エグゼクティブコーチングとは【具体的な流れや成功させるためのポイントを解説】

記事更新日:2022年08月18日 初回公開日:2022年08月17日

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経営において予測のできない厳しい時代。いま注目されているのがエグゼクティブコーチングです。経営環境の変化や働き方改革に代表される企業と個人との関係性の変化などから経営者や経営幹部(エグゼクティブ)の強いリーダーシップが求められているなかで、過去の経験だけに頼り、自らの判断だけで難局を乗り切るのは難しいと考えるエグゼクティブが増えています。そこで注目されているのが外部からプロフェッショナルコーチと呼ばれる経験や実績をもつ外部の専門家とのビジネスコーチングです。エグゼクティブの成長と意識改革は経営戦略を実現する重要なファクターとして注目されています。

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エグゼクティブコーチングとは

企業のエグゼクティブ層を対象としたビジネスコーチングのこと

エグゼクティブコーチングとは企業の経営において責任や影響を及ぼす経営者や経営幹部を対象に行うビジネスコーチングのことを言います。コーチングとは一方的な指導とは異なり対話によって相手の目標や自己実現の達成をコミュニケーションをとりながら行います。コーチングを行う人をプロフェッショナルコーチ(以下、コーチ)と言い、受ける側をクライアントと呼びます。コーチは専門の訓練や経営・マネジメントの経験を有し、客観的な立場でクライアントの課題に対して定期的な対話を行うことでクライアントの自発的な課題解決や目標設定を促します。

エグゼクティブコーチングとコンサルティングの違い

コンサルティングはクライアントに代わって課題解決を提供する

コンサルティングは経営者や経営幹部からの相談に対して課題の解決策を示します。自身の専門的な知識やスキル、同業他社のデータや実績をもとに自社の現状と目標とを埋めるための戦略を提案します。対してエグゼクティブコーチングは課題の解決策を示すのではなく、経営者や経営幹部と対話を重ね企業側が解決策を見出していきながらリーダシップ強化や経営戦略の実現を支援します。コーチは企業側の話を傾聴しつつ、質問を繰り返していき自発的なアイデアや行動、成長までを促すことを目的としています。

エグゼクティブコーチングの目的

組織全体に良い影響を与えるため

エグゼクティブコーチングではコーチと企業側に合わせたプログラムを構築し、コーチから得た知識やコーチングの傾聴と対話によりリーダーの意識改革や行動改革につながり、エグゼクティブとしてのスキルが向上しますので、会社を動かすエグゼクティブの変化は組織で働く人たちとのコミュニケーションや指導などにも変化が生まれます。ゆえに経営者や経営幹部がエグゼクティブコーチングを受けることで、より一層周囲に優れたリーダーとしての良い影響を与えることができるようになります。

経営スキル向上に努めていることをアピールできる

企業として外部に経営者や経営幹部がエグゼクティブコーチングを受けていることを発信することでトップ自らが組織において成長を求めていることがアピールできます。アピールする相手は人材採用においては会社に対しての印象が良くなると考えられます。また社内に向けても経営層が意識改革や行動改革に積極的に取り組むを姿勢が伝わります。外部に対してはコーチと構築したより具体的かつ達成可能な経営目標などを発信することが出来るようになり会社への信頼度が高まります。

エグゼクティブコーチングの効果

リーダーとしてのスキルを高めることができる

まずエグゼクティブコーチングの最大の目的はエグゼクティブが経営のプロフェッショナルに成長することであり、エグゼクティブとして豊かな人間性と社会性を持つ経営社や経営幹部を目指すことです。またコーチングにより得られるのは部下との信頼関係の構築や、アンガーマネジメント、適切な判断力や行動力などを学ぶことができ、エグゼクティブとしての自信に繋がります。エグゼクティブの変化によりコミュニケーションの幅が増え組織全体が良い方向に向かいます。

部下に対して適した方法で育成することができる

二つ目は部下に対しての指導やコミュニケーションに変化が生まれます。部下に個性やスキルに合わせた方法で指導や育成ができるようになります。またエグゼクティブが自ら学ぶ姿勢や意識改革による変化は一緒に働く部下にも波及効果が期待でき、チームとしてのコミュニケーションにも幅がでて、チーム全体が良い方向に変化していきます。同時にチーム全体の風通しがよくなり、より活発なコミュニケーションが生まれ、働きやすい組織に変わっていきます。

多様化への対応力を向上できる

三つ目は組織内の多様性(ダイバーシティ)への対応力の向上です。昨今の働き方改革や教育、価値観の変化により年齢や性別、人種による垣根が無くなりつつあります。よって従来の価値観のままでコミュニケーションを行うことにはリスクが生じます。コーチングで身につけたスキルにより多様性のある人材に対しても適応力を身につけることができ、適切なコミュニケーションを行うことが出来ます。採用面においては企業の理念や方向性に共感を持った多様な人材を雇うことが出来るようになります。

エグゼクティブ層の孤独感や不安感を解消できる

最後に変化の激しい現代においては過去の成功や経験則が有効でなくなることも考えられます。経営者や経営幹部などのエグゼクティブは自身の経営判断や経営戦略構築において相談相手が少なく、孤独感や不安感に苛まれることが多くなります。エグゼクティブコーチングにおけるコーチは多くの経験やスキルを擁しており、客観的な立場での対話を通じてクライアント自らが問題解決に向けての気づきを得たり、フィードバックで確認することができます。孤独なエグゼクティブにとってコーチは組織外の信頼できる相談者となります。

エグゼクティブコーチングの流れ

現状の課題を分析する

エグゼクティブコーチングにはカリキュラムはありません。コーチとの対話を基本的に1対1の個別面談で行い、クライアントの個人の課題や企業の目標を設定していきます。コーチングは対面で行うことが多いですがオンラインシステムや電話、メールを活用してのサポートも行います。クライアントごとに課題や目標は千差万別ですので、コーチとの対話を通じてクライアントの課題を見つけ出していきます。出てきた課題に対してコーチは専門的な観点からクライアントと共に分析していきます。

目標を設定する

次に分析した課題に対して、何を目標とするかをコーチとの対話を通じてクライアントが決めていきます。大切なのはクライアントが必要とする経営課題を解決するための学びやスキルをコーチと共有することですので、コーチには的確に伝えるようにします。コーチとクライアントとで密なコミュニケーションをとり、明確な目標を設定していきます。目標が定まったら明確な目的や進め方、フィードバックの方法や見直しなども確認していきます。

コーチングを実施する

課題の分析、目標設定ができたら実際にコーチングセッションを実施していきます。実施期間はコーチング内容や設定した目標に合わせて決めていきます。およそ月に1〜2回程度を6〜12ヶ月間行います。1回のコーチングセッションは60〜90分が一般的です。この期間がクライアントの目標達成のための実践期間となります。コーチングセッションによって定めた目標に対して実践していき、期間中はコーチと目標の再確認や現状把握、場合によっては目標の修正、次のステップの確認などを行いながら進めていきます。

客観的な指標によるフィードバックを行う

エグゼクティブコーチングの実践期間を経過した後はコーチングでの初期または途中で見直した目標に対しての成果や結果の振り返りを行います。コーチとクライアントでエグゼクティブコーチングを受ける前後でどのような変化が生じたかを振り返ります。またコーチングにおいて数字を明確に表すことが難しい課題に対してもコーチングの前後で振り返りが行えるように目標の見える化や進め方、フィードバックの方法を明確化させます。行ったフィードバックの結果をもとに個人や組織で定着化させることも重要です。

エグゼクティブコーチングを成功させるためのポイント

コーチの資格だけでなく経歴もチェックする

プロフェッショナルコーチは経営者や経営幹部にとって経営の右腕のような存在とも言えます。よってコーチを選ぶ際の重要なポイントがあります。まずは資格の保持については一般社団法人エグゼクティブコーチング協会がプロフェッショナルコーチの資格認定を行っています。次に資格だけではなくコーチの経歴も確認します。クライアントが求める課題解決に合う経歴のあるコーチを選ぶことが重要です。エグゼクティブにとって必要な企業の経営やマネジメントの経歴を持っているコーチだと安心です。

エグゼクティブコーチングを提供している団体を利用する

株式会社コーチ・エィ

コーチ・エィ社は2001年8月設立で国内以外にもニューヨーク,上海,香港、バンコクにも拠点を持つグローバルな企業です。世界認定のプロフェッショナルコーチが100名以上在籍するなど規模が大きく、国内で最もエグゼクティブコーチングにおいて長い歴史を持ちます。リサーチ専門家を多数擁したコーチング研究所による独自の分析を活用したコーチングが強みと言えます。クライアントが最も実感した効果として「ビジョンの明確化93%」と高い評価を受けています。

ビジネスコーチ株式会社

ビジネスコーチ社は2005年4月設立で国内大手企業を中心に500社以上のビジネスコーチングの実績がある企業です。サービス内容は組織の階層に合わせたプログラムが用意されており、かなりきめの細かいコーチングが期待できます。HPでは同社の50名を超えるプロフェッショナルコーチが顔写真と合わせて経歴とコーチとしての実績、著書などを見ることができるので自社に合うコーチを見つけることができます。またエグゼクティブだけでなく若手層・中堅層の教育プログラムも擁しています。

株式会社ツリー・オブ・ジェムス

ツリー・オブ・ジェムス社は2004年12月設立で日本航空客室乗務員経験やJALアカデミーで接客待遇マナー研修講師の経験のある女性経営者の企業です。同社は官公庁や大手通信会社、鉄道会社ほか多くの企業の人材育成やコンサルティングの実績があります。エグゼクティブコーチングでは同業他社と比較して女性プロフェッショナルコーチの資格取得者を数多く擁しています。クライアントがコーチングに集中できる環境を重視しており、エグゼクティブ自身の力で方向性や解決策を導きやすいコーチングを行います。

エグゼクティブコーチンングの料金相場を理解して検討する

エグゼクティブコーチングの相場としては1回60〜90分で5〜10万円ほどになります。企業によっては20万円という費用設定もありますのでサポート内容を比較する必要があります。コーチングを受ける期間は6〜12ヶ月間で月2回としている企業が多いので1回5万円の場合は6ヶ月間60万円となります。またエグゼクティブコーチングのトライアルキャンペーンとして通常価格から80%OFFや無料体験を実施している企業もありますのでまずは体験してみてもいいかもしれません。

まとめ

エグゼクティブコーチングを利用してエグゼクティブ層の成長につなげよう

エグゼクティブコーチングは経営者や経営幹部が経営において相談する相手がいない孤独感から解放し、専門知識のあるプロフェッショナルコーチが経営課題について1対1の対話から課題を抽出しクライアントと共に目標設定や課題解決へのプロセスを構築します。企業のトップの意識改革や明確な目標設定により組織全体への良い影響も期待できます。プロフェッショナルコーチは個々の得意とする分野や経歴、実績によりクライアントとの相性もありますので、十分に吟味してからコーチングを開始することでミスマッチを防ぐことができます。費用についても相場とサービス内容を比較しながらパートナーを選ぶことが重要です。

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