記事更新日:2018年09月20日 | 初回公開日:2017年10月04日
人事・労務お役立ち情報外国人雇用が加速する現在はデーターから雇用が確認できます。なぜ数字で見せるのか?それは納得いく数字をだし、説得材料に使用するためです。
外国人雇用に関しての注意点は別記事に詳しくお伝えしております。
訪日外国人が増加していることをニュースで聞くことがあります。そもそも訪日外国人とは、日本に訪れる外国人を総称した言葉です。主に、観光やビジネス関係などの目的を持って日本に訪れます。
平成29(2017)年8月時点で、平成29(2017)年の訪日外国人の数は、18,916,200人。(※1)前年の平成28(2016)年と比較しても、1年間で累計24,039,700人と残り4ヶ月がありながらも、前年よりも多くの外国人が日本に訪れていることが見込まれます。(※1)
日本政府は、平成32(2020)年までに年間4000万人の訪日外国人を呼び込む政府目標があり、この調子で行けば達成する勢い。外国人を国内に呼び込む理由は、インバウンド効果と呼ばれる経済効果に結びつくことができ、観光業のみならず多くの企業に恩恵をもたらすことができるからです。
今後も訪日外国人にピックアップすることは間違いありません。
(※1)出典元:
日本政府観光局(統計データ(訪日外国人・出国外国人)平成28(2016)年の訪日外国人を国籍別にしたランキングを紹介。どの国から来ているのでしょうか?(※2)
戦後からアメリカ人が、日本に渡航するようになり、現在も多くのアメリカ人が観光しに日本へ来ます。
イギリスから中国に返還された都市とされていますが、中国ともに香港市民は、中国という括りには入っていないと認識しています。香港が日本に訪れる理由は、旅行する利便性が高いからでしょう。東京に行くにしても2時間半から3時間と短時間で外国に行くことができ、中国本土に行くよりも観光しやすいです。
こちらも香港同様に中国では違う国と認識されています。台湾人は親日家が多く、日本が占領地していたこともあって日本の文化に慣れ親しんだ国です。
お隣の韓国は、昔から多くの韓国人が日本に訪れています。中国や台湾でバブル経済となる前には、訪日外国人1位を保持していましたが、現在も劣ることなく多くの観光客が日本に観光に来ます。
急速な経済発展により中級階級以上の中国人が、日本に訪れるようになりました。一時は、爆買いという言葉が世間に浸透させるほど、中国人が日本にいることを存在付けさせました。年々、観光客の数は減ることなく、今後も増えるでしょう。
平成28(2016)年度の訪日外国人を国籍別にすると、大多数を占めたは「アジア圏」がほとんど。それもそのはず、街で見かける外国人は、中国や韓国、フィリピン人などを見かける人は少なくありません。アジア諸国の経済発展が著しくなり、近隣国で観光をするなら発展している日本が良いと考える人が多いことが原因でしょう。
(※2)出典元:日本政府観光局(統計データ(訪日外国人・出国外国人))
今や街に出れば多くの外国人を見る機会が増え、昔と比べて明らかに日本国内が国際化に進んでいます。日本全国どこでも見ることができますが、訪日外国人は日本のどこに行っているのでしょうか?
5位 沖縄県【448万人】
4位 京都府【482万人】
3位 北海道【692万人】
2位 大阪府【1026万人】
1位 東京都【1806万人】
やはりダントツで東京が1位。他の地区も、日本人にも人気があり、納得のいくランキングでしょう。
(※3)出典元:<観光庁(宿泊旅行統計調査 平成28年1月〜12月)
訪日外国人に人気の都道府県では、都道府県でいえば日本人にも人気のある観光地でした。しかし、訪日外国人にはどのような観光地が人気なのでしょうか?
トリップアドバイザーが2016年の外国人に人気のある観光地を紹介します。(※4)
サムライは海外で人気があり、アメコミのキャラや映画にも登場するほど日本のキャラクターの一つとされています。サムライ剣舞シアターでは、本物さながら?のサムライショーを鑑賞することができ、サムライ好きだけでなく外国人には異文化として興味が湧く観光地です。
奈良の大仏で有名な東大寺は、仏教徒が多いタイやベトナムなどの国々から人気のある観光地とされています。近隣には、世界最古の寺院「法隆寺」があるため、寺に関心があるが外国人には人気のある観光地です。
宮島は別名で厳島と呼ばれ、世界遺産に認定されています。島の中には、海の上にある鳥居が有名な厳島神社があり、青い海と赤い鳥居の色合いに目を光らせる魅力があります。
世界で最初に核兵器を落とされた都市・広島。広島平和記念資料館は、負の遺産として見るものを衝撃的な感情を湧き起こます。昔から観光地として観光客が多いことで有名です。
2016年には当時のアメリカ大統領バラク・オバマ氏が訪れたことでも有名です。
1000本の鳥居が並び日本でもここしかない見ることができない神社です。古きを大切にする京都ならではの荘厳な風景に、外国人も自然と行きたいと思える観光地となり初めています。
平成12(2000)年の訪日外国人は、年間で476万人でした。(※5)しかし、平成28(2016)年には、訪日外国人の数が年間で1973万人と約5倍の増加を可能としました。16年の期間で多くの観光客を呼び込めたのは、日本政府が働きかけた結果やアジア諸国の経済発展が影響しているからでしょう。今後も増え続ける訪日外国人は、インバウンド効果として日本にも大きな経済効果を生むことができ、無視することはできません。
(※5)出典元:国土交通省(訪日外国人旅行客数の推移)
新聞やテレビで「インバウンド消費」という言葉を目にしない日はありません。いまや訪日外国人による活発な消費活動が日本経済を占うのに欠かせない要因となっているのは、ご存知の通りです。
最新の統計によると、訪日外国人の消費総額はまたもや最高額を更新し、平成29年(2017年)は、前年に比べ17.8%増の4兆4161億円と初めて年間4兆円を超えました。ただし、一人当たりの旅行支出は15万3921円で、前年比1.3%のマイナスになっています。
出典元:訪日外国人消費動向調査(平成29年年間・速報値。観光庁)
一人当たりの旅行支出でもトップは23万円の中国ですが、22万6000円のオーストラリアが僅差の2位につけ、以下ほとんど差がなくイギリス、スペイン、フランスとヨーロッパの国が続いています。
買い物額が多いのは、やはり「爆買い」という流行語を生んだ中国が断トツで、2位がベトナム、3位がロシア、以下、香港、台湾、シンガポールの順になっています。
一方、宿泊料金ではイギリス、フランス、オーストラリア、ドイツなど、飲食費ではイギリス、オーストラリア、スペイン、フランス、ベトナムなどが上位を占めており、ヨーロッパ・イギリス文化圏の国が多いのが目につきます。
娯楽・サービス費は、北海道などへのスキー客が多いオーストラリアが平均の3倍近い金額でトップとなっています。少子高齢化が進む日本経済を支える重要項目になっている、訪日外国人の消費行動。その傾向や変化の兆しには、ビジネスパーソンとして常に注意を払っておきたいですね。
日本を訪れた外国人観光客は、お土産として何を買って帰るのでしょうか?
リピーター客が増えるにつれてインバウンド消費も「モノ消費からコト消費」へと変化し、日本で買って帰りたいものも、家電製品や化粧品・薬などの爆買いから、使って楽しいもの、買う人の価値観に合うものへと変わってきています。なかでも、高品質で低価格な日本の生活雑貨は、初めて日本を訪れた人にもリピーターにも喜ばれ、いまや日本土産の定番となっています。
日本人にも人気の総合生活雑貨店「ロフト」で訪日外国人が買って帰る、人気のお土産ランキングをご紹介します。
出典元:株式会社ロフト、プレスリリース。平成29年(2017年)8月発表
自国で買うと高価格な製品、手に入りにくい商品というだけでなく、自分の価値観に合うものが求められていることが、このランキング結果から読み取れます。商品やサービスから得られる経験に価値を見出す「コト消費」の時代。そこには、大きなビジネスチャンスが隠れているのではないでしょうか?
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