Indeed PLUS(インディードプラス)とは【特徴やメリット、注意点について解説します】

記事更新日:2024年08月22日 初回公開日:2024年08月22日

働き手の不足に悩まされている企業が多くなっている現在、「求人を出しても人がなかなか集まらない」とお困りの採用担当の方もいるのではないでしょうか。求人を出すには様々な方法がありますが、Indeedという求人検索エンジンを活用している企業は沢山あります。Indeedは、2024年1月に「Indeed PLUS(インディードプラス)」という新しい機能の提供を開始しました。今回はその特徴やメリット、効果を上げるポイントや注意点などを解説します。採用担当の方はぜひ参考にしてみてください。

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Indeed PLUS(インディードプラス)とは

Indeedの求人情報を効率よく届けるためのプラットフォーム

Indeed PLUS(インディードプラス)とは、Indeedの求人情報を効率よく届けるためのプラットフォームです。Indeedへ直接原稿を掲載することで、タウンワークやリクナビNEXTなどの求人サイトにも掲載される可能性があります。Indeed以外のサイトにも求人が掲載されるということは、より多くの求職者にアプローチできるということです。その結果、自社に合う人材と出会える可能性も高まります。さらに今後は、連携求人メディアも増えていくことも期待されています。

他の求人メディアとの違い

インディードプラスは自動で最適なサイトに求人が掲載される

他の求人メディアとの違いは、Indeed PLUSは自動で最適なサイトに求人が掲載されるところです。従来の求人メディアは、そのメディア内のみで掲載される仕組みでした。そして、掲載した時点で料金が発生するため、応募や採用がなくとも料金がかかってしまうという特徴がありました。しかし、Indeed PLUSでは求人が自動で最適なサイトに掲載されます。さらに、それらの情報がクリックされてから料金が発生する仕組みです。予算を効率的に使えるところがメリットと言えるでしょう。

インディードプラスの特徴

手間を少なくできる

先ほども述べたように、Indeed PLUSでは自動で最適な求人サイトに求人原稿が掲載されます。求人情報の内容を識別し、各媒体のユーザーの履歴書や行動履歴などを参照することで、最適な求人サイトに掲載されていくのです。いろいろなメディアに求人を掲載したいと考える場合、そのメディアごとに原稿を作成してそれぞれに掲載料金も支払わなくてはなりません。しかし、Indeed PLUSではそういった手間を省くことが可能です。

複数のサイトの一括管理が可能になる

連携しているさまざまな求人サイトに掲載される可能性が高いIndeed PLUSは、それらのデータを管理画面上で一括管理できます。複数の求人メディアを利用する場合には、データをまとめて照らし合わせながら、歩留まりの箇所や効果が出た原稿などを検証しなければなりません。しかしIndeed PLUSを活用することで、IndeedやIndeed PLUS連携ATSの管理画面上で一括でデータを確認できるため、データを見ながら意志決定がしやすくなるのです。

担当者間で情報が共有しやすい

Indeed PLUSの特徴には、担当者間で情報が共有しやすいことも挙げられます。それは、データを一括で見ることができるからです。Indeed PLUSでは正社員や契約社員、派遣やアルバイトなど幅広い雇用形態で募集が可能です。もし、雇用形態ごとに担当者が異なっている場合でも、共有がしやすくなるでしょう。例えば「正社員の募集ではこの原稿の効果が高かったから、アルバイトの募集をかける時も活用できそう」などということが実現します。

インディードプラスの料金

クリック課金型

Indeed PLUS料金はクリック課金型です。クリック課金型とは求人がクリックされるごとに、クリック単価が発生されるというものです。計算式は「クリック単価×クリック数=費用」となります。クリック単価が100円でクリック数が200回の場合は費用が20000円になるということです。初期費用や成果報酬費用などはかかりません。クリック単価はAIによって自動で最適化されるため、常に変動します。予算に合わせて運用していくようにしましょう。

インディードプラスの利用方法

Indeedから直接求人を投稿する

Indeed PLUS利用方法には、Indeedから直接求人を投稿する方法があります。この方法で利用する場合には求人を作成するところから運用までを自社で行わなければなりません。求人作成などを全て自社で行う際には、自分たちで方法を模索するという手間がかかってしまいます。そして、効果が上手く出ない可能性も考えられます。直接投稿することが不安な場合は、後で記述するIndeedの代理店を活用することで大きな効果を得られるでしょう。

Indeed連携ATSから投稿する

Indeed PLUSは連携ATSから投稿することもできます。ATS(採用管理システム)とは、求人募集や応募受付、応募者との連絡調整や進捗管理などの採用業務に必要な業務の効率化をするためのシステムです。また、採用力を強化するために自社で蓄積してきた選考情報を分析するために使います。ATSにはFindin(ファインドイン)などのサービスがあります。既にATSを利用している場合は、そこから投稿することがおすすめです。

Indeedの代理店から掲載する

これまで挙げた他にも、Indeedの代理店から掲載するという方法もあります。Indeed PLUS連携求人サイトへの掲載を保証するものではないですが、Indeedの利用が初めてという企業や広告の運用経験がないという企業でも、代理店を利用することで効果を発揮できる可能性が高まるでしょう。代理店を利用することで運用のプロに任せることができる上に、求人作成や運用にかかる工数を削減できます。さらに、その他の採用サービスが受けられる可能性もあります。

インディードプラスのメリット

多くの求職者まで情報が届く

Indeed PLUSのメリットには、多くの求職者まで情報が届くということが挙げられます。Indeed PLUSの利用によって、国内の主要な求人サイトを利用する多くの求職者にリーチできる可能性があるのです。従来であればタウンワークに掲載すると、その企業とタウンワークを見ている求職者がマッチングするという形でした。しかしIndeed PLUSは単一メディアだけでなく、より適切な求人サイトに自動で掲載されていきます。

無駄な費用がかからずに済む

Indeed PLUSは、無駄な費用がかからずに済むこともメリットです。通常のIndeedと同様に「クリック課金型」だからです。求人がクリックされた分だけ料金が発生するため、求人を掲載するメディアが増えても掲載料金が増えずに済みます。その点では「掲載課金型」の求人メディアに比べて、無駄な費用が発生しません。採用コストの最適化にも繋がると言えるでしょう。ただし「どの求人サイトにどれだけ掲載されたか」という内訳は確認できないことを頭に入れておいてください。

リアルタイムで効果が確認できる

リアルタイムで効果が確認できることもIndeed PLUSを活用するメリットと言えます。一般的な求人メディアと異なり、掲載中でも効果改善のために策を打つことができるのです。 Indeed PLUSを通じて掲載された求人の効果をリアルタイムで確認しながら、掲載途中でも原稿の修正をするという活用方法があります。掲載後に予定していた効果が得られなかった場合でも、その都度改善を繰り返すことで効果を高めることに繋がるでしょう。

インディードプラスで効果を上げるポイント

1つの原稿には1つの職種を載せる

Indeed PLUSで効果を上げるポイントとして、1つの原稿には1つの職種を載せることをおすすめします。これまでも述べてきたように、Indeed PLUSには求人情報を自動で最適なサイトに掲載する仕組みがあります。だからこそ、求人内容はどこから見ても分かりやすいものである必要があるのです。1つの原稿に1つの職種を載せることを心がけると、ターゲットや求人内容が理解しやすいものになるので、ぜひ実践してみてください。

職種名をシンプルで分かりやすいものにする

職種名をシンプルで分かりやすいものにすることも、Indeed PLUSで効果を上げるポイントです。効率的に採用活動を進める上でより多くの求職者に求人をクリックしてもらうことは重要ですが、職種名が分かりづらいと求職者にスルーされてしまいます。職種名は求人を一目見て理解できるような分かりやすいものにすると、効果的です。例えば営業職の場合でも「営業」とだけ書くとイメージが湧きづらいため、「求人広告の法人営業」のようにシンプルでも仕事が想像しやすいように記載しておきましょう。

TOPページの設定を変更して他社と差別化を図る

TOPページの設定を変更して他社と差別化を図ることも、Indeed PLUSで効果を上げる際には大切なことです。Indeed PLUSのTOPページを初期設定のままにしておくと、他社のページと似たような見た目になってしまいます。設定を変更しておくことで、他社とは違うページを作り、目を引くようにしましょう。例として、TOPページの画像やキャッチコピーを変更することが挙げられます。また、福利厚生や事業内容も記載しておくことで、他社との差別化に繋がると言えます。

インディードプラスの注意点

複数メディアへの掲載が保障されているわけではない

Indeed PLUSの注意点として、複数メディアへの掲載が保障されているわけではないことを頭に入れておきましょう。Indeed PLUSをこれから使用すると考えている人は、多くの求人媒体に掲載され、応募数も大幅に増えることを期待してしまうかもしれません。しかし、Indeed PLUSは求人内容からIndeedが相応しいと判断したサービスにのみ掲載されるサービスです。Indeedの判断によっては、1社のみにしか掲載されない場合もあるということを理解しておいてください。

高い効果を得るためにはノウハウがいる

Indeed PLUSのもう1つの注意点として、高い効果を得るためにはその分ノウハウがいることも抑えておきましょう。Indeed PLUSでは自動で最適なサイトに求人が掲載されることから、1度掲載が完了するとその後はAIが上手く運用してくれると思われがちです。しかし、掲載完了後も定期的に効果を見て、改善の余地があればその都度修正をしていく必要があります。求人サイトの特性や求職者のニーズを理解し、求人情報を適切に更新していくことが大切です。

まとめ

インディードプラスを活かして求人を上手く届けよう

Indeed PLUSの特徴や利用方法、効果を上げるポイントなどを解説しました。Indeed PLUSを利用することで複数サイトの一括管理が可能になったり、担当者間で情報が共有しやすかったりと、効率的に採用活動を進めることに繋がります。そして、効果を上げるには職種名を分かりやすくしたり、他社との差別化を図ったりすることが必要だと説明しました。Indeed PLUSを上手く活用して効果を上げることで、求人を求職者へしっかり届くようにしましょう。

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