記事更新日:2019年05月15日 | 初回公開日:2018年05月31日
グローバル用語解説人事の役割は多岐に渡り、日々の業務に追われている人も多いと思います。そのような人事の業務負担を軽減するシステムの開発も進んでいます。皆さまも、さまざまなシステムの導入で業務進行がスムーズになったと感じられることが増えているのではないでしょうか。その技術は確実に進歩しています。
「人事の仕事も、機械に代替えされるものなのか?」と考えさせるほどの存在として「RPA」が注目されています。RPAとは、Robotic Process Automationの略で、人事を含むホワイトカラーの日常業務を自動化するものです。
RPAには3つの段階(クラス)があります。
業務を学習し、自律的に行えるシステムに成長させるロボティクス領域を含みます。3のクラスに達するまでには、まだ、時間と技術の発展が必要のようですが、その時、人事担当者が行うべきことは何で、できることは何かを考える必要がありそうです。
RPOとは、Recruitment Process Outsourcingの略で、採用業務のアウトソーシングを意味します。企業によってRPOの導入範囲と内容は異なってきます。言い換えると、その範囲や内容は自社で判断・選択することができます。この点が、RPO導入の成功と失敗を左右するでしょう。採用業務の一部を外部委託して代行してもらうことで、人事担当者は人事のコア業務に注力できるようになります。作業工数を減らすことで、基幹業務の質を高めることができるのです。自社の採用スキルが低くても、採用のプロの視点やスキルを反映できるのがメリットです。デメリットとしては、委託コストが発生することや、自社での採用スキルの養成や醸成をしていくことが難しくなる点が挙げられます。
ひと昔前までは、「セクハラ」が主なハラスメントの対象事項でしたが、現在ではその種類が多様化していることは皆さんも感じていらっしゃるでしょう。現在は30種類以上にも及んでいます。職場で起こりうるハラスメントの種類をいくつか挙げてみます。人事担当者は、これらが発生する可能性を阻止する対策や施策を打ち立てる必要があります。
・パワーハラスメント
・モラルハラスメント
・時短ハラスメント
・マタニティハラスメント
・ソーシャルハラスメント
・ケアハラスメント
・パーソナルハラスメント
・テクノロジーハラスメント
・スモークハラスメント
・アルコールハラスメント
・エアーハラスメント
人事の採用活動では「リストラハラスメント」や「終わらせハラスメント」をしないよう考慮することも大切です。ハラスメントは故意でなくても起こりやすいという点を意識しておくことが大切です。従業員に対し、「どんなことがハラスメントになるのか」という教育・研修も必要となってくるでしょう。
ピアボーナス制度とは、ピア(peer=同僚)が相互にインセンティブをやり取りする制度です。つまり、社員レベルでインセンティブ(ボーナス)を発生させる仕組みです。同僚同士の日常業務の中で、感謝や貢献に対してポイントを与え合い、そのポイントが貯まっていき、最終的に企業側が支払う給与に反映するというものです。結果的に、その報酬発生の権限が、従業員にあるということになります。
ピアボーナス制度を導入するメリットとしては、職場での社員同士の「いいとこ探し」が活発になることです。日常の中での小さな協力や協働にも「自分の貢献度を把握」することができます。モチベーションの喚起とコミュニケーションの良好化にもつながっているようです。人事評価の際に行き届かない「貢献」を表面化させ評価することが可能になります。これにより、離職率が下がったという効果を得ている企業もあります。
「日本語+英語+さらに語学が堪能な社員の採用」「海外の展示会でプレゼンが出来る人材」「海外向けサービスのローカライズ出来る人材」「海外向けWebサイト構築・集客」など、日本語も堪能で優秀な人材へのお問い合わせが当社に相次いでいます。
この記事を読んだ方は次のページも読んでいます。