バイトをばっくれる理由って?給料はどうするの?

記事更新日:2019年10月01日 初回公開日:2019年09月13日

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従業員が連絡も無く、出勤しなくなることを「ばっくれる」といいます。その日だけ出勤しないどころか、悪質なケースだとそのままずっと出勤しなくなって辞めてしまうというケースも少なくありません。特に、飲食店をはじめとするアルバイトの多い職場で、ばっくれが起こりやすいようです。ばっくれは、その日の業務へ支障が出るだけでなく、一緒に働いている他の従業員への悪影響も考えられます。そのため、時に企業はばっくれた従業員に対して厳しい態度で臨む必要性も出てくるでしょう。ここでは、ばっくれが起こる要因や、ばっくれが発生した場合の対処法について見ていきましょう。

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バイトのばっくれとは

バイトが突然出勤しなくなる

シフトの時間になったのに、一向にバイトのスタッフが現れない、そういった経験をお持ちのオーナーや店長の方は多いでしょう。「ばっくれ」の語源は「しらばっくれる」から来ているといわれます。つまり、シフトの時間だと分かっているにも関わらず無断で欠勤し、そのまま出勤しなくなって退職にまで至ってしまうのです。ばっくれはバイト本人の身勝手な考えで発生するもので、いつ起こるか分からないという恐怖もあるでしょう。悪質なケースではお店側から損害賠償請求を起こしたという事例もあるため、オーナーや店長はバイトがばっくれる可能性も常に想定しておく必要があります。

若い人や入社間もない人に多い

バイトのばっくれが起こりやすい層も存在します。特に、10代や20代の若い方や、入社してきて間もない方ほどばっくれる傾向が高いのです。若い方は世の中の仕組みについてよく理解していない人も多く、自分の起こしたことが後々どういった事態を引き起こすのかが良く分かっていないのでしょう。また、入社間もないスタッフは周囲との関係性が十分に構築されておらず、「自分はこの組織ではうまくやっていけないのではないか」と一人で抱え込みがちです。責任者に話しづらいなどの理由で勝手に出勤しなくなるケースも起こり得るため、バイトのスタッフが溶け込みやすいような空気づくりも必要になってくるでしょう。

バイトのばっくれが起きる理由

「バイトだから」という認識の甘さ

そもそもアルバイトは、社員の手が回りきらない業務を手伝ってもらう「代わりの人材」として雇用しています。そのため、「自分がばっくれたとしても、代わりに稼ぎたい他のスタッフが入るだろう」という認識の甘さがばっくれの起こりやすい理由になっていると言えるでしょう。また、「代わりの人材である自分が休んだからと言って、高額な損失が出ることはないだろう」といった軽い考えを持っている場合もあります。ばっくれないバイトを採用しようと考えても、学業や就職と考える事柄の多い学生は心変わりしてしまうこともあるため、結局本人次第となってしまうのが難しいところです。

「辞めます」と面と向かって言いづらい

ばっくれは、特に飲食店などのシフト勤務を多用する職場に多いとされています。社員が忙しそうにしていたり、人員が足りていないと分かっていたりするケースでは、「辞めます」と言いづらくて悩んでいるバイトも少なくありません。また、就職や結婚などの節目であれば言いやすくなるのですが、普段の状態では自分でやりたいことが見つかっても辞めると言い出せないケースもあります。ばっくれるというと仕事を軽く見ている問題の多いバイトが起こすと思いがちですが、大人しいバイトが一人悶々と悩んで突然ばっくれるというケースもあるのです。

バイトのばっくれがもたらすデメリット

他の従業員のモチベーション低下

バイトが一人ばっくれてしまうと、作業を任せられる人員が一人少なくなってしまうことになります。そのため、他の従業員が通常よりも多く業務をこなさなければならなくなったり、急遽他のバイトに召集をかけなければならなくなったりするのです。突然ばっくれられると、調和が乱れて業務にミスが発生しやすくなったり、急な負担の増加で従業員のモチベーションが低下したりといった悪影響が出てきます。また、従業員同士でバイトがばっくれたという噂が広まり、会社への不信感が増幅する危険性も考えられるでしょう。

教育に費やしたコストが無駄になる

バイトといえど、自社の業務を遂行してもらうわけですから、先輩社員が付きっきりで指導したり、業務研修に参加してもらったりと、多くの時間とお金を費やします。また、求人媒体に広告を載せるための費用も決して少額ではありません。仮にバイトがばっくれてしまった場合、採用までにかかった全てのコストが無駄になってしまいます。新たにバイトを採用するとしても、求人広告を載せる期間が長くなってしまい、結果的に採用コストが高くなってしまうのです。

売り上げに損害が出るケースも

飲食店やガソリンスタンドをはじめとする業界では、バイトの協力無しでは運営が成り立たない店舗も少なくありません。バイトが一人ばっくれたことによって、業務に支障が出て売り上げに影響が出てくる場合もあるでしょう。また、小さな店舗であればバイトがばっくれたことによって業務が遂行できなくなり、臨時休業せざるを得なくなってしまうケースも。ばっくれた本人は軽い気持ちかもしれませんが、オーナーや経営者にとってばっくれは死活問題にもなりかねないのです。

バイトのばっくれを防ぐには

コミュニケーションの場をつくる

業務が忙しくて社員が眉間にしわを寄せているような環境では、バイトも自分の意思を伝えることに躊躇してしまい、ばっくれにつながるケースもあるでしょう。そこで、休憩スペースを導入したり、朝礼や終礼で一人一人が発言できる機会を設けたりすることによって、コミュニケーションを活性化させることがおすすめです。コミュニケーションが活性化している現場では自然と笑顔も増え、バイトもフランクな会話をしやすいようになってきます。その結果、ばっくれを未然に防ぐことにも繋がるでしょう。

労働基準法を順守しているか

日々の業務に追われている現場では、決められたシフトや時間通り働いてもらうだけでは業務が終わらないケースもあるでしょう。つい頼みやすそうなバイトに残業をお願いしてしまったり、休みの日に出てきてもらえないかといった連絡をしたりしてはいないでしょうか。決められた量以外の仕事を大量に頼まれると、人によっては「こき使われている」と感じてばっくれてしまう危険性があります。また、ばっくれたバイトがSNSに「この会社は労働基準法を守っていない」と書き込んでしまうと、企業イメージの低下にも繋がりかねません。

入社時に法律の話を伝えておく

特に学生をはじめとする若いバイトは、ばっくれる割合が高いものです。世の中の仕組みをよく理解できていないことも、ばっくれという軽率な行動を引き起こす原因だと言えるでしょう。面接時に、ばっくれた場合は損害賠償請求をする可能性があることと、制服を返却しない場合は業務上横領に該当すると伝えることで、ばっくれを防げる可能性が高まります。ただし、自社が労働基準法を順守した業務を行えていない場合は、法律の話をしても説得力が下がってしまいます。労働基準法を順守して、バイトに業務を任せ過ぎないよう注意する必要はあるでしょう。

バイトのばっくれが起きたときの対処法

まずは本人の安否確認を

バイトが突然来なくなった場合、ばっくれと判断する前にまずは本人の安否確認をすることが最優先です。ばっくれるつもりがあったわけではなく、交通事故に遭ったり、犯罪に巻き込まれたりしてしまった可能性もあります。どうしても連絡が取れない場合は、家族の方に連絡をとったり、自宅訪問を行ったりする必要も出てくるでしょう。ばっくれは無断欠勤し続けているのと同じことなので、会社側としては「退職意思の確認」という理由でまずは本人に連絡を取る形で対応しましょう。

制服などの備品を返却してもらう

ばっくれた本人に貸している制服や備品も、全て返却してもらうようにしましょう。仕事上で使用する制服などの備品は「会社の所有物」です。そのため、ばっくれたまま制服を返却しないでいると、法律上は「業務上横領罪」に分類されるのです。仮に自社が被害届を出して、ばっくれた本人が持っていることが確認されれば、警察が動く可能性も否定できません。本人と連絡が取れた場合、まずは返却依頼をし、紛失していた場合は弁償金請求をするなどの対応を取りましょう。

退職届を提出させる

ばっくれた場合、連絡も無く出勤なくなるわけですから当然退職届を提出することもありません。また、ばっくれた本人も職場は行くのにはかなりの勇気を必要とするはずですから、退職届を提出しに来るということは期待できないでしょう。ですが、バイト本人に退職の意思があったことを証明できる退職届を提出させることは労務管理の上で欠かせないことです。信じられないかもしれませんが、ばっくれた本人が後になって不当解雇されたと申し立ててくる可能性もゼロではないのです。会社としては、郵送で構わないので退職届を提出してほしい、と連絡を入れておくことが必要でしょう。

社会保険の喪失手続き

バイトの場合は毎週決められた時間しか労働していないため、社会保険に加入していないケースが多いでしょう。しかし、ばっくれてしまったバイトが社会保険や厚生年金に加入していた場合、正社員と同じように社会保険の喪失手続きを行う必要があります。源泉徴収票、健康保険被保険者資格喪失確認通知書、退職証明書をばっくれた本人に送付しなければなりません。ばっくれたからといって送付しないままでいると、後になってトラブルが起きる可能性もあるため、必ず手続きを行うようにしましょう。

ばっくれるまでの給料は支払う

いくら無断でばっくれたとはいえ、その前までの給料は発生しています。出勤しなくなったとしても、企業には賃金を支払う義務があるため、給料を支払わなければ法律違反と判断されるでしょう。労働基準法第91条に「制裁規定の制限」が定められており、無断退職として給料から制裁金が引かれることが合法となるケースもあります。しかし、過度の制裁金は違法となりますし、就業規則に定めていない制裁金を科すと労働基準法違反に問われる可能性も。現実には制裁金を科すことは難しいと言えます。

損害が発生した場合は法的手段を検討

バイトがばっくれたことによって店舗に損害が発生した場合は、損害賠償請求をすることができます。ただし、請求するには実際に損害を受けたことを立証しなければなりません。通常は、社員が店舗の中核となって働き、数日研修すればこなせるような仕事をバイトに任せるものです。バイト一人がばっくれたからといってお店が損害を被るケースは少なく、現実には損害賠償請求をすることは難しいと言えるでしょう。また、バイト一人がばっくれてお店が営業できなくなるといった場合、ばっくれた本人よりもお店側に問題があると判断されるようです。

一緒に働くスタッフのケアを

バイトでばっくれる人は若い人や入社直後の人に多く見られ、お店に対して強い思い入れを持っている人はまずいません。しかし、入社後に研修を行った先輩のスタッフや面接した社員は、裏切られたと感じてモチベーションが低下していることが考えられます。ばっくれが発生してから元気がないなと思ったスタッフには積極的に声をかけ、裏切られた思いを引きずっていないか気を配ることが大切です。大切な仲間をこれ以上失わないためにも、頑張ってくれているスタッフに感謝の気持ちを伝えてあげることが大切ですね。

悪質なばっくれには毅然とした態度で臨む

バイトを中心に回している職場では、突然ばっくれてしまうというケースが多々あります。その背景には、職場への不満であったり、バイトだからという軽い気持ちを持っていることであったりとさまざまな要因があるでしょう。社会人として許されない行為であるばっくれですが、当の本人は軽い気持ちでばっくれるケースが多いようです。安否確認、退職意思の確認を済ませた上で悪質だと判断した場合には、損害賠償請求などの法的手段に出ることも考慮しましょう。泣き寝入りせず、起こしたことの責任を負わせることが、本人にとっても今後のためになるはずです。

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