女子学生採用が企業にもたらすメリットとは【効果的な採用を行うためのポイントについて解説します】

記事更新日:2021年09月09日 初回公開日:2021年09月09日

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働き方が多様化してきたということもあり、現代ではこれまでよりも一層女性の社会進出の風潮が広まってきています。多くの企業が女子学生採用にも力を入れているのではないでしょうか。今回の記事では女子学生採用を促進するためのポイントや、採用促進することによるメリットなどについて解説していきます。優秀な人材を企業で受け入れるために、女子学生採用に注力しようとお考えの企業の担当の方にはぜひ参考にしていただきたい内容です。

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女子学生採用の現状

女性の就業率は年々上昇している

近年、女性の就業率は増加の傾向にあるといえるでしょう。男女雇用機会均等法が施行された昭和61年と比較すると、女性の就業率は10%以上も増加しています。女性の社会進出を推進する動きが大きくなったこともあり、女性が働きやすい環境が増えたということでしょう。企業にとっても女性採用を増やすことによって、これまで以上に優秀な人材に出会える可能性が広がったといえます。したがって、以前に比べて女性がさまざまな業界で活躍するチャンスが増えてきているのが女子学生採用の現状です。

総合職採用では男女格差が浮き彫りとなる

女性の就業率が増加している一方で、職種や業界によって就職率に差があるのも事実です。なかでも総合職採用においては、採用における男女格差が浮き彫りになっています。総合職への採用が少ないことももちろんですが、前例が少ないということから総合職へ応募する女子学生の数が少ないということも考えられます。したがって企業はこの先の採用活動も視野に入れて考えるならば、職種に関わらず女子学生採用も促進していくことが重要だといえるでしょう。

女性の就業率が向上する背景

ダイバーシティの推進

女性の就業率が向上している背景として、ダイバーシティの推進がそのひとつにあげられます。ダイバーシティというのは日本語では「多様性」を意味しており、企業においては個人間のさまざまな違いや個性を表します。少子高齢化による労働人口の減少やグローバル化が進む中で、企業においてはこれまで以上にダイバーシティが必要とされています。社員ひとりひとりの個性が発揮されるような企業を目指すためにも、女子学生採用の促進は効果的な手段といえるでしょう。

女性活躍推進法の制定に伴う政府の後押し

女性活躍推進法の制定に伴う政府の後押しも、女性の就業率向上に大きな影響を及ぼしています。具体的には行動計画や、社内での女性の活躍についての周知などが義務付けられるようになりました。この制度によってこれまで以上に女性が働きやすい環境が整えられるようになり、女性社員の活躍の場も広がったと考えられます。企業の取り組みだけでは実現が難しい問題でも、このような政府や国からの後押しは女性の就業率向上に大きく関係しているといえるでしょう。

女子学生採用における課題

総合職で入社する女子学生は約2割

女子学生採用において、総合職で入社する割合は約2割と非常に低い割合となっています。それに対して8割が一般職採用ということになるので、職種によって女子学生採用には差があるとも考えられます。将来的に総合職は企業において重要な役割を担うことが多く、一般職は総合職のサポート業務が中心になります。給料についても総合職の方が一般職に比べて高いケースが多いですが、総合職で女子学生採用を積極的に実施している企業は少ないというのが現状のようです。

業界によって女性の採用割合に大きな差がある

業界によって採用の割合に大きな差があるということも、女子学生採用における大きな課題となっています。医療や福祉、さらに小売業や接客業においては女子学生の採用が多いというのが現状です。一方で営業職やエンジニア職などは、比較的女性の割合が少ないようです。このように業界によって女子学生採用の割合に差があると、これから先の世代の女子学生がその業界を目指すことを躊躇する原因にもなってしまいます。したがって、さまざまな業界において女子学生採用を積極的に行うことが、業界全体の発展にもつながるということでしょう。

途中で選考や内定を辞退する人が多い

選考途中の段階で辞退してしまう人が多いということも、女子学生採用における課題とされています。理由としては面接や詳しい業務内容についての説明において、自分の希望との間にギャップが生じたことなどが考えられます。男女関係なくこのような問題は想定されそうですが、女性の場合は特に仕事と生活のバランスが重要になります。したがって、女子学生採用においてはワークライフバランスの実現のために企業がどのような工夫をしているかということを、選考の際にも伝えておくといいでしょう。

女子学生の採用に慎重になる理由

出産・育児による退職者が多い

企業側が女子学生の採用に慎重になる理由として、出産や育児による退職者の多さがあげられます。リモートワークをはじめとしたさまざまな働き方が推進されているとはいえ、実際には出産や育児と仕事を並行して行うことは難しいケースが多いです。一時的な休業ならまだしも、それを機に退職ということになってしまえば企業からすると貴重な人材を失ってしまうことになります。できるだけ長期間継続して力になってほしいと考えている企業は、女子学生の採用に積極的になるのは難しい場合もあるでしょう。

転勤を含む勤務を躊躇する傾向がある

転勤を含む勤務を躊躇する傾向があるということも、企業が女子学生採用に慎重になる理由の一つとしてあげられるでしょう。将来的に結婚や出産そして育児をすることになると、転勤は女性にとって仕事と私生活のバランスを取ることを困難にしてしまいます。したがって転勤の可能性がある企業は特に、女性社員の生活を考慮すると採用に慎重にならざるを得ません。したがって企業側は、もし転勤になったとしても女性が安心して仕事と私生活を両立できるような環境を整えておく必要があるでしょう。

女子学生採用を促進するメリット

多様な観点から組織の意思決定ができる

女子学生採用を促進して女性社員が増えることによって、これまで以上に多様な観点から組織の意思決定をすることが可能になります。従来の文化が根強く残っている企業においては特に、男性が主体となり男性の考えが企業文化のベースとなっているケースが多いです。女子学生を採用して女性社員が増えることによって、これまでとは違った価値観を取り入れることができます。組織の意思決定においても、新たな観点からの意見が課題解決につながるということも期待できるでしょう。

企業イメージが向上する

女子学生の採用を積極的に行うことによって、企業のイメージアップにもつながります。社会全体として女性が働きやすい環境を推進している中で、その実現のために注力している企業は社会貢献しているということになります。さらに女性が快適に働くことができる職場ということは同時に、男性にとっても働きやすい職場ということになるでしょう。したがって、女子学生採用を促進することで男女関係なく、多くの求職者に関心を持ってもらうことができます。

優秀な人材を獲得できる機会が増える

女子学生採用を促進するとこれまで以上に多くの人材の中から採用活動を行うことができるので、それだけ優秀な人材を獲得できる機会を増やすことができます。性別に関係なく優秀な人材というのは企業にとって非常に重要な役割を担いますので、まずは応募の母数を増やすことが大切でしょう。自社で求めているような人材の獲得に課題を抱えているという企業は、女子学生採用にこれまで以上に注力することが課題解決につながるかもしれません。

女子学生採用を促進するためには

産休の取得率や育児サポートを向上させる

女子学生採用を促進するために、産休の取得や育児サポートについての制度を見直すことは効果的だと考えられます。実際に産休や育児がきっかけとなって休職や退職となってしまうケースもあります。そうならないように、企業全体として産休や育休を取得しやすい制度と雰囲気を作り上げることが大切です。男性社員の割合が高い企業においては特に、そのような制度が充実していないケースが多いのでもう一度見直してみるのもいいでしょう。

社員のワークライフバランスをサポートする

社員のワークライフバランスをサポートするということも、女子学生採用の促進において重要です。ワークライフバランスとは、全ての社員が仕事と仕事以外の生活の両方を充実させられる働き方のことです。仕事以外の時間を充実させることでより仕事へのモチベーションも向上するので、企業はワークライフバランスを実現するためにしっかりとサポートをする必要があります。女性社員の場合は出産や育児など仕事以外に時間を割きたいと考える人も多いので、女子学生採用においてワークライフバランスのサポートは非常に重要といえるでしょう。

会社説明会にて女性社員を登壇させる

会社説明会などのイベントにおいて女性社員に登壇してもらうことによって、企業の女子学生採用への積極性を知ってもらうことも有効な手段です。女子学生採用に注力している、女性の働きやすさを重視しているといっても企業の外部からその現状を把握することは簡単ではありません。女性社員が実際に活躍している姿を女子学生にしっかりと見てもらうことによって、活躍の機会が与えられていて働きやすい環境だと感じてもらうのが目的です。

女子学生採用に関連する制度

くるみん認定

くるみん認定は、厚生労働大臣から「子育てサポート企業」として受けることのできる認定です。認定を受けた企業はくるみん認定取得を表す「くるみんマーク」を取得し、企業パンフレットやホームページなどに使用することができます。これによって初めてその企業を目にした人でも、女性が働きやすい環境が整っているということがよく分かるということです。くるみん認定を受けている企業は年々増加していることから、多くの企業が女子学生採用を含む女性採用に力を入れているということがわかります。

えるぼし認定

くるみん認定が子育てサポートに注力している企業への認定であるのに対し、えるぼし認定は女性の活躍を推進している企業への認定です。評価項目として「採用における倍率が男女で同程度である」「多様なキャリア設定ができる」などが設けられており、それらをもとに認定を受けます。高い目標を目指して将来的に企業の重要な役割を担っていきたいと考えている女子学生は特に、えるぼし認定のある企業に対して興味を持ってくれることでしょう。

まとめ

男女共に働きやすい制度を整えて女性採用を促進しましょう

女子学生採用の現状と、採用促進におけるメリットについてお分かりいただけたでしょうか。女性が働きやすい環境が整ってきているとはいえ、職種や業界ごとの採用率などの課題が残っているのが現状です。しかし、性別に関わらず優秀な人材はどの企業も採用したいと考えているでしょう。企業にマッチした優秀な人材を採用するためにも、女性だけでなく全ての社員が働きやすい職場を作りあげましょう。その結果として、さらに女子学生の採用が増加していくと考えられます。

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