座談会の上手な進め方【目的・メリットは?】

記事更新日:2020年06月26日 初回公開日:2020年06月21日

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経団連の就職協定により、採用活動の解禁時期や手法などに制限ができたため、早期に出会った学生を繋ぎ止め、選考まで進ませることが難しくなってきました。そんな中、就職活動生と社員を繋ぐ「座談会」を活用する採用活動が注目されています。エントリーシートや面接では伝わらない双方のざっくばらんなやりとりができる形式は、採用活動の早期に選択肢に入り、特別な存在になるきっかけ作りには最適です。とはいえ、座談会を開けば良い人材が選考に進んでくれるとは限りません。座談会が開催される目的や注意点、座談会で得られるメリットなど、座談会を成功させる秘訣をわかりやすくお伝えしていきます。

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座談会とは

何人かが集まり各自の意見や感想を述べあう会

座談会とは、説明会の直後などにおこなわれる「社員と学生が話をする場」です。説明会で聞き逃したことなどを質問できたり、より会社のことを知ってもらうために通常の採用面接とは異なる方式で何人かが集まり各々の意見や感想を述べ合います。説明会のように会社から学生に向けて発信するというよりは、先輩社員に聞きたいことなどが質問できる、学生から会社に対して学生発信の色合いが強くなっている点でしょう。企業としても、学生が自社に対してどのようなイメージを持っているのか探れる良い機会にもなります。

就職活動の場合は社員と学生との交流として開催される

座談会とは、何人かが集まりある問題について各々の意見や感想を述べ合う会の総称のため、さまざまな場面で用いられることとがあります。就職活動においては、社員と学生が形式ばらない形で交流し、話し合うことを目的として使わるようになってきました。学生と年齢層の近い若手社員を交えた座談会を開催することで、説明会だけでは伝えきれない企業の魅力や仕事の楽しさについて知ってもらうことができます。社員が学生と近い距離で交流することにより、実際に入社した後に働くイメージをより明確にもってもらうことにも繋がるでしょう。

座談会の目的

就活生に自社を知ってもらうため

座談会は、一見すると就活生のために設けられた質問の場のように見えますが、実際は企業側が就活生のことをもっと知りたい考えて開催されるケースがほとんとです。企業によって座談会の位置づけは違いますが、就活生から企業に対して質問できる時間を設けられます。企業としては説明会よりもフランクに出される就活生の質問から、学生がどんなことに関心を持っているのか把握する機会にもなるでしょう。座談会は選考に関係することはほとんどありません。しかし、どのような就活生が来ていたか、興味を持っている就活生の学科などは、採用活動を充実させるためにも知っておくと良いでしょう。

自社に興味のある学生のクロージング

座談会で行われる会話は、説明会で行われる企業のビジョンなどとは違い、学生が知りたいと思われる内容に沿って話が進むことも多く自由度の高い場所です。人数も少なめでカジュアルな雰囲気で学生の内側を理解できる良い機会になります。この場所を訪れるということは、何かしら自社に興味を持っていることには違いありません。この機会にしっかりと就活生の心を繋ぎ止め、学生をどれだけクロージングできるかが採用活動の成功には大切。実際に働くイメージをより明確にもってもらうために、社風や仕事内容など実際に足を運ばないと分かりづらい「雰囲気」を掴んでもらうようにしましょう。

座談会の形式と進め方

テーブル形式(ワールドカフェ)

テーブル形式(ワールドカフェ)の特徴

座談会の多くで用いられているのが、参加者が数名ごとに分かれテーブルに着席して対話をするテーブル形式(ワールドカフェ)。一定時間ごとにメンバーを入れ替え対話を繰り返して話せるため、限られた時間で多くの学生と意見交換をすることができます。カフェのようにお茶しながらリラックスして会話を進め雰囲気からこのような名称で呼ばれています。大勢の前では躊躇われる質問もしやすく、学生の胸の内を聞ける良い機会です。また、他の就活生の質問なども聞けることから、積極的に参加している学生もいるため、採用活動における母集団を増やす意味合いでもメリットと言えるでしょう。

進め方

まずは就活生を数人ずつに分けてテーブルに着席させ、担当社員が固定(もしくは交代)で訪れて就活生と対話を繰り返します。職種や事業に分けて社員を配置して、少人数の学生を囲んで質問して移動していくことにより、学生が知りたいことを現場の言葉から直接聞くことができる状況になるでしょう。面接のような緊張感でなく、フランクに先輩社員に質問をしたりすることができるため、社風に限らず学生自身がより実際に働いているイメージを持ちやすいでしょう。自社に興味のある学生を次の選考に進ませるために有効な手段です。

パーティー形式

パーティー形式の特徴

パーティー形式の座談会は、参加者が自由に動き回って話ができるのが特徴です。テーブルには食べ物や飲み物(アルコールの場合もある)が置かれ、誰とでも自由に好きな時間話すことが可能。そのため、たくさんの人から話を聞くこともできますし、一人の人とじっくり話すこともできます。その日の内容は、就活生の意思で行動が決められるため、人見知りや消極的なタイプなど、人によってはなかなか会話を繋げることが難しいかもしれません。孤立した人が極力できないように、社員は全体に目を配り、積極的に話しかけるようにしましょう。

進め方

企業によっては、インターン終了後に居酒屋へ行き、飲み会形式で座談会を行うところもありますが、多くは説明会後のカジュアルな場所での立食です。参加する社員は、先輩社員にあたる若手と1つ上の役職ぐらいの2人1組を数組当てると良いでしょう。若手社員と上司をセットにすることにより、パーティー形式でも円を囲みながら話せる雰囲気も出すことができます。また、就活生は入社すれば一番下になるので、先輩社員と上司の関係性を見ることで、入社後の上司部下の関係性のイメージが深めることができるでしょう。いくつかの事業部や職種などで数ペア作り、ラフな雰囲気で話せる空気を出すことが大切です。

座談会の学生側のメリット

説明会ではわからない社員の雰囲気を知ることができる

就職活動において、説明会や面接などで採用担当者や役員といった企業の一部の人のスピーチを聞く機会があっても、先輩社員と直接やり取りできる機会は少ないのが現状です。その点、座談会では先輩社員と交流することができ、生の声を聞くことで企業の雰囲気を感じ取りやすくなり、自分が働いているイメージを掴みやすくなります。ただし、話を聞いた社員を企業全体の印象としてとらえる学生も少なくはありません。そのため、座談会に参加する社員は、企業の模範社員となるような学生が憧れる人を選ぶようにしましょう。

他の学生の意見を聞くことで新たな自分の発見がある

座談会では会社からの一方的な情報だけでなく、一緒に参加している就活生がする質問を聞けるため、ライバルについても知ることができるというのもメリットです。就活においてどんなことに注目しているのか、他の企業の座談会に参加した時にどんなことを質問したらよいかなど、参考にしている学生も多いようです。他の学生の意見を聞くことで、今まで気づけなかった自分の発見にも繋がりますし、自分の目指す方向性が明確になることも。就職活動の初期段階において、カジュアルな雰囲気は学生にとっても入りやすく、これから続く就職活動のベースを作る意味でも良いでしょう。

選考に影響する事が少ないので聞きづらい質問もできる

座談会に参加することで企業説明会やホームページでは知ることができないリアルな情報を知ることができます。何より選考に影響する事が少ないので、給与や人事制度、福利厚生など聞きづらい質問もしやすいのがメリットでしょう。実際に働いている先輩社員の生の声は、これから社会に出る学生にとっては参考になることばかり。社内の雰囲気や仕事の楽しさ、苦労したことなどピンポイントに絞って聞くことも可能です。個別に質問する時間もあるので、ずっと気になっていたことや調べても分からなかったことが聞けるチャンスです。

座談会を成功させるポイント

あらかじめ質問例を確認しておきスムーズに答える

座談会当日までに、参加者に質問事例や話すテーマなどをある程度決めておき、メールなどで事前に知らせておくと良いでしょう。もちろん、座談会では決められたテーマについてだけの対話ではありませんが、最初の雰囲気作りは大切になります。いきなり会って「何でも自由に質問してください。みんなで話し合ってください」と言われても、盛り上がると思いますか?和気藹々と会話が弾むように持っていくためにも、どんな人たちが座談会に参加するのかプロフィールを配っておくと、参加者たちの緊張感を和らげることにも繋がるでしょう。

時間配分を決める

座談会は、話が盛り上がると時間を忘れがちになってしまいます。もちろん、聞きたかった質問を掘り下げて詳しく聞けることは学生にとっては貴重な機会ですが、ある一定の人に絞られてしまうと不満の原因になりかねません。参加者の平均的な満足度をあげること、座談会の本来の目的でもある多くの参加者と接点をもち、選考に進んでもらうためにも時間配分を決めて進行することが大切です。予め、テーマごとに時間を決めたり、座談会の終了時刻を伝えると出席者もそれを意識して話を進めてくれるはずです。また、場合によっては途中で話を区切ることもしましょう。

参加生徒が全員質問できるように工夫する

順番で話す機会を設ける

座談会は、就活生にとっては本音が聞ける貴重な場所でもあるため、質問したい内容が多くなってしまうのは仕方のないことですが、時間は有限ではありません。一部の学生のみが満足できる座談会では、採用活動において求める就活生を次のステップへと導くことは難しいでしょう。母集団を減らさないためにも、一部の人にのみ質問時間が偏らないように全ての学生が順番で話す機会を設けるようにしましょう。また、参加者全員に質問機会があるように、事前に質問内容を聞いておくのも一つの方法です。限られた短い時間の中で、なるべく多くの学生に発言してもらうための工夫をしましょう。

司会が話を振る

時間配分や質問内容などを事前に整えることで一定の疑念点はクリアできますが、当日の雰囲気は集まる人の性格などによっても異なります。盛り上がる日もあれば、そうでない日もあるでしょう。その時に必要になってくるのが、司会者のトークとその場を回す力です。盛り上がらない座談会は、積極的に司会者が話を振って空気を和ませることも必要でしょう。最終的なゴールは、次につなげること。司会者が積極的に話を振ることで、声を出さない出席者にも話す機会ができますし、話が脱線してしまった場合に軌道修正をすることもできます。

座談会をうまく活用する事でミスマッチを防止できます

先輩社員と近い距離で交流ができる座談会は、自社の魅力をアピールする時間の多い説明会や就活セミナーとは違う一面をもつ、採用形式のひとつです。早い段階で学生を囲い込み、少しでも多くの就活生を自社の選考に進ませることは、優秀な人材の確保にも繋がります。また、就職活動の早期から動いている学生寄りのイベントであることを強調することで、特別感を持って貰うこともできるでしょう。座談会を活用することは就活生の本音を探れる良い機会です。自社の強みや置かれている状況を冷静に察知し、ミスマッチを減らした採用活動にしましょう。

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