記事更新日:2020年06月22日 | 初回公開日:2018年10月01日
外国人採用・雇用 外国人留学生の採用 人事・労務お役立ち情報 グローバル経済近年グローバル化に伴い、外国人採用に積極的な企業が増えています。では、どのようにすれば外国人を採用することができるのでしょうか。今回はアメリカ人採用のポイントを見ていきましょう。
日本にいる外国人は年々増加傾向にあります。
日本では、どのくらいの在留アメリカ人がいるのでしょう。
参考:法務省
米国は,増減を繰り返しており,2007年末に 5 万人を超えたものの,2009年末以降は年々減少していました。しかし、2016年末に再び増加に転じ,平成 28 年末の在留外国人数は,前年末に比べ 1,434 人増加し,5万 3,705 人となっています。
上記より、在留アメリカ人数は、1度落ち込んでいますが、近年増加傾向にあることがわかります。
しかし、全体に対する割合でみるとどうでしょう。
参考:JUGEM
在留アメリカ人女性は男性の半分程度です。年齢階層別構成は、在留者数は多くないにもかかわらず、女性が著しく少ない「クリスマスツリー型」に幅広く分散しています。また、在留資格の「教育」5千人・「公用」2千人・「宗教」2千人・「外交」1千人は国別1位で、短期滞在目的の「家族訪問」8千人は国別2位など、在留目的や理由が最も広く分散しています。
日本では一括採用という仕組みが利用されているため、決まった期間しか就職活動ができません。しかし、アメリカでは基本的に通年採用のため、1年中就職活動ができます。これは、アメリカでは終身雇用制度がないことが大きな要因として挙げられます。
このように、日本とアメリカでは就職活動の方法が大きく異なります。
項目 | 日本 | アメリカ |
---|---|---|
就活期間 | 3~10月頃 4月から新学期がスタート | 1年中 8月の後半ごろから新学期がスタート |
重視ポイント | コミュニケーション能力・社会的常識の有無・入社後伸びる可能性を見て業務知識のレベルを問わないポテンシャル採用。 エンジニアなどの専門職を除くと、大学で勉強・研究してきた内容自体はあまり重要視されない。 | 即戦力が求められるため、大学での成績・学部・研究内容が重視される。 成績を応募の最低条件として課しているところも多い。 |
インターン | 短期、長期のインターンがあるが、内定をもらえる事はまれである。 最近では一次免除などの優遇があるところもある。 | 長期インターンシップに参加し、即戦力となれるようにする。 また、インターンからの内定ケースも多い。 |
学歴 | あまり重視されない。 採用過程での学歴差別を排除するために大学名無記載を指定する企業もある。 | 学歴が非常に重視される。露骨な学歴社会。 特に、大企業ではその流れは顕著で、大卒ではもはやエリートとは言えず、最低でも修士号、できれば博士号をもっていた方が就職に有利。 |
応募プロセス | エントリー、履歴書はオンラインであっても面接は企業に出向くことがほとんど。 | 国土が広大であるためエントリー、履歴書提出、面接のほとんどがオンライン。 |
アメリカ人の働き方の特徴には以下のようなことが挙げられます。
・時間通り帰る、残業しない
・上下関係が目立たない
・意見をはっきり伝える
・仕事と生活を分ける
・仕事よりも家族優先
・3年程度で転職する転職大国である
以上より、ライフスタイルに合った働き方や仕事の楽しさ、実力主義であることを重視していると考えられます。
アメリカ人求人はアメリカ人専門の英語転職専門サイトです。
特徴
・完全成功報酬制なので、費用に無駄が出ない
・選考に係る業務鵜を大幅低減
・採用活動だけでなく、採用決定後もビザや人材に関する相談が可能
GaijinPot Jobsは日本に住む外国人向けの求人サイトです。
特徴
・GaijinPotと御社との面接で、お互いに誤解のないよう求人条件やニーズを話し合うことで、条件に合う求職者を見つけ出せる
・必要な場合は求人文の翻訳、校正可能
・GaijinPotの人事スペシャリストが確かな人事の目で採用をお手伝い
Glassdoorは社員や求職者による口コミ情報を軸とした、求人情報検索サイトです。
特徴
・転職希望のアメリカ人利用者から重宝されている
・リアルな口コミのため、信ぴょう性が高い
・人材募集、保持のための実践的なアドバイスブログがある
「日本語+英語+さらに語学が堪能な社員の採用」「海外の展示会でプレゼンが出来る人材」「海外向けサービスのローカライズ出来る人材」「海外向けWebサイト構築・集客」など、日本語も堪能で優秀な人材へのお問い合わせが当社に相次いでいます。
この記事を読んだ方は次のページも読んでいます。