記事更新日:2018年11月13日 | 初回公開日:2018年08月09日
翻訳・通訳の雇用企業の業務の中で、翻訳が必要となるものが増えているのではないでしょうか。機械翻訳も増えてきていますが、まだ正確性に欠けたり、不自然さが残ったりしてしまうものです。そこで今回は、効率的に翻訳人材を探せる媒体をいくつかご紹介しましょう。
最近では、機械翻訳もたくさん登場しているため、活用をされる方も多いかもしれません。しかし、その精度は、正確で自然な日本語というには、まだ遠いものがあるようです。
原文の意味を忠実に捉えた翻訳をするには、結局、人の手を入れる必要があるというのが現状です。とくに、契約などに関わるような重要文書では、正確さは不可欠ですし、WEB上に公表するコンテンツなどでは、翻訳の精度が企業イメージを左右することもあります。
採用人材は、通常の採用活動のように手間をかけなくても、リーチすることは可能です。さまざまな媒体がありますので、翻訳する内容の重要度に合わせながら検討されてみてはいかがでしょうか。
WEB上に出す求人が主流となっている昨今、求人情報誌など紙媒体での求人掲載も有効です。求人情報誌でも、翻訳スキル、勤務地、勤務形態などを細かく指定することができます。
フリーペーパーなど、媒体によっては無料掲載できるものもあり、コストを抑えることができるでしょう。掲載料がかかる場合は、応募があってもなくても、採用できてもできなくても、費用が発生することには注意が必要です。
エリア限定で発行されていることも多く、絞り込んだターゲットにアプローチができます。人目につく場所に配置・配布されるものなので、偶然に目に留まるという可能性が狙えるでしょう。
翻訳エージェントには、翻訳や通訳のような語学の専門スキルを持った人が登録しています。専門の翻訳会社のパートナーとしての登録形態が多く、登録時にはトライアルテストが行われています。
テストやトレーニングは比較的、厳しく徹底されていることが多いようです。そのため、翻訳エージェントに依頼すれば、一定レベルの翻訳が期待できるでしょう。専門的な知識が豊富なチェッカーによる精査が行われた翻訳が納品されるため安定感のある内容が納品されます。他の手段と比較すると費用は高めになるかもしれません。
翻訳者としてのレベル、専門分野、実績などを重視したいという場合に適した媒体といえるでしょう。
プロの翻訳者、または翻訳会社を一挙に閲覧することのできるWEBサイト。
翻訳者の登録は2018年7月時点で4,454名となっています。翻訳会社の登録は487社です。
翻訳者の求人募集の掲載も可能です。無料で24時間受け付けられています。
翻訳者を探す際にも、キーワード検索、専門分野指定、使用可能翻訳ツールなどでの絞り込みができ、マッチングが簡単です。また、翻訳関連業務として、校正、ネイティブチェック、語学ライターなども検索できます。
インターネット上で完結できる人力翻訳サービスもあります。プロの翻訳者ばかりでなく、アマチュアの翻訳者も数多く登録しています。登録に際しては、トライアルテストが行われています。
煩雑な契約のプロセスは少なく、迅速に翻訳されるクラウドサービスです。低価格であることも大きな特徴のひとつでしょう。
WEB上に公表しても問題のない内容であれば、クラウド上に文面をアップして依頼をかければ、即日処理されるものもあります。機密情報は別途翻訳者募集をかけることも可能です。
「日本語+英語+さらに語学が堪能な社員の採用」「海外の展示会でプレゼンが出来る人材」「海外向けサービスのローカライズ出来る人材」「海外向けWebサイト構築・集客」など、日本語も堪能で優秀な人材へのお問い合わせが当社に相次いでいます。
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