エンジニアに強い人材紹介5選【利用する際の相場やメリット】

記事更新日:2022年07月24日 初回公開日:2022年06月27日

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多くの企業では、エンジニアの人手不足という課題が深刻化しています。市場にエンジニア人材が少ないことから、現在において採用成功はとても困難と考えられています。コロナ禍によって、開発体制の内製化や、在宅ワークの導入に伴って、エンジニアの需要はさらに増えていくでしょう。本記事では、エンジニアの動向やおすすめの人材紹介会社について紹介します。優秀なエンジニアを採用したい企業担当者の方は、ぜひ参考にしてみてください。

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エンジニア採用市場の動向

競争率が激化している

ITの普及によってエンジニアの需要が右肩上がりのなか、需要をさらに押し上げるようにリモートワークの推進やクラウド化、AIや機械学習、セキュリティ強化がより重視されるようになってきました。エンジニアは、コロナによる落ち込みが少ない結果となりました。国内のIT市場は年々高まりをみせています。このように、エンジニアにおいても超売り手市場である状況は継続しています。またエンジニアは引く手あまたのため、複数社で選考を進め内定を多くを獲得した上で入社先を決める傾向にあります。新規事業の開発・市場拡大を狙っており、人材の採用に注力しています。エンジニア採用は売り手市場が続き、競争率は激化しています。

おすすめのエンジニア人材紹介会社5選

レバテックキャリア

レバテックキャリアは、ITエンジニアとデザイナーの採用に特化した人材紹介会社です。雇用形態や言語スキルまで、企業の採用ニーズに合わせて人材を紹介してくれます。新規事業を始める際にどのような人材を採用するのかが定まっていなくても、オーダーに沿ったエンジニアを提案してくれるでしょう。レバテックが紹介する人材は、常駐型フリーランスが大半を占めています。中途採用に比べて採用までの期間が短く、最短で1週間で参画が可能です。

株式会社パソナテック

株式会社パソナテックはエンジニアに特化した大手人材紹介会社です。約4万名を超えるエンジニアが登録されているため、要望に合った人材の派遣が期待できます。また一括して複数人を派遣するユニット派遣にも対応できるため、新規プロジェクト立ち上げの際には便利でしょう。パソナテックは、海外人材を採用したいというニーズにも対応が可能です。グローバル採用を導入したいけど、自社に採用ノウハウが整っていない場合におすすめです。

株式会社UZUZ

株式会社UZUZは、新卒や第二新卒をメインとした20代の若手採用に強い人材会社です。月間2000名を超える登録データベースから、企業の要件に合致する人材を紹介してくれます。採用成功率や利用満足度といった実績も高く、入社後の定着率からも期待が持てるでしょう。また社会人基礎の教育にも取り組んでおり、入社後に行う初期教育のコストを削減することが可能です。新卒採用から人材を育てていきたいと考えている企業におすすめです。

株式会社富士誇

株式会社富士誇は、ものづくり系エンジニアの採用に強い人材紹介会社です。年間8500名の登録者と、年間約360名の採用決定を生み出している実績があります。企業が求める人材と、マッチング率の高さに期待が持てるでしょう。定期的に企業と打ち合わせを行い、細かい要望までヒアリングを行います。そのため一般の人材紹介会社の書類通過率は平均で約30%と言われていますが、富士誇では59%を超え、高い数値で通過しています。

株式会社JELLYFISH

株式会社JELLYFISHは、外国人のITエンジニア採用に特化した人材紹介会社です。世界48カ国から2万人以上が登録しており、そのうちの91%が35歳以下と若手人材が多く存在しています。AIやブロックチェーンなどの開発スキルをもった即戦力となるエンジニアも多く、自社が必要とするスキルにを所持した人材の採用が可能でしょう。日常会話を理解できる人材が71%を占めるため、コミュニケーションの不安も解消できます。即戦力となる人材を探している企業におすすめです。

エンジニアの人材紹介を利用するメリット

欲しい人材を確保しやすい

エンジニアの人材紹介を利用するメリットとして、欲しい人材を確保しやすい点が挙げられます。自社が求める人材像などを詳しく伝えることで、条件をもとに人材紹介会社が候補者を探すため、求める人材に近い採用が実現します。採用する目的は欠員補充なのか、新規プロジェクトなのか、また募集している業務の特徴など、できるだけ詳細に伝えることが大事です。エンジニア採用であれば、必須スキルなどの条件が多いほど、人材紹介を利用するメリットが高まると言えるでしょう。

書類選考の工数を削減できる

人材紹介を利用すると、書類選考の工数を削減できるメリットがあります。エージェント側で登録者の中から、候補者のサーチを行うため、本来直接応募からの書類選考の条件にマッチするかの手間を省くことができます。事前にヒアリングした内容や求人票をもとに行い、候補者との面談等も実施するため、候補者側で自由に応募できる求人サイトに比べ、応募書類の精度も高まる傾向にあります。応募書類の精度が高ければ、マッチング度合いの低い面接が減らせ、面接官の業務負担も実質的に軽減できるでしょう。

エンジニアの人材紹介を利用する際の相場

初年度理論年収の35%程度

エンジニアの人材紹介を利用する際の相場は、初年度理論年収の35%程度となっています。人材の採用が決定したら、人材紹介会社に紹介手数料として報酬金を支払います。大半の人材紹介会社は、成果報酬型の料金体系を採用しており、採用決定者が入社した時点で支払うのが一般的でしょう。手数料率は人材紹介会社によって異なり、最大50%まで設定可能です。しかし高く設定すると利用してもらえる機会も少なくなるので、現在では30~35%程度が相場となっています。

エンジニア人材紹介会社を利用する際のポイント

求める人物像を明確にする

エンジニア人材紹介会社を利用する際のポイントは、求める人物像を明確にすることです。人物像が曖昧なままでは、企業と応募者のミスマッチにつながります。現場の社員の意見も取り入れながら、具体的な条件を設定しましょう。例えばコミュニケーション能力の高い人だけでは、聞き上手の人やセールス上手な人など、人によって認識が異なる場合があるかもしれません。またリストアップする条件が膨大になるほど機会損失につながるため、優先順位をつけることをおすすめします。

募集条件を緩和する

エンジニア人材紹介会社を利用するなら、募集条件を緩和することがポイントです。日本のエンジニアは少ないため、募集条件を厳しくしてしまうと採用難易度も上がります。仮に低めの賃金に設定すれば、求職者は良い条件の企業へ流れてしまいます。育成を視野に入れた採用やミドル層の採用も併せて行い、採用の間口を広げましょう。しかし即戦力となるエンジニアが必要な場合もあるため、企業の状況に合わせて、適正な条件を設定することが重要です。

給与や福利厚生を詳細に記載する

給与や福利厚生など、待遇面を詳しく公開することも重要です。人材不足であるエンジニア採用市場において、待遇での差別化は必須と言えるでしょう。給与を掲載するだけではなく、手当やキャリアプランまで具体的に記載することが大事です。またエンジニアは労働時間が長くなる傾向があり、体調面に不安を感じている人も少なくありません。そのため、健康に関するストレスチェックやフィットネスジム優待などの福利厚生があれば魅力的です。

外国人材も視野に入れる

国内のエンジニア採用が難しいのであれば、外国人エンジニアの採用も取り入れることが大事です。日本の文化に深い興味を持っており、即戦力となる優秀な外国籍エンジニアは数多く存在しています。IT業界で働く外国人の数は、2017年には5万2000人を超え、10年間で約3倍にも増加しています。ハードルを感じることも多い外国人採用ですが、ITに関わる部門の強化を目指す企業であれば、積極的に採用を取り入れていきましょう。

エンジニアの人材紹介が注目されている理由

有効求人倍率が上昇している

エンジニアの人材紹介が注目されている理由として、有効求人倍率が上昇している背景があります。ITエンジニアの新規有効求人倍率は、2022年3月は約3倍を記録しています。コロナ禍によって、多くの業態において対面型サービスから非対面型サービスへの移行などにより、今後もエンジニア採用の需要は増えていくでしょう。また、経済産業省が発表したデータでは、2030年にはIT人材が最大で約79万人不足すると試算されています。エンジニアの人手不足が進み、採用に苦戦する企業が増えていくと想定されます。

給与や待遇の条件が高まっている

エンジニアの需要が高まる一方で、給与水準や待遇条件も高まっています。スキルの高いエンジニア経験者が希望する給与や待遇などを提示できず、なかなか内定承諾まで至らない、といったお悩みの声を多く散見します。またエンジニア採用の需要の高まりを認識してはいるものの、競合他社に条件面で負けてしまったというケースもあるでしょう。他にも、経営層がエンジニアの採用難易度の高さを理解しておらず、雇用条件の改善が進まないといったケースも見受けられます。

エンジニア職の経験者が少ない

エンジニア職は人材が不足していることから、経験者が採用市場になかなか現れないことも少なくありません。選考における技術面の評価はあったほうがいいものの、顧客や社内とのコミュニケーションをとるスキルも必要になります。技術スキルだけでなく人柄も見極めることも重要である点も採用難易度が高い理由の一つです。そのため、選考における優秀な人材の見極めに苦戦する人事が多く、人材会社を通すことで、経験者を採用しやすくなるでしょう。

フリーランスエンジニアが増加している

エンジニアの働き方は、正社員として企業に勤める形態だけではありません。技術や経歴があれば、自らクライアントと取引するフリーランスとしての働き方も可能です。最近では、クラウドソーシングやフリーランス向けのマッチングプラットフォームも増えてきました。そのため求人を自ら探し企業に応募するよりも、働く時間や日数を自ら調整できる人材紹介会社を利用することも少なくありません。買い手市場であることから、より良い条件で働ける環境を探している可能性が高いと言えるでしょう。

労働環境に合う人が少ない

人材紹介会社が注目される理由には、エンジニアの労働環境に合う人が少ないことが挙げられます。エンジニアの働き方は、納期間近は激務になることや、なかなか休みが取れないなどのイメージを持たれています。多くの企業が働き方改革に積極的に取り組んでいますが、過酷な労働環境であることから応募者が集まりにくく、慢性的な人手不足という悪循環に陥っています。そのため人材紹介会社を通して、エンジニア人材を確保する手段が効率的と言えるでしょう。

まとめ

人材紹介会社を上手く活用して優秀なエンジニアを採用しましょう

エンジニアの採用は、慢性的な人材不足により多くの企業が苦戦しています。エンジニアが買い手市場の状況である現在、人材会社を通して採用をすればコストはかかってしまうかもしれません。しかし、長期的に見れば直接採用をするよりも効率が良いと考えられます。人材紹介会社にもそれぞれ特性があるため、自社の採用計画を見直し、今後の方針を見据えた上で適切な企業を選ぶことが大事です。ぜひ人材紹介会社を上手く活用して、優秀なエンジニアを採用しましょう。

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