記事更新日:2020年06月26日 | 初回公開日:2017年09月13日
日本の英語教育 外国人採用・雇用 採用・求人のトレンドアベノミクス効果もあってなのか、少子高齢化社会にとって朗報とも呼べるほど、日本全体の求人率は増加傾向です。街を歩けば多くのお店に、求人募集の張り紙を見ることがあることで実感しますよね。現在の日本では、人口が減少する中で、働き手の不足が問題となっています。
平成29(2017)年4月時点で、有効求人倍率は「1.48倍」と、昨年と比較しても0.14ポイント高い数字が見られます。日本の産業全ての求人倍率が増加する一方で、教育業界も同様に求人倍率は増加傾向にあります。教育業界求人倍率は、2016(平成28)年12月時点で、新規求人数は14.2%増加。
このように、教育業界も人材が不足しており、教育業界で働きたいと考えている人にとって今がチャンスです。
参照元:厚生労働省,「一般職業紹介状況(平成28年12月分及び平成28年分)について」
英語を身につけたい人は、昔から多くいました。しかし、現在は、それよりも増加しており、個人でも英語を教えることができる環境となっています。英会話講師の雇用形態を大きく分けるとすると、「正社員」「契約社員」「非常勤(パートタイム)」「個人」の4つになります。
まず、正社員の募集に関しては、一昔前と比べ、採用する企業も増えています。しかし、就労時間や業務内容によって、給与の変動が激しいです。また、勤務外労働や残業といった労働環境が満足に整っていないため、正社員として雇われる場合、すぐに辞めてもらわないように、過去の実績が重要になります。
正社員の採用が少ない分、契約社員と非常勤の採用は、通年で募集しています。正社員の給与の相場は、平均で月収17万〜60万円程度である一方で、契約社員は月収17万〜40万円。非常勤(パートタイム)の平均月収は、時給制やクラス制が大半ですが、相場は1時間1000円〜10000円と講師の人気が給与を左右します。
正社員で採用されなくても、アルバイトや契約社員から正社員登用できる企業や、個人(プライベートレッスン)から実績を作るなど、正社員になる方法はたくさんあります。
グローバル社会が進む日本では、早い時期に英語を身に付けようと、幼少期に英語スクールへ通わせる人が増えています。英語は、個人差によりますが、早いうちに学ぶことに越したことはありません。
子どもを英語スクールに通わせる需要が増える一方で、子ども向けの英語講師のニーズも増加しています。その他にも、子ども向けの英会話教室だけでなく、20代の若年層から60代のシニア層にまで英語を学びたい人は様々です。ただ、ECCやヤマハなどの大手英会話教室が大人向けの英会話教室を展開しているためか、個人経営や中小企業が経営する大人向け英会話教室は減少傾向にあります。
やはり、大人向けから子ども向けの英会話教室が増加している現在では、英語の講師を希望している人にとっては、子ども向けの英会話講師が採用されやすくなっています。まずは、子ども向け英会話講師から経験を積んでから、自分にあった英語教室に見つけるのも一つの手段とも言えます。
子ども向け英会話講師採用のサービス実績はこちら
英会話講師のアルバイトは、1日数時間、比較的短時間でも可能という募集もよく見られます。製造業の軽作業、コンビニや飲食店の店員、ホテルのフロントなどのサービス業などの職種がある中で、この英会話講師という職種も外国人留学生に人気な職業となっているようです。
とくに幼児や子供向けのクラスを担当するネイティブのニーズも上昇している日本の現状もあり、外国人留学生をアルバイト英会話講師として迎え入れる雇用者も以前より増えてきているようです。母国語が英語であったり、留学前に教育関連の専攻や職歴があったりする人は、英会話講師のアルバイトにも興味を持ってくれそうですよね。
外国人留学生がアルバイトとして働くことは可能です。しかし、働くためには入国管理局からの「資格外活動許可」が出ていることが前提となります。留学生は学校での学びが目的の滞在であるため、働ける時間については「一週間に28時間以内」という規定が設けられています。
この28時間とは、一社あたりではなく、留学生一人あたりの時間という点には雇用側も注意を払っておく必要があるでしょう。掛け持ちでアルバイトをしている場合には、トータルで制限時間を超えないようにしなければなりません。長期休暇期間中においては、一週間に40時間以内まで働くことが可能となっています。
これまで英会話講師と言えば、一つの教室を使って英語を教える人のことを指していました。しかし、現在の英会話講師は、パソコンを利用したオンライン英会話、カフェやレストランで英会話をするプライベートレッスンなど、特定の場所で英会話を学ぶことは少なくなりました。
現代の日本人は、時間の効率化を求めたり費用を安く済ませようとしたりする傾向があるため、オンライン英会話は特に多くの人に需要のあるサービスです。しかし、英会話ビジネスを進展させている企業に対して英会話講師の不足が目立っています。オンライン英会話講師は、在宅でできるため、自分にあった時間で仕事をすることができ、家庭持ちや育児休暇中の主婦、職場復帰のきっかけにもなります。また、外国人採用もあるので、外国人留学生にも人気です。
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