記事更新日:2019年05月10日 | 初回公開日:2017年08月31日
外国人採用・雇用まず、人材紹介会社に期待できるのは広範な母集団形成です。彼らは、保有しているデータベースを用いて留学生や国内の外国人を集めることができます。また、詳細にペルソナを提示すれば、国籍や専攻、過去の経歴、スキルセットなどの条件も汲んだ人材を集められます。適切な採用母集団を形成するために、ペルソナは詳細かつ具体的に組みましょう。
・学歴
・年齢
・大学での専攻
・職務経験
・大学での課外活動の例
・志向性:考え方や困難への立ち向かい方
続いて母集団が形成されたら、スクリーニングを依頼しましょう。全く基準に合わない外国人が応募してくることがあるので、ここでそのような人を外し、採用担当者の労力を削減します。スクリーニングの基準は人材紹介会社とよく相談して、適切なものにしていきましょう。
・必要項目の何%充足なら通過か
・どんな発言をしたらNGか
・日本語レベルはどの程度か
・職務経験に嘘偽りはないか
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そして、外国人採用は人材紹介会社にすべて任せるのではなく、一緒に実施していくことで自社ナレッジを蓄積しましょう。そうすることで、自社の環境が外国人人材に門戸を開いたものになり、今後の外国人採用の成功へとつながります。
・採用活動の実施:実際に人材紹介会社と協働して1クールの外国人採用活動を実施する。その中で出てきた課題や気づきを共有して次回のクールへの修正につなげる。
・採用活動の実施後:人事制度上の運用で問題がないか確認しつつ、気づきや示唆を社内でフィードバックしていく。次回の採用計画も立案していく。
このような繰り返しを通じて自社のナレッジを高めていきましょう。
人材紹介会社には様々な種類があるため、選球眼を持って人材紹介会社を選びましょう。実績がしっかりあり、スクリーニング段階で適切に人材を絞れる人材紹介会社を選ぶのが良いです。貴社の基準に合わない応募者があまりに多い母集団を形成してくる人材紹介会社は、マッチング能力が低い可能性があるので要注意です。
外国人採用において人材紹介会社を活用するポイントは、母集団形成、スクリーニング、ナレッジ蓄積です。目の前の外国人採用に目を向けるだけでなく、貴社の今後のために人材紹介会社からノウハウを学び、外国人採用ナレッジを高めていきましょう。
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