知識が豊富、ということではないようです。地頭が良いとは、論理的な思考ができる、人に説明する能力が優れている、頭の回転が速い、柔軟な発想ができるといったことを意味します。つまり自分で考える力に優れ、コミュニケーション能力が高いことなのです。

自ら考える力が優れている事

地頭が良い人は、物事を論理的に考えられるため、人から意見を求められたときや、判断・選択を迫られたときに正しい答えを導き出せる能力が高いのです。そのため、さまざまな状況や情報などに応じて的確に判断を出せるので、自ら考える力が優れているといえます。質問をしっかり理解しているか、質問に対して的を射た回答ができているか、想定外の質問に対して臨機応変に回答できるかなどが、地頭の良さとして判断されるでしょう。

地頭がいい人の特徴

新しい情報に対しても理解が早い

地頭が良い人は頭の回転が速く、臨機応変さに優れています。そのため、新しい情報が入ってくると、すぐに内容を理解できます。新しい情報によって、どのような変化やメリットが生じるかということまで考えを巡らせるのが、地頭が良い人の特徴です。1つの物事に対してあらゆる方向から考え、そこに新しい情報も加えることができます。新しいプロジェクトの立ち上げや、新しい企画を考える仕事で、斬新なアイディア出すことができるのです。

理論的に物事を考える事が出来る

地頭が良い人の話は起承転結がハッキリしており、理論的に物事を考える事が出来るので、分かりやすいといえます。地頭が良い人には、どのような事柄においても理解力が高いため、言葉や文章の読解力に優れていて、人に説明をするのが上手です。また、1度聞いたことをしっかり把握し、話を聞きながら創造力を働かせています。その時点である程度自分のものにできるので、少しの説明で話の全体像を掴めたり、本質を見抜けたりします。

幼少期から勉強する習慣がある

子供の頃から考える力を養ってきた人は、地頭が鍛えられています。地頭が良いと言われる人は、「どうしてこの答えになるのか」「なぜその現象が起こったのか」など、疑問やプロセスに重点をおいて勉強してきた傾向があります。地頭が良い人は、子供の頃から考える訓練を重ねてきたことで、論理的思考や高い理解力が身についたのでしょう。また大人になっても興味のある分野の勉強をしたり、本を読んで知識を深めたりしているものです。

日常的に読書をしている

地頭が良い人には、毎日の生活の中で新しい気付きや刺激を大切にしている傾向があります。そのため、日常的に本を読み、他人の価値観に触れていて、自分自身の視野を広げる習慣があります。地頭が良い人の理解力や読解力の高さ、柔軟性のある思考、独自の価値観は、本を読むことでも鍛えられているのではないでしょうか。さらに地頭が良い人の中には、興味のある分野の本を読み尽くし、専門家レベルの知識を持っている人もいます。

臨機応変に素早く対応することが出来る

地頭が良い人は、精神面や仕事面において切り替える力に長けています。何かトラブルに直面した時、目の前のことに執着せず「ひとまず置いておく」ことができるのです。例えば、仕事で急なトラブルが発生した場合、今行っている仕事の手を止めて、素早く問題解決に取り組みます。地頭が良い人は、「今優先すべきことは何なのか」ということを常に頭に入れています。だからこそ、どんな場面でも臨機応変に切り替えができ、柔軟な対応が行えるのです。

地頭が良い人を採用するメリット

生産性向上

地頭が良い人は、どんな分野でも業務に関する必要な知識の習得に余念がありません。常にさまざまなことを考えており、「こうすればもっと良いかも」と、いかに効率よく、高い生産性で仕事をするにはどうすれば良いかを考えています。生産性の向上に貢献できます。トラブルが発生した場合、考えることをストップせず、冷静に問題の本質を分析します。そして、その問題を再度繰り返さないための対策までしっかり立てられる人が多いでしょう。

将来のリーダー候補が育つ

地頭が良い人が考える範囲は自分の仕事だけにとどまりません。一緒に働く同僚の様子や仕事の進捗状況にも気を配ることができ、視野の広さを兼ね備えています。「気が利く」「リーダーシップがある」「仕事ができる」と言われている人は地頭の良さを発揮しているともいえるでしょう。実際に仕事が自分よりできて、自分を伸ばすことができ、しかも気を使ってくれる上司であれば、部下は快く指示に従い、モチベーションも上がります。

地頭がいい人の習慣

目標を明確化し常に目標に向かって行動する

人はみな同じ時間を共有しているにも関わらず、地頭が良い人はなぜ知恵と経験が豊富で問題解決が早いのでしょうか。まず地頭の良い人はいろいろな事に興味を持ちます。一度興味を持ったら、満足するまで関わります。難問であれば解決しようとし、仕事に必要な技量であれば、それを習得しようとするでしょう。目標を明確化し常に目標に向かって行動するのです。ただ、無駄な努力をせず、必要な方向にだけ努力をするので効率が良いのです。

日常的に文章を書く

地頭が良い人の特性の一つが、論理的思考です。文章を書くことは、論理的思考を身につけるためのとても有効な訓練のひとつ。毎日ブログや日記を書くなど、まずは文章を書くのに慣れることが大切です。そして、自分が書いた文章を読み返し、順を追って分かりやすく書かれているか、起承転結を意識できているかなどをチェックしてみましょう。また、何か調べた内容をまとめる作業も、論理的思考を身につけるための訓練になります。結果、普段の会話の中での論理思考が身に付きます。

根拠に基づいて意見を述べる

地頭が良い人は物事を理解しようとする時に、主観や感情を一旦置いておき、客観的に考えることができます。主観や感情を外すことで、考えるべき内容が明確になり、根拠に基づいて意見を述べることができるのです。地頭が良い人の代表的な特徴である論理的思考を身に付けるためには、喜怒哀楽の感情をコントロールし、目の前の事実のみを根拠に考えることが大切です。感情を交えず、事実のみからシンプルに考えられるようになると、論理的で正しい答えが導き出せるようになります。

沢山の人とコミュニケーションを取る

"

色々な人と関わって新しい刺激を受けると、視野が大きく広がります。新鮮な価値観に触れることや、知らなかった世界に関心を持つのも、地頭を良くするための方法です。そのためには、沢山の人とコミュニケーションを取るようにしてみるといいでしょう。また、地頭が良い人と積極的に関わるのも効果的。考え方や話し方をよく観察していると、どんな風に考えて行動しているのか次第に分かるようになります。学んだ価値観や考え方を自分に取り入れれば、地頭が良い人により早く近づけます。

"

面接の際に判断する事が大切

地頭は、企画職やマネジメント業務をする上では非常に大切な能力です。地頭が良い人は、新しい事への対応も早く、情報の吸収力もあり、アウトプットも当然できます。何事も一旦肯定的に見てから考える習慣があり、情報を整理した上で最終的にアリかナシかを判断します。この特性は、学歴や職歴などの経歴書を見ただけでは、なかなか見えてきません。会話の中での応答力を見なければ確認が難しいといえます。面接のときに地頭の良さを判断する質問を準備しておくべきでしょう。

地頭がいい人を採用するためには

面接時に判断する

面接のときに、地頭の良さを測るにはどのような方法があるでしょうか。地頭の良さの大きな尺度の一つ、興味領域の広さと深さは、情報へのアンテナの高さではかることができます。またその情報量の確認にも、面接の中で時間を割くべきです。話し始めた事について、5W1Hで内容を深く聞きます。「いつの情報か」「どうやって情報を入手したか」など。加えて「仕入れた情報量と応募者の意見・考え」も必要です。プライベートな話になるようであれば、地頭は期待できないと考えられます。

地頭がいい人を採用する際の注意点

地頭がいいという事は勉強ができるとは違う

「地頭」とは、「その人本来の頭のよさ」を意味する言葉。一般的には、論理的思考力やコミュニケーション能力などを表し、知識が豊富、勉強ができるというような意味合いとはやや異なります。地頭が良い人とは、考察力や判断力などに優れ、自ら考え抜く能力を持っている人のこと。また、他者の気持ちを察する能力に優れ、円滑な人間関係を築くのが得意です。そのため学歴や経歴書から読み取りにくい特質であり、面接の中で注意深く、それらの要素を見抜かなければなりません。

地頭がよくなくても戦力になる人材はいる

地頭が良い人の特徴であるリーダーシップに目を向けてみます。企業が求める人材の全てに、リーダーシップが必要なのでしょうか。優れたリーダーのもとで、その指示の意図を理解し、結果を出すために貢献できる人材もまた、組織にとって重要なスタッフです。コミュニケーションは得意ではないが、研究意欲のある人材、向上心を持ちながら、将来リーダーとなるために忠実に指揮に従う人材なども貴重です。地頭がよくなくても戦力になる人材はいると言えるのではないでしょうか。

まとめ

地頭がいい人を見極めて組織を高めていきましょう

組織とは、リーダーが自ら問題解決能力を持ち、配下の構成員に対して適切な指示を下して、迅速正確に成果を挙げていくことが重要です。そのためには、配下の構成員たちには、指示の意味を自ら理解し、結果を出せる能力がなければならないでしょう。よく理解できずに忠実さだけで従うのでは効率は良くありません。地頭の良いリーダーを指揮官にして、ベクトルを同じくする部下によって築かれた階層は組織力のとても高いものとなります。地頭がいい人を見極めて組織を高めていきましょう。

外国人・グローバル人材の採用をお考えの企業様へ

事例

「日本語+英語+さらに語学が堪能な社員の採用」「海外の展示会でプレゼンが出来る人材」「海外向けサービスのローカライズ出来る人材」「海外向けWebサイト構築・集客」など、日本語も堪能で優秀な人材へのお問い合わせが当社に相次いでいます。

他社の外国人採用成功事例はこちらからご覧ください。

【無料】就労ビザ取得のためのチェックリストがダウンロードできます!

就労ビザ取得のためのチェックリストダウンロードバナー

グローバル採用ナビ編集部では外国人の採用や今後雇い入れをご検討されている皆様にとって便利な「就労ビザ取得のためのチェックリスト」をご用意いたしました。また、在留資格認定申請書のファイル(EXCEL形式)もこちらよりダウンロード可能です。

こちらのチェックリストはこのような方におススメです!


  1. 外国人採用を考えているがビザの申請が心配。
  2. 高卒の外国人は就労ビザの申請できるの?
  3. どのような外国人を採用すれば就労ビザが下りるの?
  4. ビザ申請のために何を気を付ければいいの?
  5. 過去に外国人のビザ申請をしたが不受理になってしまった…
  6. 外国人材を活用して企業の業績アップを図りたい方。
  7. 一目で分かるこんな就労ビザ取得のチェックリストが欲しかった!


他社での事例やビザ申請の際に不受理にならないようにまずは押さえておきたい就労ビザ取得のためのポイントを5つにまとめた解説付きの資料です。

就労ビザ取得のためのチェックリスト(無料)のダウンロードはこちらから!

ページトップへ戻る
ダウンロードはこちら
ダウンロードはこちら