ストレス耐性が高い人の特徴と見抜き方【面接対策・質問のポイント】

記事更新日:2019年10月26日 初回公開日:2019年10月25日

人事・労務お役立ち情報

ストレス耐性が低い人を採用してはならない、逆に高い人を採用したいと考えていませんか?昨今、ストレス耐性という単語を多く聞くようになった人も多いでしょう。ストレス耐性を面接や、チェックシートなどで見抜くことは大事です。しかし、ストレス耐性とはそもそもどのような意味合いなのか理解していない人も。ストレス耐性が低い人は、どうして採用してはいけないのでしょうか?ストレス耐性について深く理解することで、より有効な採用活動に繋がります。今回は、ストレス耐性について、その意味と、種類、見抜き方についてご説明していきます。

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ストレス耐性とは

ストレスをどう感じるかの指標

ストレス耐性とは「ストレスとなる出来事に対してその人はどう感じるのか」の指標・価値観のひとつであるとも言えます。ストレス耐性が高い人は、ストレスとなる出来事が発生したときに受け流す力があったり、すぐに次へと切り替えたりする力が優れています。ポジティブな思考を持っており、失敗に対して深く落ち込み、支障をきたすことはあまりありません。逆に、ストレス耐性が低いと、ひとつの失敗に対して長く引きずることも多く、前向きに動けない場合があります。

ストレス耐性は変えることができる

ストレス耐性は、先天的に決まった要素ではありません。職場の環境や、周りの人間によっても変化します。ストレス耐性が高い人でも、何か大きな失敗や、自信を喪失するような出来事がきっかけでストレス耐性が低くなることも。ストレス耐性が低い人でも、周りにいる人々の声掛けや、上司の気遣いでストレス耐性が改善することもあります。ストレス耐性が低い人には悪い特徴もあるので、採用する際の指標のひとつとして重要。ですが、ストレス耐性が低いからといって、採用の見込みがないと判断してしまうのは早計かもしれません。

ストレス耐性が注目される理由

人材不足が深刻化している

外国人雇用に注目が集まっていることからもわかるように、人口減少などの要因により、働く人材は不足の一途を辿っています。そんな中で、過労や職場環境によりストレスを感じている人の労災認定件数は増加する一方です。仕事が原因のうつ病などで休職をする人や、欠勤する人も多く、人材不足に拍車を掛けています。そんな背景から、メンタルヘルス対策に力を入れる企業が増加。人材採用をする際、ストレス耐性を確認することにも注目が集まっています。

会社の離職率に直結する

人材不足な現状であれば、会社の離職率は下げたいものですよね。ストレス耐性が低い人が多い職場は、離職率が高くなる傾向があります。ストレス耐性が低い人には、会社にとってはマイナスである大きな特徴があるからです。採用した人材には、採用コストも掛かるもの。また、育成をするための時間も投資します。そんな人材が退職してしまっては、元も子もありません。ストレス耐性の低い人が、必ず退職するわけではないです。しかし、そういった傾向があることは、採用担当者として知識に入れておく必要があります。

ストレス耐性が低い人のメリット・デメリット

打たれ弱くて逃げがち

ストレス耐性が低い人には、様々な特徴があります。そのうち、会社にとって大きなデメリットとなるのは、打たれ弱くて逃げがちなところです。ストレス耐性が低い人は、一回の失敗が起こったとき、なかなか立ち直ることができません。失敗を受け流せずに、ひとつの失敗を長く引きずります。そして、最終的には逃げてしまいます。ストレス耐性が低い人は、困難な出来事が発生したとき、立ち向かうよりも逃げてしまうことを選択するのが多くなりがちです。

人間関係が苦手なことが多い

ストレス耐性が低い人には、他責的な傾向があります。それは、失敗などを受け止めるキャパシティが不足しているためです。自分を守るという、一種の防衛本能が働いているからかもしれません。また、人と関わることに人一倍気を遣ってしまいます。以上のことから、問題が起きた時には人のせいにし、人との会話自体を苦手としている人も多いです。上司や周りの同僚は、コミュニケーションスキルが低い可能性を視野に入れ、より一層配慮しなければ職場が円滑に回らなくなる危険性があります。

責任感があり自分に厳しい

ストレス耐性が低い人はネガティブなイメージを持たれがちです。しかし、今までのデメリットの根底には、実は責任感は強く、自分に厳しいことが隠れています。仕事が完璧にできないときや、仕事が上手くいかなかったときに自分を責めてしまう性質を持っているのです。楽観的に切り替えができず、自己嫌悪に陥ることが多々あります。ですので、上司が肯定的かつ、一人で抱え込まなくてもいいことや、仕事のクオリティのボーダーラインについて気遣ってあげれば本来の力を発揮できるようになります。

ストレス耐性の主な種類・タイプ

6つの種類で分別される

ここまでで、ストレス耐性が低い、高いと言ってはきましたが、何を物差しにして判断しているのでしょうか?学術的に見ると、ストレス耐性を決めるときには、大きな要素が6つあります。その要素とは「感知能力」「回避能力」「根本の処理能力」「転換能力」「経験」「容量」の6つです。ストレスとなる原因をストレッサーと言います。そのストレッサーに対して、どのように対処するのかに関わる要素です。それぞれを詳しくご説明します。

ストレス感知能力

ストレッサーが発生したとき、そもそもそれをストレスとして感じるかどうかの能力です。些細なことでも気になってしまい、ストレスを感じてしまうような人は、ストレス感知能力が高い人です。たとえば、上司からの乱暴な言い方に対して不快感を感じてしまうのは、ストレス感知能力が高い人と言えます。悪く言ってしまうと、鈍感な人はストレス感知能力が低い人です。結果として、ストレスを感じないのでストレス耐性は高い人と言えるでしょう。

ストレス回避能力

ストレス回避能力は、ストレッサーをストレスとして受け止めない能力です。固定概念が強い人は、ストレス回避能力は低くなりがちです。「こうあるべき」、「こうしないとダメ」と決めつけている人は、そのルールから外れるとすぐにストレスを感じてしまいますよね。逆に、「こんなこともある」、意見がぶつかったときにはイライラせずに「人は皆違う考えを持っている」と思える人など、ストレッサーに対して柔軟に対応できる人は回避能力が高い人です。

根本の処理能力

根本の処理能力とは、ストレッサーそのものに対処する能力のことです。問題が発生したとき、自分の働きかけでストレッサーを無くせることがありますよね。たとえば、仕事の量が多くてイライラしそうなら、仕事の量を減らす、効率の良くなるように工夫する。上司の物言いが気になったら、上司と直接話し合いをすることで気になるところを減らす。こういったことができる人は根本の処理能力が高い人です。ストレッサーを無くすことができるので、ストレス耐性の高い人だと言えます。

ストレッサーの転換能力

転換能力の高い人は、ストレッサーにぶち当たったとき、物事をポジティブに発想転換できる人です。ひとつの失敗を「これを良いきっかけにして、良い方向に変えて行こう」、「大きな学びの場が得られて有難かった」など、次につながる考え方ができる人は、転換能力の高い人です。逆に失敗をしたときに「これでおしまいだ」、「自分は何をやっているのだろう」と良い方向に切り替えられない人は、ストレッサーをずっと引きずってしまいます。こういう人は、ストレス耐性の低い人です。

ストレッサー経験

ストレッサーに遭遇したとき、はじめて対応するときと二回目に対応するときでは大きく変わってきますよね。同じストレッサーに遭遇したときに、どのように対応するのか、その人が過去にどのようなストレッサーを経験してきたかというのも、ストレス耐性を決める上での要素のひとつとなります。元々はストレス耐性が低かった人でも、多くの失敗から立ち直り、経験を積んでいればそれだけストレス耐性も高まります。逆に、弱まる人もいますが、そういう人はストレス経験が低い人です。

ストレス容量

ストレス容量とは、ストレッサーに対してどれくらい耐えられるかです。ストレス容量が小さいと、すぐにキャパオーバーになってしまい、爆発してしまいます。その爆発の仕方が、強いストレスを感じ、うつ病などの精神疾患になったり、ストレスに耐えられずに退職したり、逃げ出すことに繋がることも。ストレス容量が大きければ、ストレスと感じることも減ります。ストレス容量は、心身の状態によっても変化。健康な状態のときは、ストレス容量も大きくなりやすいです。

ストレス耐性の低い人・高い人の見抜き方

履歴書の在籍期間で見抜く

ストレス耐性の低い人は、2年以内の離職を繰り返しやすいと言われています。履歴書に退職の多い人には、注意が必要です。特に、新卒から2年以内の早期退職後、入退職を繰り返している人は、ストレス耐性が低い可能性がかなり高いでしょう。2年以内である理由は、新しい環境に馴染み、仕事を覚えるのに必死になっている1年が過ぎ、自分に余裕が生まれます。周りとの人間関係が必要になり、関係の構築で疲れてしまうのが1年半くらいです。退職という決断に至るまでには、大体2年前後を要することになります。

面接での質問で見抜く

面接で質問をするとき、有効な質問があります。ひとつは「問題に対してどのように対処したのか?また、その問題に対してどう感じているのか?」を聞くことです。ストレス耐性が高い人であれば、ポジティブな返答がある可能性が高いです。「一生懸命頑張ってやり遂げたこと」を聞くのも良いでしょう。ただし、上記質問は面接対策で練習してきていることもあります。本来のストレス耐性を見抜くのであれば、質問した答えに何度か「なぜ」を繰り返しましょう。用意していない、その人自身の本質が見えるようになります。

適性検査で見抜く

採用する前に見抜く方法として、もう一つは適性検査があります。適性検査は、様々な企業がオリジナルのものを考案しています。中には、職場でのストレス要因は、何になる可能性があるのか?受験者が最もストレスを感じるのは、どういったことなのか?など、ストレス耐性だけではなく、その人に合わせたストレス耐性への対応方法まで診断するものも。グラフなどで視覚的にもわかりやすく、自己分析としても使えるものも多いので、入社してからの対応の際の参考にも最適です。有料から無料までありますので、採用コストに合わせて選んでみましょう。

ストレス耐性を理解するのが大事

ストレス耐性は、低いから悪いというものではありません。ネガティブな要素も確かにありますが、メリットもあります。それを活かせるかは職場次第です。この先に変わる可能性もありますし、体調や状況によっても変化してくるものです。また、ストレス耐性が高い人を採用できたからと言って、職場環境が劣悪では退職してしまうでしょう。採用するときの情報のひとつとしてとらえ、採用したあとにどのように育成・対応していくのかをしっかりと考えておくことが大事ではないでしょうか。

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