記事更新日:2020年06月06日 | 初回公開日:2017年09月28日
日本の英語教育 採用・求人のトレンド 外国人採用・雇用 ビザ(在留資格)について インターナショナルスクールの教員として働く場合には基本的にネイティブかそれに相当する英語力を必要とします。
◆英語圏で取得した教員免許
◆学士号を持つ科目の証明書
◆2年以上の教員経験
以上のことが最低満たされていることで、基本的なインターナショナルスクールでの教員として指導する立場にふさわしい人材を確保することが出来るでしょう。
求める英語レベルは働くスクールやポジションによって変わってきます。例えば、アルバイトやアシスタントなら日常会話レベル、正社員ならネイティブの保護者とのコミュニケーションが取れるレベルといった採用基準もあります。
インターナショナルスクールは教員だけでなく、教員のアシスタント、マネージャー、事務などの様々なスタッフが働いています。また、正社員だけでなく、契約社員であるパート、アルバイトの募集もあります。そのため、それぞれのポジションに適合した人材の確保が必要です。
・英語能力と会話能力に長けている
・保育の現場を変えたいというポジティブな志向性
・戦略的思考を磨きたいというビジネスマインド
・英語力
・子供たちの国際感覚を身に着けるお手伝いが出来る
・保護者と共に子どもの成長に関与していく姿勢
・保育士、幼稚園資格免許などを取得している
・英語力
・事務に必要なスキル
・コミュ―ニケーション能力の長けている
グローバル社会で不可欠になる英語力ですが、インターナショナルスクールが増加の一途をたどるには政府が掲げる英語教育に関する方針も非常に影響を及ぼしています。
文部科学省が今後の英語教育についての改善や充実方法について掲げた提言を発表しています。その中の改革の提言について特に小・中・高の英語教育の一貫した指標の設定を目指した取り組みをする計画を上げています。
特に2020年へ向けて各学校が英語教育を通して何ができるかという視点で技能ごとに具体的な学習達成目標を設定し、英語力による達成状況を明確に検証できるよう働きかけています。
25年度の教育振興基本計画内では生徒の英語能力を中学校卒業段階で英検3級、またはそれ以上、高校卒業英検2級程度またはそれ以上、を達成した生徒が全体の50%を超えることが目標として掲げられていました。また同時に高校卒業時に「聞く・話す・読む・書く」の4技能を積極的に使える能力を身に着けていることを目標としています。
文部省が近年特に推奨してきたコミュニケーションに重視した英語教育において非常に興味深い結果がアンケートで発表されました。
<小学校外国語活動実施状態調査アンケート>
◆小学生の7割以上が英語または英語の授業が好きと回答
◆中学生の8割以上が小学生の英語の授業が役に立ったと回答
◆小中学教員の多くが生徒の英語のスピーキングとリスニングが小学校英語教育導入前と比べてレベルが上がっていると回答
文部省と各学校の英語教育強化の推進活動は以上の結果からも非常に効果的に現在の英語能力向上に役に立っていることが明らかとなりました。
このようなデータとさらなる英語教育の推進、促進は将来を担うこどもたちに非常に重要な教育です。今まで以上にインターナショナルスクールの需要が高まるのは当然のながれですし、そのスクールに採用される職員や教員補佐の人材にもそれ相当の英語のレベルが求められることとなります。
一般的に英語能力を必要とする求人にはのTOEICなどのスコアによってそのレベルをチェックします。
◆600点~695点
・自分宛ての簡単なメモがかける
・相手にゆっくり話してもらうことで道案内や海外旅行等ではレストランやショップで買い物が出来る
◆700点~795点
・最低限のビジネス英語を使用することが出来る
・会議の内容や社内文書を理解し日常業務のやり方を説明することが出来る
◆800点~895点
・英語のページから情報収集ができ、国際部門への配属も期待でき、日常会話に支障なくノーマルなスピードでも理解ができる
◆900点~990点
・ネイティブスピーカーに非常に近いレベル
・仕事上の複雑なディスカッションや専門分野も理解ができ英字新聞も簡単に理解が出来る
この基準からインターナショナルスクールで英語を共通語として仕事をするには、最低700点以上なくてはありませんし、むしろスピーキングとリスニングはそれ以上の理解力が必要となるかもしれません。子供たちの能力向上と共に採用される職員も共に向上の意思をもつ必要がありそうですね。
インターナショナルスクールの採用にあたり、やはりここで大きく問われるのは日本人向けのスクールでも外国人向けのスクールでも基本は英語力ということです。
英語で正しくコミュニケーションが取れなければ、生徒に影響がでますし、ひいてはスクールの質を落としてしまいます。
英語の読解力、理解力もふくめ、会話としてコミュニケーションに長けた人材を確保すべきでしょう。
そして、もう一つ重要なのはケア精神です。
小さい子供を預かる保育の要素が非常に高いプリスクールでは、一人一人の生徒や園児にケアのある対処が出来るパーソナリティがなくては務まりません。
保育士としての資格と同時にそのキャラクター性にも注目して人材を採用したいものです。
・子供や保護者に対して積極的にコミュニケーションが取れること
・ホテル、航空、飲食などの接客経験があること
・Excel、Word、PowerPointなどが使えること
・国際教育に興味があり、何事もチャレンジできること
上記のような英語以外のスキルに注目して採用することも重要です。どのような人材が必要なのかを明確にすることが良い採用に繋がります。
「日本語+英語+さらに語学が堪能な社員の採用」「海外の展示会でプレゼンが出来る人材」「海外向けサービスのローカライズ出来る人材」「海外向けWebサイト構築・集客」など、日本語も堪能で優秀な人材へのお問い合わせが当社に相次いでいます。
この記事を読んだ方は次のページも読んでいます。