チームビルディングの目的と研修方法を解説!【オンラインや簡単なゲームも】

記事更新日:2020年08月04日 初回公開日:2020年07月31日

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組織力強化のためにチームビルディングに取り組む企業が増えています。ここでは、チームビルディングの意味や目的、室内でも可能なゲーム事例、期待できる効果と注意点についてお伝えしていきます。

チームビルディングの意味とは

 チームビルディングとは、直訳すると「チームを構築する」という意味です。つまりメンバーが個々の能力や強みを最大限に発揮して、皆で向かう一つのゴールに達するために、一丸となれる強い組織を作るための取り組みです。

 チームビルディングのための取り組みは、若手や新入社員に限らず、内定者、パートやアルバイト、管理職から経営層まで、組織に関わるすべての人を対象とできる、もしくはすべきものです。

チームビルディングの目的

チームビルディングの目的は「メンバーの関係性を強化することによる、チーム力の向上」です。また、チームビルディングを通じてメンバー同士の理解を深めることで生産性を向上させることができます。しかし、企業には様々な人が働いており対象者によってチームビルディングの目的が異なります。そのため、しっかりと対象者ごとの目的を理解しておくことが大切です。

対象者ごとの目的

チームビルディングは、企業や組織にいる全ての人が対象です。一方で、対象者の階層や役職によって異なる具体的な目的があります。ここでは、チームビルディングの目的を社内の階層別に見ていきましょう。

内定者・新入社員

この層の目的は、社会人としての基本姿勢を学び、主体性を身につけることです。またチームの中でのコミュニケーション力を高めることも目的に含まれます。

中堅・リーダー層

この層の目的は、新しく形成する組織やチームの基盤となるリーダー層の資質やスキルの向上です。それによってチームメンバーの士気を上げることを目指します。

管理職層

この層の目的は、リーダー層に対するマネジメント力を向上させることにあります。部下や各部門を育成するスキルを磨くことも含まれます。目標に対する組織の戦略に沿った実行力を上げ、皆が同じ方向を向いて達成を目指していく体制を作れるようになることが目的です。

経営層

経営層へのチームビルディングの目的は、組織のビジョンを共有し、浸透させる術を磨くことです。メンバーが一丸となって組織運営に取り組めるよう、自らが自主的に動き、統率する能力を向上させることが目的です。

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チームビルディングの5つのステージ・タックマンモデルとは

業務を円滑に進めていくことができる強いチームを作る上で欠かせない「タックマンモデル」について詳しく解説します。「タックマンモデル」とは、心理学者のタックマンが提唱したものであり、「チームが成長するためには5つのステージがある」という考えです。

形成期
混乱期
統一期
機能期
散会期

の5つのステージがあります。具体的にタックマンモデルで示されている5つのステージについてみていきましょう。

形成期

タックマンモデルの最初のステージは「形成期」です。形成期は、チームが発足したばかりの段階です。お互いの性格・特徴などに対する理解が足りず、何をしたら良いかわからずチーム内に不安感や緊張感があります。この段階では、リーダーがチームの方向性を定め、各メンバーに対して明確な指示を出すことが大切になります。

混乱期

混乱期は、チームの方向性が定まり、作業が進み始めた段階です。メンバー同士の理解不足や価値観の違いが原因で不満を抱え対立が起こりやすいです。対立が起こっていなくてもチームのためよりも個人の発言・行動に関心が向きがちになります。この段階では、積極的に意見交換をしメンバー同士の理解を深めリスペクトし合う関係性を目指すことが大切になります。

統一期

統一期は、不満や対立を乗り越えたことで意見統一ができチームとしてまとまった段階です。混乱期で積極的に意見を出し合うことでメンバー同士の性格・特徴などを容認できるようになりました。この段階ではリーダーがメンバーのフォロー、個性を活かした役割分担をし全員が主体的に動ける組織作りをすることが大切になります。

機能期

機能期とはチームとしてうまく機能している段階です。特別なリーダーによる指示がなくても、メンバーの自立した行動やメンバー同士のフォローによりチームとしての成果が現れます。この段階では、メンバーがストレスなく働けるような環境作りをすることが大切になります。

散会期

散会期は、プロジェクトの終了に伴いチームが解散する段階です。チームビルディングが成功したかは、メンバーの反応・チームとしての成果から判断できます。メンバーとして一区切りつくことで気分をリフレッシュして次に進みことができます。この段階では、これまでの経験を次のプロジェクトに活かすためにも振り返りをすることが大切です。

チームビルディングの効果

チームビルディングをすることで得られる効果には以下のようなものがあります。

日常業務でのモチベーションの向上

チームでの目標、個人の目標、個人の役割が明確なることでモチベーションを持って仕事ができるようになります。また、他のメンバーもモチベーション高く行動することで刺激をもらえ一体感が生まれます。これまで以上に個人の能力を引き出せることが可能になります。その結果、生産性が上がりパフォーマンスの向上に繋がることでしょう。

コミュニケーションや連携の活性化

チームで何か行うにはメンバー同士の信頼関係が大切です。積極的な意見交換を通じて価値観の共有・性格などを深く理解することで、メンバーと密接なコミュニケーションを取れるようになります。その結果、円滑なコミュニケーションが取れるようになることで連携の活性化が図られることでしょう。さらに、新たなアイデアが生まれたりと発想力・想像力の向上も期待できるでしょう。

チーム意識が芽生える

難しい課題に対してもチームで協力すれば乗り越えることができるという達成感を味わうことができます。 これまでは個人主体だったものが、「他のメンバーを助けたい」といった個人よりチームを意識した主体的な行動が取れるようになります、その結果、メンバー想いの雰囲気の良い組織に変わることができるでしょう。

チームビルディングにおける注意点

すぐに効果を期待しない

注意点としては、一度で即効の効果が出るわけではないということです。 また、チームビルディングの取り組みに強制力があると効果は見込めません。強制的な目標は立てずに、メンバーが主体的に取り組めるような目標設定をすることが大切になります。

チーム編成に気をつける

ただ単にメンバー編成を行うだけでは十分な効果は得られません。より良い効果を出すためにも、メンバーの特性や能力を把握した上で適切なチーム編成を行うことをオススメします。また、すぐに短期間でメンバーを入れ替えてしまうと、チームとしての一体感が生まれにくくなってしまうので注意しましょう。

目的の共有を行うこと

暗黙の了解で行ったとしても「価値観のズレ、認識のズレ」から意図した効果が得られない場合があります。そのような場合は、チームビルディングを行う側が、しっかりと目的・目標・背景を定め、参加者に伝えることが大切です。

まずは、コミュニケーションが取りやすくなるようなチーム編成を目指し、そこからチーム力を上げることを求めていきましょう。トライ&エラーで、取り組み自体を随時改善していきましょう。

チームビルディングの5つの手法

アクティビティ

チームビルディングにおけるアクティブは「チームの団結力」を高めたい時に行います。メンバー全員で行うスポーツや登山など体を動かすアクティビティが効果的です。メンバーと一緒に汗を流すことで普段感じることのできない一体感を味わうことができるでしょう。

イベント

チームビルディングにおけるイベントは「メンバーとの関係を深めたい」時に行います。仕事以外の場面でも親睦を深められるようなBBQや社員旅行などが効果的です。プライベートな一面を知ることができより良い関係性が築けることでしょう。

ゲーム

チームビルディングにおけるゲームは「緊張を和らげたい」時に行います。チームが結成してまだ間もない頃などは、メンバー同士の性格・特徴がわからずに緊張しています。そうした場合に、全員が気楽に参加でき、楽しめるようなゲームが効果的です。例えば、ボードゲーム、カードゲームなどがオススメです。

日常の業務の最中

日常の業務の最中に行うチームビルディングは「時間を割くことが難しい」時に行います。日常の業務中でも意識的に取り組めばチームビルディングを行うことは可能です。そうした場合に、「積極的な情報共有」「メンバー同士の対話を増やす」「メンバー同士がリスペクト・サポートし合う」ことを意識することが大切です。

ワークショップ

チームビルディングにおけるワークショップは「主体性を促したい」時に行います。そうした場合、チームで協力して限られた時間内に課題に取り組むワークショップをすることが効果的です。例えば「新規事業の立案」「会社の新しいルールづくり」などが挙げられます。

簡単に室内でできるチームビルディングゲーム5例

脱出ゲーム

やや広めの会場で身体を動かしながら行うゲームです。カードに書かれた謎をチームで協力して解き、制限時間内の脱出を一緒に目指します。それぞれの役割を認識し、情報を共有し合って解決していくゲームです。協調性や動いて情報をやり取りする積極性、集めた材料を基にしての思考力が必要になります。

The 商社

株式会社プロジェクトデザインが提供するビジネスゲームです。仕事上で必要なことがらのカードをメンバーにランダムに配布し、必要なカードを持っているチームとトレードしていき、最後にどのチームが最大利益を生み出せたかを確認します。交渉力とコミュニケーション力を必要とします。

ナンバーコール

一定数のメンバーが要れば、室内で手軽に短時間でもできる数を使ったゲームです。言われた人数のグループを作るのがミッションです。そこに共通の趣味などいろいろな条件を付けることでメンバー同士のやり取りが必要になります。声を出さない、身振り手振りのみという方法もあります。コミュニケーション力を必要とします。

ペーパータワー

新聞紙やクラフト紙などでより高いタワーを作ることを競うゲームです。紙の質によって難易度は異なりますが、行なうことはとてもシンプルなチームビルディングの定番ゲームです。協調性、粘り強さや冷静さが必要とされます。

The Team

株式会社プロジェクトデザインが提供するビジネスゲームです。上司と部下を交互に体験し、それぞれの視点と役割で意思決定や課題解決を行ないます。ミッションは、リソースを集めて、資金を増やしていくことです。複数回行うことで改善点がわかり成果が上がっていきます。最後の振り返りまで行い皆でPDCAの疑似体験を行ないます。判断・意思決定力、上司や部下としてのコミュニケーション力、課題発見力が必要です。

オンラインでできるチームビルディングゲーム3例

NASAゲーム

機械の故障で月に不時着した状況から始まるゲームです。離れてしまった母船に戻るまでの持ち物の優先順位を皆で決定していきます。単純な多数決ではなく、冷静に考えて判断をしなければなりません。最後にNASAの模範解答と照らし合わせてチームの答えと比べます。お互いを尊重する協調性や自己主張力を必要とします。

ワークスタイルトランプクラウド

相互理解を深めるためのゲームです。52枚のトランプには「働き方」に関するキーワードが記載されています。その中から自分にとって大切にしている価値観に近いカードを10枚選びます。その後、なぜそのカードを選んだのかグループに分かれて互いにインタビューし合うゲームです。

ハッピーゲーム

チームで一体感を感じことができるゲームです。「〇〇と言えば」というお題に対して一人一人が解答します。例として、「会社の好きな福利厚生はと言えば」のような会社に関する共有のテーマでも良いでしょう。また条件として、全員一致、半分一致、全員異なる解答などのように制約をつけて行うとより盛り上がることでしょう。チーム全員で一緒に行えるため、一致を目指し一体感を味わうことができます。

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この記事を書いた人

塩野 豪

(しおの ごう)

行政書士塩野豪事務所の代表。
外国人ビザ(在留資格)の専門家として活動し、フィリピンやカナダなど外国との繋がりも強い。
人材紹介会社の外部顧問としても活動している。

HP:行政書士 塩野豪事務所
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