記事更新日:2021年02月17日 | 初回公開日:2018年07月09日
採用・求人のトレンド 人事・労務お役立ち情報人材紹介会社を活用することは、企業の採用手法のひとつです。
人材紹介のメリットをうまく活用することで、採用難を乗り越えていきましょう。
人材紹介のメリットと採用率を上げるための活用のポイントをご紹介していきます。
人材紹介とは、採用をしたい企業と求職者をマッチングさせるサービスのことです。
双方にとってより良い相手を見つけ出すことに有効な手段となっています。
一般的な人材紹介では、求職者に個人情報や経歴など自分の情報を登録してもらうことでデータベースを構築しています。企業を顧客とし、依頼を受けや企業の採用ニーズに適した人材を探し出して紹介する仕組みが取られています。
企業にとっては適任を探し出す採用手法の一つとして、求職者にとってはより詳しい企業情報を入手し、転職を成功させるためのサポートを提供してくれるエージェントとして活用されています。
人材紹介サービス形態としては、成功報酬型が取られていることがほとんどです。
求人サイトを運営している場合は、求人広告も無料で掲載してもらえることも多いでしょう。
企業は自社の求人内容に合いそうな人材の紹介を受けることになりますが、
実際の採用に至らなければ、費用が発生することはありません。
採用に至れるかどうがわからないことに闇雲にコストをかけることはなくなることが一つ目のメリットです。
自社で採用活動をすべて行っていこうとすると、求人広告を出すことをはじめ、応募されてくる履歴書や経歴書に目を通すスクリーニングも必要になります。応募数が多いことは嬉しいことではありますが、応募が多ければ多いほど、採用担当者の作業が増えてしまうでしょう。さらにその中から、ベストな人材を比較選考することは、片手間で済ませられるものではないはずです。その間にも、求人募集に対する問い合わせなどには対応していかなければなりません。
人材紹介に依頼することで、スクリーニングや適任者の絞り込みの必要はなくなります。
応募から書類選考、面接、内定まで、候補者とのコンタクトは、人材紹介のコンサルタントが代行してくれるため、担当者の工数は大幅に減らせます。このため採用担当者は、採用のコア業務や他の必要な業務に時間を割くことができるようになります。
人材紹介の担当者は、企業の事業内容、求人が出される職種、採用目的、求める人物像、社風などを、十分に理解した上で人材リサーチを行って紹介します。企業の適材適所に適う人材を紹介することには、最大限の努力がなされるのです。
自社の採用担当者だけでの採用の場合、採用スキルのばらつきを懸念されることもあると思います。
人材紹介の担当者は、特定の求職者の特徴などの採用面、各職種の適性や必要なスキルなどのスペックも熟知しているため、人材のマッチ度は一定の信頼が持てるはずです。
企業が直接、求職者とコンタクトをとって進める採用の場合は、自社が自らを説明したり、アピールしたりすることになります。人材紹介に依頼することで、自社のことを客観的に伝えることができ、その信頼度も精度も高めることができるでしょう。アピール部分だけでなく、事業内容、社風、将来性なども適切に伝えてもらえます。
これは、採用のミスマッチによってよく起こる早期離職を防ぐためにも大切なフェーズとなります。求職者にとって、直接企業には聞きにくい質問もあるものです。
人材紹介のコンサルタントがクッションとなって、疑問の解決となる回答をしてくれるでしょう。
これにより、企業理解をより深めた人材の中から採用選考することができるようになるはずです。
きちんと理解した上で入社を希望してくれる人材を採用できるため、採用成功率も高まるでしょう。
人材紹介から紹介を受けるときは、履歴書や経歴書などの人材の情報が送られてきます。
会ってみたい人材であれば、その後に面談や面接をアレンジしてもらうことも可能です。
人材紹介活用の際には、その書類選考や面談・面接ごとにフィードバックを返すことを心がけてください。このフィードバックの蓄積は、人材紹介会社にとって、マッチ度を高めることにつながる企業情報となるからです。つまり、その後の紹介で、より自社に合う人材が紹介されやすくなるということです。
2020年問題も控えていますし、求職側の売り手市場が今後も続くことが見込まれています。
つまり、人材の争奪戦はますます激化、人材の流動も相変わらず活発です。
自社が求める人材を確保することは、この先も難しい状態になっていくことが懸念されます。
そのような中でも、企業の採用担当者には、優秀な適任者を探し出すことが求められます。
早いうちにコンサルタントとの信頼関係を築き、自社理解を促しておくことも有効かもしれません。
効率的な人材確保のための採用のパートナーとして、人材紹介会社を活用されてみてはいかがでしょうか。
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