AI面接とは?【導入が進むAI面接のメリットや具体的なツールを解説します】

記事更新日:2021年08月20日 初回公開日:2021年08月20日

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近年、コロナウイルスの流行に伴い、ソーシャルディスタンスを行う必要性が増してきました。そこで、人と人とが直接対面で行う面接に代わり、AI面接の需要が高まってきました。そもそもAI面接とは、AIが面接官となって行う、採用面接における1つの手法のこと。この記事では、AI面接を取り入れることでどのようなメリットやデメリットがあるのか、さらに注意点などについてもお伝えします。これから採用面接を行っていく際に、AIを導入していきたいと考えている採用担当者の方にぜひ読んで頂きたい内容です。

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AI面接とは

面接官としてAIがやり取りすること

AI面接とは、採用面接における1つの手法であり、面接官を人間ではなくAIが担当して行うもの。人間が監視することなく、あくまでAIとのコミュニケーションのみで面接が完結します。スマートフォンやパソコンのアプリケーションを用いて行うのが一般的です。約10日間かかる面接を、AI面接であれば最短約3日間で完結することができます。面接を受けるのに場所や時間を選ばず、遠方の求職者も受けることができます。企業も遠方の優秀な求職者にアプローチすることが可能となり、AI面接では双方にメリットをもたらすでしょう。

AI面接が広がった背景

コロナウイルスの流行

AI面接が広く浸透するようになった背景には、コロナウイルスの流行があります。もちろんコロナウイルスの流行以前にも、AI面接を行えるアプリケーションの開発や、採用面接での使用は始まっていました。しかし、アプリケーションの1つであるSHaiNでは、2020年2月には導入している企業が120社であったのにも関わらず、今では300社以上に増加しています。コロナウイルスの感染拡大の防止として、人と人が対面で行う面接よりも、AIを介した面接の需要の方がが高まっているのです。

AI面接の服装

スーツが一般的

AI面接を受ける際には、スーツを着用するのが良いでしょう。AI面接では、スマホやパソコンの前に座って面接を受けます。その際にはカメラでの記録が行われます。つまり、表情や服装なども評価対象になるのです。だらしない格好で面接を受けてしまうと、減点の対象になってしまう可能性があります。またスーツを着用すると、気が引き締まって、対面と同じような緊張感の中で面接を受けることができます。よって、AIとの面接であってもスーツを着用することが好ましいでしょう。

AI面接のメリット

業務を効率化できる

AI面接を取り入れると、業務を効率化することができます。採用にかかる時間や労力を減らすことができるのが、人事採用者が特に感じるメリットです。書類選考において、多くの応募者がいると、面接に進む人材の選考にかなりの労力を使うでしょう。一般的な面接では、合格者を決定するまでに約10日もかかってしまい、時間がかかります。しかしながら、AI面接を取り入れると、それを約3日にまで短縮することが可能となります。AI面接では、採用担当者の時間と労力を減らすことができるのです。

コストが削減できる

コストが削減できることも、AI面接を取り入れるメリットの1つです。例えば、東京などの都市で行われる面接に、地方在住者が応募しようとすると、会場に着くまでに費用と時間がかかります。また、応募者が多数いる場合は、採用担当者自ら出向くこともあるでしょう。しかしながら、対人との面接ではなくAI面接であれば、これらのコストと時間を削減することができます。会社近辺に住んでいる人だけでなく、他県に住む人も応募しやすくなり、選べる人材の幅が広がります。その結果、より求めている人材に近い人を採用することが可能です。

面接評価基準を統一できる

AI面接を取り入れることで、面接評価基準を統一することができます。対人との面接では、面接官の主観が混じることで、面接官によって応募者を合格にするか不合格にするか、変わってしまうことが多々あります。また、面接官との相性が悪かったことによって、不合格になってしまったというケースも多いでしょう。AI面接では、戦略採用メソッドに基づく資質評価により、評価のばらつきが解消されます。公平な採用基準を設けるので、採用の質が向上することが期待できます。

AI面接のデメリット

優秀な応募者を不合格にする可能性がある

AI面接では、実は優秀な応募者を不合格にしてしまう可能性があります。AI面接は、合理的かつ効率的なデータを出します。そのため、あくまで現時点での情報のみで合否を決めてしまうので、将来の可能性や人間の勘のような判断ができません。会社の発展のためには、時にイレギュラーな人材の採用に踏み切ることも必要です。そのような人材の採用が、会社の将来に繋がる可能性があるのです。AI面接だけでは、応募者の将来性までを加味して採用することは難しいでしょう。

結論は出せるが理由が説明できない

また、AI面接では結論は出せますが、その理由を説明することができません。AI面接では、合否のみの提示が行われます。よって、判定の内容・理由を事細やかに説明することができません。アプリケーションのSHaiNでは、有料のスタンダードプランを利用すると、総合評価コメントを見ることができます。しかしながら、その分納品期間が遅れてしまうので、採用者をすぐに決めたいのかじっくり決めたいのかによって使用するかどうかを決めると良いでしょう。

AI面接の注意点

AI面接は合否を決めるものではない

AI面接は、合否を決めるものではありません。AI面接でのデータをもとに、二次面接を行うのは人間です。最終的にどの候補者を採用するかを決めるのは、人間の力で行うので、比較的気軽にAI面接を取り入れている企業も増えています。また、SHaiNではAI面接の後に企業に提出されるレポートの作成も人間が行っています。候補者の回答のデータをもとに、専門スタッフがその候補者の資質を評価レポートとしてまとめているのです。AIの力に不安がある場合でも、試してみる価値があるかもしれません。

AI面接の質問内容

対面の面接で聞かれる内容と同じ

AI面接で聞かれる質問は、対面で聞かれる質問とほぼ同じと考えて良いでしょう。実際に、「大学受験や試合、イベントなどで計画を立て、物事に取り組んだ経験はありますか」など、面接でよく聞かれるような質問がされています。しかしながら、答えが不十分であるとAIが判断すると、「もう少し詳しくお聞かせください」と深く突っ込まれてしまいます。AI面接では、繰り返し追及されることから、対面での面接に比べて時間がかかることも多いのです。

AI面接を行うアプリケーション

SHaiN

SHaiNは、株式会社タレントアンドアセスメントが運営しているサービスです。株式会社吉野家や株式会社サンケイエンジニアリング、株式会社松屋フーズホールディングスなど、約300社以上が利用しています。戦略採用メソッドという理論を用いて、候補者の資質を見抜くことに特化していますが、自社で簡単な質問を作ることもできます。SHaiNでは、無料で利用できるスタートプランに加えて、総合評価コメントが見られる有料のスタンダードプランなどが用意されています。アルバイト採用なのか新卒・中途採用なのか、利用する目的に応じて選ぶと良いでしょう。

GROW360

GROW360は、Institution for a Global Society株式会社が運営しているサービスです。GROW360では、2つのコンセプトを掲げています。1つ目が、360度評価にAIを活用した評価補正を掛け合わせ、信頼性の高い他者評価を実現すること。2つ目が、IATと呼ばれる潜在的な傾向チェックにより隠れたパーソナリティやバイアスを可視化することです。全日本空輸株式会社や日本たばこ産業株式会社など、様々な企業が利用しています。GROW360には、無料のサービスはなく、AIデータ管理料や受検料がかかります。

HireVue

HireVueは、アメリカのHireVue社発のデジタル面接プラットフォームです。Amazonやゴールドマンサックス・日本航空など、約800社が利用しています。アメリカで作られたこともあり、グローバルに利用されているのが特徴的です。あらかじめ設定された設問に対し、候補者の回答を録画するタイプの面接手法を用いています。無料のプランはなく、採用予定人数や採用計画に伴うプランを年単位で契約する必要があり、月額費用については15万円からとなっています。

AI面接を導入している企業

ANA

AI面接を取り入れている企業には、ANA(全日本空輸株式会社)が挙げられます。ANAでは、「求職者のパーソナリティーをいかに多面的に見るか」という点に課題を抱いており、その解決策として、GROW360を利用してAI面接を取り入れました。AI面接は、自社にマッチしている人材の採用に向いており、取り入れたことによって二次面接以降の人材の精度が上がりました。また、AI面接では他社評価ができるところも魅力であるとしています。

株式会社吉野家

株式会社吉野家も、AI面接を取り入れている企業の1つです。2018年からアルバイト採用をはじめ、中途社員・フィールド社員の採用を行うため、SHaiNを導入しました。面接を受ける際に、店長との対面での面接か、AIとの面接か、応募者自身で選ぶことができます。AI面接を導入したことによって、店長の業務負担が軽減することが可能になりました。日中学校がある学生も面接を受けやすくなり、応募者と店舗の双方にメリットをもたらしています。

日本たばこ産業株式会社

日本たばこ産業株式会社も、AI面接を取り入れています。面接の結果を定量化するツールとして、AI面接を導入しました。360度評価で学生が学生を評価すること、客観的に結果を見られるところに魅力を感じ、導入に至りました。AI面接を取り入れたことによって、過去に似たような人材のみを採用していたことに気付くことができたとのこと。日本たばこ産業株式会社では、1つのAIサービスでなく複数のAIサービスを活用しているのもポイントです。

まとめ

AI面接を導入し効率的に面接を行おう

人同士の接触をできるだけ避ける必要がある今、AI面接を導入することは有効的な手段であるといえます。AI面接は、場所や時間を選ばず応募者の好きなタイミングで受けられるだけでなく、企業側の負担も軽減することができます。つまり、個人と企業の両方にメリットをもたらすのです。一方で、AI面接は合否を決めるものではありません。AI面接と、対面での面接を組み合わせることによって、より企業とマッチする人材の確保に繋がります。総合的に判断し、新たな人材の確保に努めましょう。

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