留学生採用サイトって?【おすすめサイトをご紹介】

記事更新日:2019年09月05日 初回公開日:2019年09月05日

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加速する人口減少により、留学生採用の需要は高まりつつある現代の日本。企業では日本人の他に、海外からの留学生を採用するところも増えてきています。海外進出している企業からは「若くて海外で活躍できる、語学堪能な人材が欲しい」という声も多く、二か国語以上を上手く操れる留学生の採用を積極的に行う場合も。海外でも抵抗なく働ける能力の高い留学生を探し出すことができれば企業にとってはプラスになります。しかし、外国人を採用することに対しての不安や受け入れ体制の不十分さから、なかなか進んでいないのが事実です。そんな中助けてくれるのが留学生採用サイト。日本には留学生採用をサポートしているサイトがいくつかありますので、ご紹介していきます。

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留学生採用サイトとは

増加する留学生の雇用

海外進出をする企業では若手日本人と同様に、第一線で活躍できる留学生を採用している傾向にあります。実は年々、日本では大学に在籍している留学生の数は増えているのです。その理由は日本語や日本文化の奥深さ。日本に対して興味や好感を持つ外国人が多くなったという点が挙げられます。また、海外でも大きなストアや支店を構える日本企業が増え、知名度が上がっているのも理由の一つでしょう。留学生が日本で就労する場合、日本人を雇用する場合とは異なってきますが、留学生採用サイトを使えば安心。外国人の日本での就労をサポートするだけではなく、企業側にも情報提供をしてくれます。

留学生採用で知っておくべきこと

在留資格って?

「留学生=外国人」。就労するためには在留資格を取得する必要があります。20種類以上の在留資格の中で、日本の企業で就労できる資格は「就労ビザ」です。これを取得すれば定められた範囲での就労が可能となります。政府から日本で働くことが許可された、ということになるのです。このビザは三つの分野に分かれていて、一つ目は「人文知識、国際業」と呼ばれ、通訳や翻訳、語学講師など。二つ目は「技術」で、エンジニアや設計もしくは開発の仕事です。三つ目は「技能」で、調理師、建築家やパイロットなど熟練した技術が必要な仕事。この在留資格は必要不可欠ですので、留学生の採用をする前に準備をしておくことが必須ですね。

留学生採用サイトの特徴

日本中に在籍する留学生を探せる

留学生採用サイトの強みはコネクション。日本中の大学に在籍する、異なる国籍の留学生とつながっています。サイトの登録者の9割が日本に住んでいる留学生という実績も。主な出身国として挙げられるのは、中国やインドネシアなどのアジア諸国。その他にはロシアやアフリカといった遠い国からの出身者もいて、日本と離れている場所から来た留学生とも繋がっています。

語学堪能な留学生

留学生は2か国語は必ずと言っていいほどマスターしている学生が多数。母国語と日本語の両方を流暢に話すことができます。日本語レベルにはバラつきがありますが、基本的に日常会話は問題無し。2年以上日本で学生として勉強していた留学生であれば、多くの場合日本語能力試験ではN4級以上でしょう。また留学中に他の国からの学生と触れ合うのが一般的なので、母国語が英語でない場合でも、英会話が得意です。

就労前の手続きサポート付き

留学生の採用が決定した後は、ただ入社を待っているだけではダメ。入社前には外国人を就労させるための様々な手続きが必要です。その中で最も重要なのは、就労ビザの発行。その他に入国管理局からの外国人雇用に関する周知事項の徹底や、労働規約や入居についてなどが挙げられます。一見、難しそうに見えますが、これらに関しても留学生採用サイトがサポートしてくれます。

留学生採用サイトはこんな企業におすすめ

スピード感をもって海外進出したい企業

留学生採用がぴったりなのは、どんな企業なのでしょう?1つ目は、一刻も早く海外に子会社や現地法人を立ち上げたい企業。スピード感を持って海外事業の経営を行いたい場合です。海外に慣れていて、どこの国に行ってもフレキシブルに働ける人が欲しいですよね。留学生は、こういった要望や期待に答えることができます。

交渉や提案に語学堪能な人材が欲しい企業

2つ目は、日本企業で率先力として働ける、日本語検定N1レベルの外国人を探している企業。留学生サイトから募集をかけるのが効果的です。最短で且つしっかりと意思を持った人材にめぐり会えます。

エンジニアや現場ワーカーが欲しい企業

3つ目は、建設現場などの重労働。日本人のエンジニアや技術者、または建設現場のワーカーなどは人手が不足がち。こういった職種では、外国人のほうが技術が優れている場合も。留学生雇用を視野に入れ採用を始めると簡単に人手不足も解決できますね。

留学生採用でおすすめのサイト

NINJA(ニンジャ)

留学生が日本で仕事を探すときに使用する就活サイト「NINJA(ニンジャ)」。こちらは企業側と留学生側をマッチさせ、つなげていく制度があります。留学生には、外国人を募集している企業の情報を提供し、企業側には、欲しい人材とマッチする留学生の情報を発信。登録されている留学生は語学が堪能なため、語学を生かして、母国や海外と日本の懸け橋になることが可能です。実は、外国人留学生に一番に支持されているサイトであり、日本で働く134か国もの外国人から高い評価を得ています。知名度と実績があるため、欲しい人材が見つかりやすいのが特徴です。

ACE(エース)

「ACE(エース)」は国際感覚に優れている留学生をターゲットにしたサイト。企業情報を提供し、日本のビジネス環境をさらに国際化させるために2004年に開設されたものです。日本の大学、大学院、専門学校など幅広い学校に在籍する、潜在力のある外国人留学生が多く登録されています。企業側も採用ニーズに合った人材をスピード感を持って見つけることが可能。またサイト運営側は企業側の採用条件である学歴や人物面、スキルまでも詳しくヒアリングを行っています。登録されている留学生の中から、スピーディーに人材を紹介するので、マッチング率が高いサイトです。

リュウカツ

「リュウカツ」も留学生の間で就職活動をするために使われている人気サイトの一つ。自分の能力を生かせる職業に就くために、留学生も活発に動いています。こちらのサイトで特徴なのは、専門のコンサルタントがいる事。毎週欠かさず、留学生に企業情報のアップデートを提供してくれるので情報満載。また、留学生が就職する為に欠かせないアドバイスも一緒に配信しています。さらに、留学生が自信をもって企業にアピールできるよう、セミナーを開催し、企業とマッチングを行う場面も。手厚いサービスがあるので、じっくりと考えたい場合におすすめのサイトです。

留学生採用サイトを選ぶ際の注意点

内定者を本当に採用できるかどうか

新卒で留学生を採用する場合は、いくつか注意点があります。内定者が卒業後やむなく就職を断念するという事を避けるため、必ず確認しておきましょう。まず、留学生が今現在、日本の学校に本当に在籍しているかという事。在籍しているのであれば必ず日本移住資格である在留カードを所持していますよね。在留カードには留学生が滞在できる期限が記載されているのが普通。不法滞在にならないように、採用前にサイトで確認を行うことが必須です。

どんな専門知識があるのか

留学生は外国人だからといって日本人よりも安く雇えると思われがちです。しかし留学生が日本で労働許可されるのは、外国人だからこそ可能な仕事だから。また、専門知識を生かせるという理由があります。そのためまずは留学生サイトを活用し、どのような専門知識があるのか調べておくことが大切です。また補足ですが、どんな企業であって留学生と日本人の報酬は、同額以上でなければなりません。このことも考え、留学生サイトで知識を蓄えた上で、双方にメリットのある採用を行いたいものですね。

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