記事更新日:2019年05月17日 | 初回公開日:2018年03月27日
人事・労務お役立ち情報紙のタイムカードの影がだんだんと薄くなっているようです。変わってWEB上で打刻から自動集計までを行なってくれるクラウド型の勤怠管理システムが増えています。紙のタイムカードはもちろん、ICカードなど勤怠管理のための「モノ」が不要になる便利なシステムです。勤怠管理の簡素化・効率化のために、導入を検討されてみてはいかがでしょうか。
市場では、多種多彩なクラウド管理システムが続々と登場しています。その中から、「スマレジ」「アマノ」「ジョブカン」の3つをご紹介しましょう。それぞれの特徴やコストを調べてみました。(2018年3月現在)
「スマレジ・タイムカード」は、PC、スマートフォンやタブレット端末などマルチデバイスに対応する勤怠管理アプリです。勤務開始時に、出社せずとも、どこででも出勤や退勤の記録ができます。記録方法も画面タッチ、パスコード、GPS情報、写真撮影など、自社環境に合わせて選択できるのも特徴のひとつです。クラウドでの記録保管、WEB上で記録確認ができるため管理工数を削減できるでしょう。
勤怠管理のみ(30名以内)…無料で活用できます。
シフト作成や給与計算を含む …月額2000円/事業所単位で10名以内
スマレジ・タイムカード
アマノのCLOUZA(クラウザ)は、専用サイトへアクセスするか、アプリを使っての打刻が可能です。管理画面では、打刻情報や集計結果を一画面で見れますし、給与計算ソフトとの連携もできます。シンプルさへのこだわり度が高く、打刻、確認、出力も簡単ステップで完了できるのも魅力です。
1名~500名まで … 一人あたり200円/月
アマノのCLOUZA(クラウザ)
ジョブカン勤怠管理システムは、スマホ、PC、ICカード、指静脈打刻など打刻方法が豊富です。出勤・退勤管理だけでなく、シフト管理に強いことや採用や労務管理なども一括で行えてしまうのが特徴です。
打刻、出勤簿の生成、労働時間の集計・出力の出勤管理 … 一人あたり200円/月
ジョブカン
クラウド管理のメリットは、出社しない社員(出張、直行直帰、在宅勤務など)の勤怠管理もスムーズに行える点です。また、集計も自動で行われるため手間が掛からない上に、集計ミスの心配もなく、タイムマネジメントに繋がります。
リアルタイムな自動集計値が確認できるので、長時間労働対策でも活用できるのではないでしょうか。記録データの保管もクラウド上ですし、新たな機器や用具を必要としないため、スペース的なコストも減らせます。
機器の故障、もしくは通信回線の障害によって活用できなくなることがあります。故障でなくてもインターネットなど通信回線がなければクラウド管理はその機能を果たせません。
社外でも使えることはメリットですが、機密情報やIDなどが漏出してしまうリスクが高まることは否めないでしょう。ユーザーレベルでの徹底した管理教育が必要になります。
市場に出ているクラウド管理システムはたくさんあります。そのほとんどが、無料プランを設けていたり、一定期間の無料トライアル期間を提供したりしています。導入をお考えの際は、一度使ってみて比較検討されることをおすすめします。自社の社員規模や業務形態などに合わせて、使いやすいものを選びましょう。
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