記事更新日:2019年03月08日 | 初回公開日:2016年02月15日
外国人採用・雇用日本では現在、家事代行目的で外国から人を呼んで雇用することはできません。それは、家事代行サービスが「単純労働」であるため、原則在留資格を得ることができないからです。
今、日本で家事代行サービスでの職に就いている外国人は、永住者、定住者、日本人の配偶者等の人、もしくは留学生の資格外活動(アルバイト)の人達です。
外国人の家事代行ビザは以下が要件となる予定です。
・フルタイムでの直接雇用
・日本人と同等額以上の報酬
・住み込みでの形態は不可
・雇用する企業は外国人の住宅を確保すること
・在留期限は最長3年間
・母国での研修と1年以上の実務経験
これは、単純労働としての労働者を認める観点から、受け入れる企業側に通常の就労ビザより強めの監督を求めているものと考えられます。
日本には家事や介護、育児などの過重負担で家庭内にとどまっている女性が多くいます。外国人による家事代行サービスは、そのような20代後半から30代にかけての女性の就業率の低さ(いわゆるM字カーブ)を改善するために必要なのです。
https://www.happy-bears.com/kaji/
フィリピンで教育事業も手掛けているベアーズ。現地法人で日本語などの研修を行なっています。家事全般をオーダーメイドで提供しています。外国人スタッフの起用は、東京、神奈川、大阪です。
https://www.duskin.jp/merrymaids/
フィリピン政府が重視する家事支援訓練を受けた人材を採用し、特区の東京、神奈川、大阪で外国人スタッフを起用しているダスキン。スタッフは日本語検定も取得しており、日本の文化・習慣・法令に関する座学、仕事の心構え、実務上の実技トレーニングも受けています。
人材派遣事業を行なうパソナが運営しているクラシニティ。現状は東京と神奈川限定での対応となっています。フィリピンで家政婦の経験を積んだプロフェッショナルを採用。掃除や洗濯などのハウスキーピングを請け負います。現地で3か月間、日本語研修、家事代行研修、異文化・ホスピタリティ研修が実施されています。さらに来日後1か月間は、オリエンテーションやOJT研修でさらに実務力を磨いたスタッフが担当します。
サニーメイドサービスは、介護・家事・育児などの代行サービスを手掛けているニチイの運営です。フィリピン政府公認の専門資格を持つ人材を採用。事前にマネージャーが自宅を訪問しヒアリングして最適なサービスプランをコーディネートします。スタッフは2名1組でスピーディーなサービスを提供しています。早朝から夜間、土日も営業している点も特徴です。
「日本語+英語+さらに語学が堪能な社員の採用」「海外の展示会でプレゼンが出来る人材」「海外向けサービスのローカライズ出来る人材」「海外向けWebサイト構築・集客」など、日本語も堪能で優秀な人材へのお問い合わせが当社に相次いでいます。
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