人材募集の方法は【無料で人材募集ができるサイトや人材募集を成功させるコツ】

記事更新日:2022年09月12日 初回公開日:2022年09月09日

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人材募集を行う際には、自社に合った方法を活用することが大切です。昨今では就職活動でもSNSを活用している人が少なくないため、若い人達に興味を持ってもらうためにはSNSの活用も欠かせません。人材募集の方法は様々であり、どういった人材を採用したいかによって募集方法も変わってきます。この記事では、人材募集において活用できる方法について解説します。無料で活用できるものや人材募集を成功させるコツについても解説していきますので、企業の人事担当者の方は是非参考にしてみてください。

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人材募集の方法

求人紙媒体

人材募集の方法として、求人紙媒体を使用した方法があります。求人媒体はおもに「web媒体」と「紙媒体」があり、紙媒体は新聞や情報誌などに求人を掲載する方法です。近年ではweb媒体が主流にはなっていますが、エリアを絞った配布やwebを活用していない年齢層にターゲットを絞る場合に紙媒体は効果的です。またフリーペーパーとして駅などに設置されている場合も多いため、多くの人の目に触れる機会が増えます。一方で、掲載できる情報量が限られている点や採用できなくてもコストがかかるという点においてはデメリットも存在します。

web媒体

人材を募集するには、web媒体を使う方法もあります。web媒体は1番良く利用されている人材募集の方法と言えます。dodaやリクナビ・マイナビといった求人媒体を耳にしたことのある人は多いのではないでしょうか。web媒体では記載できる情報量が多く、採用条件や職場の雰囲気・先輩となる社員からのメッセージなど様々な情報を記載することが出来ます。職を探している意欲の高い人が多く、スカウト機能などを使えば応募を待つだけではなく企業からのアプローチも可能です。web媒体も紙媒体と同様に、採用に至らない場合にコストが無駄になってしまうというデメリットがあります。

ソーシャルリクルーティング

人材募集はソーシャルリクルーティングも活用できます。ソーシャルリクルーティングとは、企業がTwitterやInstagramなどのSNSを活用して採用活動を行う方法です。SNSを活用することで、お互いの情報を公開してコミュニケーションをとることが出来ます。SNSは拡散力が圧倒的に高く、通常の求人募集では出会えなかった人材とも出会うことが可能です。また採用ターゲットにブランディングも行うことができ、内定者とSNSでコンタクトを取りあうことで入社後の不安などを相談できる環境づくりを行えます。

人材紹介会社

人材紹介会社を利用するというのも、人材募集の方法です。転職エージェントとも呼ばれており、人材紹介会社に自社の希望人材を伝えて、紹介会社に登録している人材の中から条件にあった人材を提案してもらう方法です。数多くいる人材の中から提案してくれるだけでなく、面接などの調整までを担ってくれるため採用にかかる工数を抑えることが出来ます。紹介された人材を採用する場合、報酬として人材紹介会社に年収のおよそ3割を支払わなければならなりません。工数を減らすことは出来ますが採用コストが高くなってしまい、面接までのフローを外部にお願いするため自社の採用担当にノウハウが蓄積されない事がデメリットと言えます。

大学や専門学校の掲示板

大学や専門学校の掲示板に求人を出すことによって、人材募集が出来ます。大学や専門学校の学内システムに求人を掲載する際には、就職課に求人票を提出しなければいけません。申請は大学や専門学校により異なるため、ホームページや就職課の担当の人に直接確認する必要があります。採用コストが掛からず、大学や専門学校の特色から生徒の特長なども推測することが可能です。但し複数の大学に掲載する場合それだけの手間と時間がかかり、応募数も予測できないということがデメリットになります。

採用ホームページ

採用ホームページを活用するということも、人材募集の方法のひとつです。自社のホームページに採用サイトを制作して、そこから応募してもらうという採用方法です。スマートフォンで簡単に検索できる現代において、自社の採用ページは必須といえます。また円転職が行った調査において、実に9割の人が興味を惹かれた企業のホームページや採用ページを見てから応募を決めているという統計があります。ホームページが長い間更新されていない場合や閲覧できる項目が少ない場合は会社のことが分からずに不安になってしまうため、サイトを作成した後も定期的に内容を更新するようにしましょう。

リファラル採用

リファラル採用も、人材を募集するための方法のひとつです。リファラル採用とは、自社にいる社員から知り合いや友人を紹介してもらう採用方法です。リファラル採用は社員からの紹介で採用に進むため、紹介者へのインセンティブや交際費のみでコストの削減が見込めます。また社員からの紹介のため、自社が求めている人材とマッチングしやすいという特徴もあります。しかし紹介によって募集するため現在は別の企業で働いている場合も多く、すぐに入社をして欲しい場合には向いていない採用方法です。

無料で人材募集ができるサイト

ハローワーク

無料で人材募集が出来るサイトとして、ハローワークが代表的です。企業の所在地がある住所を管轄しているハローワークに申込みをすると、求人検索端末に求人情報を掲載することが出来ます。ハローワークの職員が求職者に希望している条件と近しいものを紹介してくれるシステムです。ハローワークに行った場合だけでなく、web上でも検索することが出来ます。求人や採用のコストが掛からず情報が閲覧される機会も多いという点がメリットです。しかし掲載できる情報には制限があるため、異なった採用ターゲットから応募がくるというデメリットもあります。

Indeed

Indeedも無料で求人募集ができるサイトです。雇用形態や職種を問わず様々な求人が掲載されており、多くの求職者が利用しています。無料で掲載が出来るため、初めて求人を掲載しようとしている企業や求人の機会が少ない場合に適した求人募集サイトです。Indeedは無料掲載だけでなく、有料掲載もすることができ広告費はクリックされた回数に応じた課金型となっています。有料会員になった場合は期間や予算設定が自由に行えるため、効率的に採用活動の予算を活用出来ます。掲載後の反応や効果に応じて配分の調整もすることが出来ます。

求人ボックス

求人ボックスでは無料で人材募集が出来ます。求人ボックスでは求職者が職種・業種と勤務地をキーワードを入力して求人検索を行います。500万件以上の求人が掲載されており、月間700万人の人達が閲覧しているという実績があります。web上に掲載されている求人を集めて一度に全てを表示してくれるため、求職者がそれぞれのサイトにアクセスする必要がありません。web上に掲載していれば求人ボックスに自動的に掲載されるようになっていますが、求人ボックスで求人ページを作成することも可能です。

ジモティー

ジモティーも無料で人材募集を行えるサイトです。ジモティーは地域密着型の情報掲示板を運営しています。ジモティーでは正社員やアルバイトなどの求人を無料でwebに掲載することが出来ます。求人掲載をするには審査に通過する必要があります。審査を通過して実際に掲載となった場合には簡単に求人掲載を行うことが可能です。有料でオプション等も付けることが出来るので状況に合わせて求人募集を行えます。応募者と直接やり取りすることも出来るため、応募者からの印象アップを見込めます。

人材募集を成功させるコツ

求職者が求める情報を詳細に書く

人材募集を成功させるコツは、求職者が求める情報を詳細に書く事です。応募数を増やす事だけを考えて「高収入」「残業なし」などのワードを使うと、とりあえず受けてみようという人材からの応募が多く採用コストが掛かります。企業が求める人材にマッチした人材に応募してもらうためにも、仕事内容や給料だけではなく職場の雰囲気なども記載しましょう。また未経験可としていた場合でも「基本的PCスキルが必要」などの補足情報を具体的に記載することで、求職者がギャップを感じずに応募することが出来ます。

求める人材を言語化する

求める人材を言語化するということも、人材募集を成功させるコツです。効率よく採用活動を行うには確実に成果を上げてくれる人材採用が欠かせません。求める人物像が曖昧なまま採用活動を行ってしまうと、無駄なコストや労力が掛かってしまう上に採用後のギャップが生じる可能性もあります。そうした事態を防ぐためにも、企業の今後の事業計画などを加味してどのような人材が必要なのかを洗い出す必要があります。しっかりと必要な人材の洗い出しを行い言語化することで、ギャップを生じにくく出来ます。

チラシを作成する

人材募集を成功させるには、チラシを作成しましょう。チラシを用いた求人は飲食業やアミューズメント業・コンビニ等の小売業でよく利用されています。作成したチラシをお店の人目に触れやすい場所に張っておくことによって、お店を利用する人だけでなくお店の前を通った人に対してもアプローチすることが可能です。手軽に行える方法ですが、対象となる範囲が狭いためポスティングや折込チラシを活用すると更に効果的です。たくさんの人に見てもらうには、ユニークなデザインにするなど書き方を工夫しましょう。

ユニークなキャッチコピーを作る

ユニークなキャッチコピーを作るということも、人材募集を成功させるのに重要です。キャッチコピーを付けるメリットとしては、他社との差別化や学生とのマッチング度向上が見込めます。ユニークで頭に残るキャッチコピーがあると、同業他社と比べるときに差別化のポイントとなります。採用のキャッチコピーに求める人材や企業文化などが織り込まれていると、求職者もどのような企業なのか判断材料のひとつとして利用できます。キャッチコピーを活用する際は、企業のビジョンや入社予定の人に何を求めているのかをありのまま伝えることが大切です。

人材募集におけるキャッチコピーの事例

トゥモローゲート株式会社

キャッチコピーを用いて人材募集をしている企業の例として、トゥモローゲート株式会社が挙げられます。トゥモローゲートは「ようこそ。ブラックな企業へ。」をキャッチコピーとしています。広告制作やデザイン制作の会社であるトゥモローゲートは悪い意味で用いられている「ブラック」という意味ではなく、「世界一変わったブラック企業」として名を打っています。採用ページにはトゥモローゲートが訴求したいポイントが分かりやすく書かれており、求職者の目を引く内容となっています。敢えてマイナスイメージがある言葉を使うことにより興味や関心を惹き、ホームページへ導くという方法です。

ヴィクセス株式会社

ヴィクセス株式会社も、キャッチコピーを活用して人材募集を行っています。ヴィクセスのキャッチコピーは「総理大臣の様に働き、殿様のように遊べ」です。ヴィクセスは飲食店のコンサルティング業を行っている企業で、とても目を引くキャッチコピーを用いています。総理大臣のように職場では一流の仕事を行い、プライベートでは殿さまのように豪快に全力で遊ぶという意味が込められています。オンオフを上手に切り替えられる人材を求めていることが読み取れます。採用ページもキャッチコピーに引けを取らない位にコンテンツが多いため、キャッチコピーにも負けていません。

まとめ

自社に合った人材募集の方法を探そう

人材募集の方法や人材募集を成功させるコツについて、お分かりいただけたでしょうか。人材募集を成功させるには、まず自社にどういった人材が必要なのかを洗い出すことが大切です。どういった人材が必要なのかを把握することによって、どの媒体で求人を出すのが効果的なのか判断することが出来ます。求人広告を工夫するだけでなく、求職者の目を引くようなキャッチコピーを付けることによって同業他社との差別化も図れます。自社に合った人材募集の方法を探して、採用活動を行っていきましょう。

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