記事更新日:2020年06月05日 | 初回公開日:2017年04月28日
日本の英語教育 採用・求人のトレンド 人事・労務お役立ち情報 外国人留学生の採用 グローバル経済英会話講師として働きたい! と言う場合、想像する仕事場所とはどんな所でしょうか。平日夜間や土日に開校が多い『社会人向け』の英会話教室や、子供を対象とした幼児英会話教室がありますね。社会人向けの英会話教室では、講師1名が集団に教える場合もあれば、講師1名が2名程度の生徒を教える個別指導の教室もあります。
2020年には小学校の英語学習が始まることから、学校の非常勤講師といった働き方もあります。それぞれ授業の時間も違えば料金も変わりますので、英会話講師としての給料も変わってきます。
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英会話教室に限らず、学校や塾での給料平均は以下になります。
・公立学校の非常勤講師:授業1コマあたり2500円前後
・私立学校の非常勤講師:授業1コマあたり3000円前後
・学習塾常勤講師:平均月収20万円~22万円(1年目)
・学習塾アルバイト講師:授業1コマあたり1500円前後
英語を含め、教科によって金額が変わることはあまりないようです。そして、授業1コマとは言っても、小学校では1コマ45分、中学高校では1コマ50分、学習塾では1コマ50分~90分と、対象者によっても時間はかわってきます。また、講師の仕事として、授業以外にも副教材の作成やテストの採点作業など、他の業務も入ってくるので、時給はもう少し低くなるように思います。
では、英会話教室の講師の給料平均はいかがでしょうか。常勤の英会話講師の給料は、平均25万円~30万円程度で、非常勤の講師の場合は1コマあたり3000円程が平均相場のようです。もちろん、DMMに代表されるようなオンライン英会話教室の講師であれば1コマあたりの金額はさらに低くなりますし、逆に人気のある講師や、教室の運営管理もしているような場合にはもっと高くなる場合もあります。
給料の平均で見れば、他科目の講師の給料よりは高めに設定されているようですが、テストの採点、授業の準備など、給料が発生しない時間外の仕事もあることは見逃せません。
常勤の英会話講師として働けるようになれば、生活の心配はあまりありません。ですが、非常勤の英会話講師の場合、一つの勤務地では生活が成り立たないことが多くあります。そのため、今日はAスクール、明日はBスクール、といったように、複数の英会話教室を掛け持ちして、様々な英会話教室で働いている人が多くいます。
また、常勤の英会話講師として働いている場合も、昇給はあまり期待できないようです。昇給を望む人は講師としてだけではなく、教室運営の仕事も行っていき、管理職へステップアップしていくという選択肢がありますが、講師としての仕事だけをしたいのなら、非常勤で複数のスクールを掛け持ちして働く方が合っているかもしれません。非常勤の場合、給料は1コマあたりの金額になりますので、1コマ90分で2000円よりは、1コマ45分で1300円のところの方が給料が高くなります。さらに、講師が時間外に用意する副教材が必要ないぐらい教材が充実しているスクールもあります。求人をしっかり読んで、自分に合ったスクールを選ぶことが大切です。
2020年に小学校で英語の授業が必修化するように、日本では英会話教室の需要が今まで以上に高まってくることが予想されます。それに伴い、英会話講師の需要も高まってきます。また、公立私立問わず小学校での非常勤講師、常勤講師といった仕事も今後増えてくるでしょう。
英会話講師と一口に言っても様々な働き方があるので、それらを認識した上で自分に合った働き方を見極めることが肝心です。
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