記事更新日:2019年03月20日 | 初回公開日:2018年05月11日
人事・労務お役立ち情報コンプライアンスとは、「法令遵守」という意味です。つまり企業が、企業倫理、法令に則り、組織としての制度を整えて実行することです。しかし、企業活動を行う上では、法令に違反しない行為であっても顧客、ひいては社会から非難されることがあります。そこでついてしまった悪いイメージが、企業の存続にかかわる大きな社会的制裁の対象になることさえ少なくありません。従って、「コンプライアンス」を単に「法令遵守」と捉えるだけでなく、社会の倫理に反する行為であれば決して行うべきでないと考え、実行していく必要があります。
コンプライアンス研修で行うことは、ハラスメント防止や個人情報の保護など、一見当たり前に守らなければいけないことです。しかし、ミスや無意識でコンプライアンス違反をしてしまう場合もあります。そこで、改めてコンプライアンス研修をすることで社員の意識づけをすることが大切です。
コンプライアンス研修にも様々なテーマがあります。細かいテーマ別に研修を行うことで、社員の理解が高まるでしょう。
【テーマ一覧】
コンプライアンス基礎
個人情報保護
ハラスメント防止(一般職向け)
ハラスメント防止(管理職向け)
セクハラ防止
ハラスメント通報窓口
営業秘密漏えい防止
個人情報保護
マイナンバー
ストレスチェック
コンプライアンス通報窓口
コンプライアンスアドバイザー
コンプライアンスマニュアル作成支援
社歴の長さによって、企業で働く役割は変わります。同様に、コンプライアンス遵守のための研修で学ぶべきこともそれぞれ違ったものがあります。
新人または一般社員の方は、まずコンプライアンスの基礎知識を習得する必要があります。
主にコンプライアンス違反によって生じる罰則や、ルールを守るための心構えなどを認識しましょう。
主任や係長クラスの方は、コンプライアンス事例に対する適切な対処法を学ぶ必要があります。
一般社員の見本となる対応ができなければいけません。
課長や部門長の方は組織的な解決策を学ぶ必要があります。
コンプライアンス機能を正常に保つための役割や、会社内でのコンプライアンス機能の役割なども学ぶ必要があります。
経営者や取締役などの高層クラスの方は、会社のコンプライアンスをリードする役割を果たす必要があります。
社会的使命、コンプライアンス体制の構築法なども学ぶ必要があるでしょう。
コンプライアンス研修が有効に働くタイミングは以下の5つです。
・自社で不祥事が起きた、または起きそうになった直後
・同業の他社でコンプライアンスの問題が発生した直後
・業界で大きなルール変更などがあった時
・自社の組織に大きな変更があった時
・グローバル人材を採用して海外進出に乗り出したり、異業種へ新しく参入し始めたりと、今までと違う領域での活動を始める時
不祥事が起きた直後で意識が高まっているタイミングや、大きな変化の後で不祥事が起きそうなタイミングに研修をするとよいでしょう。
コンプライアンス研修せっかくならプロに教えてほしいと考えている企業もあると思います。そこで、コンプライアンス研修のプランを提供しているサイトをいくつかご紹介します。
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今回はコンプライアンス研修についてまとめました。ニュースでも取り上げられているように、一人の社員の不祥事が会社にとって大きな損失となります。新入社員だけでなく、様々な階層の社員に対してコンプライアンス研修を行い、全体の意識を高めていきましょう。
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