記事更新日:2020年06月07日 | 初回公開日:2017年05月19日
日本の英語教育 採用・求人のトレンド 外国人採用・雇用「英語力を生かせる」と書かれた求人は多々ありますが、求められる英語力は職種によって異なります。例えば外資系企業で、外国人が多く働いている職場であればビジネスレベルの英語力が求められる場合があります。また、ホテルや旅館では外国人観光客をもてなすための英語力が必要です。
単純な英語力に加えて、専門的なスキルが必要な職種もあります。英語教材の編集であれば正しい文法知識が求められますし、ツアーコンダクターであれば現地の歴史や文化に精通している必要があります。翻訳であれば、時代背景や言い回しなどを理解した上で日本語に訳さなくてはいけません。
自分に合う仕事の求人に応募するためには、まずはどのような仕事があるのか具体的に調べてみましょう。
アルバイトでも、英語を生かせる仕事の求人はあります。例えば、英語担当の塾講師です。塾講師はアルバイトの求人数が多く、未経験でも就業可能なことがほとんどです。塾講師から英会話教室の講師へ転職し、仕事の幅を広げている方もいます。
留学カウンセラーの求人もあります。希望者に合う学校を探したり、その国の文化や歴史を学んだりすることが必要となりますが、留学斡旋会社の求人は経験が浅くても応募可能です。留学カウンセラーの求人は、高校や大学といった教育機関でも求人がある場合があります。
今は自信はないけれど、仕事をしながら英語力を向上させたい、という方こそ直接外国人の方と対話する環境の仕事がおすすめです。はじめに挙げた接客業では、応対する外国人の顧客が増えれば英語を使うことも増え、その結果として英語力が身に着きます。特にホテルのフロント業務では、英語での丁寧な言い回しや即対応などの高い能力が求められるだけに、より高い水準の英語を身につけることができます。
また、ネイティブ講師ばかりの英会話教室でも、受付を日本人が行う教室は多くあります。そのような教室では、職場にいる同僚が英語しか話せないことがあるため、日常会話に英語を利用する機会が多く、接客業と同じように実用性のある英語スキルを伸ばすことができます。
デスクワークや在宅ワークでも、英語を生かせる仕事の求人はあります。代表的なものとしては翻訳の仕事です。翻訳の仕事は、文学や映画の他にも、簡単なレポートや専門書の翻訳、企業のマニュアル翻訳といった、専門の知識が必要なものがあります。ただ、翻訳の仕事は一般募集が少なく、知人や取引先からの紹介で仕事の依頼が来ることが多いです。
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