さとり世代とは?【年齢や仕事での付き合い方を紹介】

記事更新日:2021年01月13日 初回公開日:2021年01月13日

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さとり世代という言葉をご存じでしょうか。欲がない若者の、世代の特徴を表した言葉です。中年層は職場で若者との正しいコミュニケーションの取り方について、悩んでいる人も多いのではないでしょうか。職場でさとり世代と呼ばれる若者とのコミュニケーションの取り方が、分からないという方もいるでしょう。異なる年代同士が理解し合うのは、簡単なことではありません。今回は、さとり世代の特徴から、さとり世代との上手な付き合い方をご紹介します。さとり世代との上手な付き合い方を知りたい人は、ぜひ参考にしてください。

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さとり世代とは

インターネット上で生まれた言葉

「さとり世代」とは、一般的に1996年~2005年生まれの人の特性を表す言葉で、インターネット上で生まれた言葉です。2013年の流行語大賞にもノミネートされたことで、世間に知れ渡ることとなりました。さとり世代と比較されるものには「ゆとり世代」があります。また、世代ごとにバブル世代、氷河期世代といった言葉もあり、それぞれの世代で性格が異なります。さとり世代とゆとり世代は、一度は耳にしたことがある人が多いでしょう。

さとり世代は「欲がない」

さとり世代の一番の特徴は、「欲がない」ことです。理由としては、不景気の中で育ったということが大きいです。自分の親の会社のリストラや転職せざるを得ない状況を見て育ったからということもあるでしょう。さとり世代はなるべく安定した道を選び、堅実に生活したいという気持ちが強いです。短所は、未知のことに挑戦し、新しい環境に飛び込むのを避けたがることであると言えるでしょう。また長所としては、真面目で誠実な働く人が多く、会社では着実に成果を積み上げることができます。

さとり世代とゆとり世代の違い

1990年代以降に生まれたのがさとり世代

さとり世代と比べられることが多いのが「ゆとり世代」です。ゆとり世代は、具体的に1987年生まれ~2004年生まれの人を指します。文部科学省の学習指導要領が変更された年代であるため、勉学以外のことにも力を入れることができ、のびのびと育った人が多いでしょう。それに対し、さとり世代は、1996年~2005年生まれの人を指し、ゆとり世代の後期にあたります。1990年代に生まれた人を、さとり世代と指す場合もあり、明確な年代の定義はありません。

考え方の共通点は多い

さとり世代とゆとり世代に、考え方の共通点は多いです。例えばゆとり世代は、失敗を恐れて挑戦しないことが上げられます。堅実で安定した生活を好むことが多いでしょう。そしてさとり世代も欲を持たず、情熱を持って何かに挑戦することが少ない点で似ています。また、さとり世代とゆとり世代は、仕事よりプライベートを充実させたいという人が多いです。仕事では、多くの報酬は望まず安定した収入を重視し、プライベートを楽しみたいという人が多いでしょう。

さとり世代が生まれた背景

バブル崩壊後の不況で育つ

さとり世代が生まれた背景として、バブル崩壊後の不況で育ったということが考えられるでしょう。バブル崩壊後の不況下で育ったということもあり、堅実で安定を求め、無理な挑戦をしないという価値観が根付いたと言えます。また、親世代がリストラや転職などをせざるを得ず、自由なキャリア選択ができないという現実を目にしているの大きいです。不況が原因で、さとり世代に「足るを知る」という精神が生まれ、多くを求めず欲がなくなったとも考えられます。

情報通信技術の進歩

さとり世代が生まれた背景に、情報通信技術の進歩が考えられます。さとり世代は、子供の頃からメールやSNSなどが身近にあり、人と対面しないデジタル機器を通してのコミュニケーションに慣れています。また、分からないことがあったら、インターネットで調べて答えを探すという習慣が身についており、情報が溢れた生活の中で過ごしています。そのため、対面での人付き合いにをする前にSNSなどを通して交流をしているので、浅い人付き合いを好むと考えられるでしょう。反対に、長い時間を共に過ごし、信頼関係ができた人は大事にする傾向があります。

さとり世代の考え方の特徴

「努力は報われない」と考える

さとり世代は「努力は報われない」と考える人が多いです。一番の原因は、子供の頃の情勢が不景気であったということが大きいでしょう。自身の親が、仕事のリストラや転職を余儀なくされるところを目にした子供であればなおさらです。不景気の情勢下では、自身で多くの努力を積み重ねたとしても、転職や会社選びなどのキャリア選択を自分の思い通りにすることが難しいです。そのようなキャリア選択の縮小が余儀なくされる社会情勢で育ったさとり世代の人たちは、努力は報われないこともあると考えているでしょう。

答えはインターネットで探す

さとり世代の人たちは、分からないことがあったら、インターネットで調べて答えを見つけ出す傾向があります。さとり世代の人は、子供の頃からインターネットがあり、情報を多く手に入れることができる環境にいました。そのため、分からないことがあったら、まずはインターネットで調べて情報を探すという習慣が身についているでしょう。インターネットで調べても答えが分からない場合は、周りの人に聞く、本を読むなどして情報を得るでしょう。

ブランドよりも実用性を重視

さとり世代の人は、ブランドよりも実用性を重視します。例えば車や衣類など、ブランドの物を買いたいという欲がありません。さとり世代の多くはブランドに憧れるという発想がなく、物を購入する時は、実用性を一番に重視するでしょう。お金を多く儲けて、人が憧れるような生活をしたいと思う人が少ないです。堅実に安定した生活を好むので、物を購入する際も長い期間使用できるか、機能は充実しているかということを考えて選ぶことが多いでしょう。

ワークライフバランスを大切にする

さとり世代の人は、ワークライフバランスを大切にします。仕事に多くの時間を割き、お金を稼ぎたいというよりも、仕事はほどほどに行い、プライベートを充実させたいと考える人が多いでしょう。多くのお金を稼ぎたいという欲よりも、生活の安定さを求めるので、仕事に時間をささげてプライベートの時間をなくすことに、嫌悪感を抱きます。仕事だけでなく、プライベートの時間を大切にし、私生活の充実のための時間を確保したいと考えるでしょう。

人付き合いに適度な距離感をとる

さとり世代の人は、人付き合いに適切な距離をとる傾向があります。さとり世代の人は、子供の頃からデジタル機器が身近にある生活をしており、メールやSNSなどで交流を図ることが普通のこととなっています。他人と直接交流をして、人となりを知るよりも、電子機器を通してその人の情報を知る機会が多いでしょう。そのため、ある程度その人の性格や好きなことなど、事前に情報を知った上で、直接交流をすることとなります。そのため、人付き合いに深く踏み込むという機会が少なくなり、浅い付き合いになりがちです。

さとり世代と上手に付き合うには

プライベートと仕事を分ける

さとり世代の人と上手に付き合うには、プライベートと仕事を分けることが大切です。さとり世代の人は、プライベートと仕事は分けたいと考える人が多いです。そのため、業務外での仕事の付き合いでの飲み会や、休日の取引先との接待などは、避けたいという人がほとんどでしょう。そのため、さとり世代の人には、プライベートなことには干渉せず、仕事での関係として距離感を保ちながら接していくのが良いでしょう。さとり世代の人はプライベートの時間をとても大切にするので、仕事をプライベートに持ち込むようなことはしないようにしましょう。

精神論ではなく論理的に話す

さとり世代の人と上手に付き合うには、精神論ではなく論理的に話すことが大切です。さとり世代の人は、デジタル機器によるインターネットの発達で、子供の頃から情報にあふれた生活に慣れています。そのため、精神論のような根拠のない情報ではなく、筋道がたった根拠のある確かな情報を好むでしょう。また、不景気の中で育ったということもあり、精神論だけでは物事がうまく進まないことも分かっています。さとり世代の人と上手に付き合うには、感情的ではなく、物事を筋道立てて分かりやすく論理的に話すことを心がけましょう。

目標を据えて成功体験を積ませる

さとり世代と上手に付き合うには、目標を据えて成功体験を積ませることが大切です。さとり世代は、仕事を通じて自己を成長させたいと考える傾向が強いでしょう。そのため、仕事で目標を与えて、成功体験を積ませてあげると仕事にやりがいや楽しさを感じてくれるでしょう。目標を持って仕事を達成できた時に喜びを感じるとともに、さらに高い目標を持ちたいという気持ちが高まります。段階を持った目標を与えることで、着実なキャリアアップの機会を与えてあげると良いでしょう。

時間をかけて信頼関係を築く

さとり世代と上手に付き合うには、時間をかけて信頼関係を築くことが大切です。さとり世代は、子供の頃からのメールやSNSでのやり取りで、昔に比べ対面での交流の機会が減っていると考えられます。そのため、短期間で信頼関係を築こうとするよりも、長い時間をかけて交流することで、信頼関係を築くことができるようになるでしょう。最初は信頼関係を築くのが難しいと思われるかもしれませんが、長い時間を共にすることで強固な信頼関係を築くことができるようになります。

さとり世代を知る本

「さとり世代のトリセツ 」

さとり世代を知る本に「さとり世代のトリセツ」という本があります。著書は、株式会社WITS代表取締役の喜多野正之さんで、自身の体験談を交えながらさとり世代との接し方について書かれた本です。さとり世代と非さとり世代の異なる世代同士が、同じ環境の中で信頼関係を築くための方法が書かれています。さとり世代が職場で即戦力になるためのポイントを、87個に分けて説明されています。職場でさとり世代の即戦力になる方法を知りたい方には、ぜひ手に取っていただきたい一冊です。

「さとり世代 盗んだバイクで走り出さない若者たち」

さとり世代について知る本に、「さとり世代 盗んだバイクで走り出さない若者たち」という本があります。慶應義塾大学商学部卒業を経て、株式会社博報堂に入社し、現在は信州大学で特任教授をされている原田曜平さんが書いた本です。さとり世代の特徴を上げながら、中年層が若者にどのように向き合えば良いのかについて書かれています。引き算の発送で満足度を高める、恋より友達を選ぶなど、さとり世代独特の特徴が描かれています。これを読めばさとり世代が考えれていることや、大切にしている価値観が分かるでしょう。

まとめ

さとり世代は上手に育てれば大きな戦力になる

さとり世代の人との上手な付き合い方を知って上手に育てることができれば、会社にとって大きな戦力となるでしょう。様々な世代の人が集まると、異なる世代の人の行動に、理解を示すことが難しく感じる場合もあるでしょう。なぜこのような行動をするのか、理解ができないことも当然あります。お互いが人格を尊重し合い、理解しあおうという姿勢が大切です。今回は、さとり世代の特徴から、さとり世代との上手な付き合い方についてご紹介しました。さとり世代との上手な付き合い方を理解し、より良い職場作りを目指しましょう。

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