研修計画の立て方とは?【流れや計画を立てるポイントについてお伝えします】

記事更新日:2022年09月22日 初回公開日:2022年09月22日

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社会人になると入社後や昇進後等に研修を受ける機会が多くなります。研修は現在関わっている業務や将来関わるであろう業務において必要になる知識やスキルを学習する場として設けられています。しかし研修はただ実施すればいいという訳ではありません。しっかりとした計画の元で行う必要があります。今回は研修計画の目的や一般的な研修の流れ・研修を立てるポイントなどについて解説していきます。今から研修を行おうとしているご担当者の方は是非参考にしてみてください。

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研修計画とは

組織全体で一年間に取り組む人材育成施策の全体計画を立てること

研修計画とは、組織全体で一年間に取り組む人材育成施策の全体計画を立てることです。全社共通の研修や年次階層別研修等、組織ごとに年間を通して取り組むべき研修を中心にした育成計画の全体的な計画を立てることを指します。全社共通研修はコンプライアンス等の全社員に受講が必要な研修で全員同時に受講します。他には業務に必要となるスキルアップのための研修や昇進した後に求められるスキルの研修などです。様々な組織の状況を鑑み、年間計画を立てる必要があります。

特定の対象者を一定期間かけて育成する計画を立てること

特定の対象者を一定期間かけて育成する計画を立てることも研修計画の一つです。特定の対象者とは、新入社員やリーダーに上がった人を対象としたものです。新入社員・中途社員研修やリーダー研修は一定期間内に育成施策を複数組み合わせたものを研修として実施します。新入社員や中途社員研修では、入社後に業務を始めるために必要な様々な要素を組み合わせて集中的に学ぶ機会を設けます。リーダー研修ではリーダーとして役目を果たせるために必要な複数の要素を組み合わせ研修を行います。

特定のテーマや対象者に向けて実施する研修の計画を立てること

研修計画は特定のテーマや対象者に向けて実施する計画を立てることです。特定のテーマとは、コミュニケーション研修やハラスメント防止研修など対象者や目的をを絞ったもので、テーマに沿い研修を計画しなければなりません。コミュニケーション研修では、組織全体の生産性向上のために必要となる社内でのコミュニケーションを活性化するにはどうすべきなのかを学びます。ハラスメント防止研修では階層に合わせて、正しい知識を学び理解を深め、職場でのハラスメントを行わないようにする対策や職場環境の改善がテーマとなっています。

研修計画の目的

研修の目的が明確になっているか

研修計画の目的は、研修の目的が明確になっているかが大切です。研修を行う前提として、人材を育成することによって企業の経営戦略を達成するためのものであると認識しなければなりません。しかし企業の研修は長年同じものが繰り返して行われている場合も多く、現状と研修内容が合っていないという場合も見受けられます。内容見直しの必要性は感じていても担当者が交代したことによって研修を行うことに精いっぱいで手が回らないという可能性もあります。多様化に合わせて研修内容も柔軟に対応する必要があり、研修を行うことが目的とならないようしっかりと見直しを行うことが大切です。

本質的な課題解決になってるか

本質的な課題解決になっているかも研修計画の目的です。研修は企業内で起こっている問題解決を図るために実施しているはずです。ハラスメント問題が発生した場合に、ハラスメント防止研修を実施します。起こった問題の解決として研修を行うことは、的が絞れているため研修計画を立てやすくなりますが表面的な問題だけに注視してしまい根本的に解決を行えていない場合があります。研修を行っても効果を感じられない際には、問題の原因が別のところにないかをしっかりと分析し、本質的な課題を把握しましょう。

研修計画の種類

自社企画

研修計画には自社企画があります。自社の社員は内情をしっかりと把握している場合が多いため、企業の経営や業務に関した研修は自社内で行う方が効率的と言えます。企業のビジョンや経営方針だけでなく、就業規則や業務に関しての内容・業務に必要とされる営業や技術面での社内ノウハウ等を学ぶ研修は社内で企画を行いましょう。研修講師に社内の従業員を確保出来れば、自社のノウハウをしっかりと入社してくる人達に継承できるメリットもあります。

外部委託

外部委託も研修計画です。社内に関係する情報などを研修として行う場合には、自社企画で行う方が適していますが、ビジネスマナーやモチベーションアップというような研修は外部委託が向いています。ビジネスマナーやモチベーションアップ等は自社内に限らず、他社と共通する知識や自社にないノウハウを学ぶ場合には専門的な知識を持っている外部の研修が適しています。それだけでなく、最新の市場の動向やビジネスの体系を学ぶときにも専門としている外部に依頼しましょう。

一般的な研修の流れ

研修予算の確保

一般的な研修の流れとして、研修予算の確保をまず行いましょう。研修を実施するには費用が掛かるため予算の確保を行わなければなりません。企業の事業計画や前年度の研修にかかった費用などを参考にしながら研修予算の割り当てを行います。人材を育成するための研修では、要件を満たせば補助金や助成金を受け取ることが可能です。受け取るための要件は細かく設定されているため該当するかどうかの確認を事前に行っておきましょう。

研修方法と場所の決定・確保

研修予算の確保を行った後に研修方法と場所の決定・確保を行いましょう。効率よく計画を立てるために「5W1H」を元にしていきます。「Where」は研修を受けてどこに向かうのかという現実と理想の確認です。「Why」はどうして研修を実施するのかという目的の確認を行い、「Who」では誰が研修を受けるのかという対象を確認します。「What」で何を伝えたいのかを確認し、「When」はいつ研修を行うのかを確定させます。「How」で研修方針の検討を行います。研修方法はオンラインであったり様々なため、まず方法を決定し場所や対象者の決定はその後に行いましょう。

受講対象者の決定

受講対象者の決定を行うのも研修の流れの一つです。行う研修の内容によって受講対象となる人は異なります。対象者のスキル別にするのか、受講制限を特にかけずに幅広い層の人達に受講してもらうのかによっても研修内容は異なるためしっかりと検討を行う必要があります。受講対象となる人達が決まったら、なるべく早い段階で研修の周知を行いましょう。周知が事前になってしまうと日程確保出来ないこともあり、どんないい研修を実施しても参加者が少ないということが起きてしまいます。

研修業者や現場スタッフの決定

研修は研修業者や現場スタッフの決定も行います。自社で研修を行う場合は社員に講師を行ってもらいます。研修の内容により人事担当や現場の専門知識を持っているベテラン社員に依頼を行います。内部に依頼するのであれば研修実施へのやり取りはスムーズですが、外部に委託する場合は業者との打合せが必要不可欠です。講師だけではなく、研修をスムーズに行うために現場スタッフを配置する場合人材選定も必要となります。

スケジュール調整

スケジュール調整することも研修の流れの中では大切です。研修を行ってもらう講師が確定したら、担当者の予定を踏まえた上でスケジュール調整を行います。研修日程の確定は企業の年間計画に沿い実施期限が限られているもの(新入社員研修等)から優先して日程決めを行いましょう。沢山の人に参加してもらえるように、会社の繁忙期にあたる時期は避けてスケジュールの調整をしましょう。日程が確定したらすぐに周知を行い業務の都合をつけやすいように配慮が必要です。

告知・実施

一般的な研修は告知・実施を行います。研修の参加対象となる人達に告知を行い、研修当日までに入念な準備を行います。事前に当日の細かい流れを決めておき、研修実施だけではなく受講者が会場に集まるところや解散するまでのシミュレーションを実施しておきましょう。当日何か問題が発生したとしてもスムーズに対応出来る様事前準備が大切です。しっかりと対策を立てておくことで、受講者も安心して研修に参加することが出来ます。

研修計画を立てるポイント

受講者が職場で行動すること

研修計画を立てるポイントは、受講者が職場で行動することです。研修を行う目的は、研修を通して企業の経営理念や経営戦略を達成するための人材を育成することです。その為最終的に受講者が研修の成果を実務に生かし成果を生むことが求められています。成果を出すために、研修計画の時点で現場での行動に繋がるような研修内容を計画する必要があります。研修を実施したことだけに満足するのではなく、受講者が現場に戻って堅守の成果を行動に移せるような計画を立てることが重要です。

研修計画を改善すること

研修計画を改善することも研修計画を立てるポイントです。受講者が実務で行動する際に必要な学習内容に絞り込み、実績に繋がりやすい研修計画を行っていたとしても実際に実績や成果に繋がるかどうかは実施するまで分かりません。観点やどのような手段を用いて学習効果を測定するかを事前に決めておき、研修実施後に測定を行いましょう。測定した結果を確認し、結果に応じて研修計画を改善し効果が高まるようにすることが重要です。

受講者のモチベーションを維持すること

研修計画は受講者のモチベーションを維持することもポイントとなります。受講者が研修を受け学びたいという意欲を高めて研修受講後には、学んだことを業務に生かしたいと思えるようなモチベーション維持ができ実際に行動を行うことを継続出来る様働きかけが大切です。継続をサポートするために達成感や目に見える報酬等の動機付けだけではなく、受講している人自身が自ら「学びたい・活用したい」と思えるような研修作りが重要です。

研修対象の区分けを行う

新入社員向け

研修計画は研修対象を新入社員向けに分けることもポイントの一つです。新入社員向けの研修は業務を実際に行いながら手順などを覚えるOJTやセミナー・座学などを中心としたOFF JTを組み合わせるとより効果的です。新入社員はまず座学でコミュニケーション力やビジネスマナーの知識を付けてもらいましょう。但しあまりOFFJTに力を入れてしまうと実践に移れない等ある為、OJTを中心に研修を行うことがよいとされています。

職員向け

職員向けに研修対象の区分けを行うのも研修計画を立てる上で重要です。職員向けといっても、若手社員向け・中堅社員向け・管理職向け等区分けを行い階層に合った研修を行いましょう。若手社員はある程度業務遂行する力が付いており、スキルアップのためにセルフマネジメントやキャリア研修が適しています。中堅社員はリーダーの補佐役や部下といい関係を築ける人材が必要なため、メンター研修などを行い社内の雰囲気を向上できる力を身に付けてもらいましょう。管理職にはマネジメント力が欠かせないため、心のケアやマネジメントを学ぶ研修が適しています。

研修実施後の計画も立てる

研修実施後の計画を立てることも研修計画では重要なポイントです。研修は実施して終わりという訳ではありません。次回に繋がる振返りを行うことで受講者の変化や成長を可視化することが出来ます。可視化を行うのに適しているのが効果測定です。研修のテーマによっては可視化することが難しい場合もありますが、効果測定を行う目的は研修プログラムを継続するかどうかや目的に合っているのか等を知るための手段として活用します。研修実施後にアンケートや事前事後テスト・フィードバック等を実施する計画を織り込み、次の研修に生かせるようにしましょう。

まとめ

研修計画をたてて人材育成に取り組もう

研修計画のポイントや研修の流れ・目的について解説しました。研修は社内研修だけでなく社外研修やオンライン研修等様々な種類があります。階層により必要な研修も異なるため、受講者に合わせた研修を設定しなければなりません。せっかく研修を実施したとしても実際の業務に生かせなかったり次に繋がらないものになってしまっては実施する意味がありません。研修を実りあるものにするためにも研修計画は欠かせないものです。研修計画をしっかりと立てて、人材育成に取り組みましょう。

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