ペイフォレックスとは?【手数料・レートなど】利用の注意点を解説します

記事更新日:2020年03月10日 初回公開日:2020年02月29日

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近年では雇用のグローバル化が進んでおり、今後グローバルなビジネス活動をしていきたいと考えている企業も多いのではないでしょうか。しかし、実際に行動に移してみると分からないことだらけで、海外とのやりとりに煩わしさを感じている企業もあるかもしれません。今回はグローバルなビジネス活動を行う上で欠かせない、海外送金を簡単に安い手数料で利用できるペイフォレックスについてお話しします。ペイフォレックスの海外送金サービスは企業側からしても、とても使いやすいサービスなので、この記事を読んで、ぜひ今後のビジネス活動に役立ててください。

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ペイフォレックスとは

海外送金サービス

ペイフォレックスの海外送金サービスを使うと、海外の銀行口座へ直接送金することができます。またペイフォレックスは、資金決済に関する法律(資金決算法)に基づく資金移動業者によって創られました。そのこともあり、ペイフォレックスの海外送金サービスは、簡単に安い手数料で海外送金ができると評判です。海外送金をする際のデメリットである、高額な手数料や、手続きの難しさを解消してくれるので、ペイフォレックスを利用すれば今後の海外送金が楽になることでしょう。

窓口での手続きが不要

ペイフォレックスを利用する際は、銀行窓口での手続きが一切不要です。口座開設や、海外送金、外貨両替のサービスをインターネット上で利用できるので、日ごろ忙しく、窓口に足を運んで手続きをする時間が取れない人にはおすすめでしょう。また、口座開設をする場合、通常は銀行で運転免許証やマイナンバーカードを提出する必要がありますが、ペイフォレックスでは確認書類の画像をアップロードするのみです。気楽に海外送金を始められるのもポイントの1つと言えるでしょう。

ペイフォレックスの特徴

全ての手続きがインターネット上で完結

ペイフォレックスの最大の特徴は、全ての手続きがインターネット上で完結することです。これまで海外送金サービスを利用するときは、銀行の窓口で難しい手続きを時間をかけてする必要がありました。しかし、インターネット上で全ての手続きが完了するため、時間や労力のコストをカットすることができます。他の海外送金サービスと比較しても、インターネット上で全ての手続きができるのは稀なので、早く簡単に海外送金をしたい方にペイフォレックスはおすすめでしょう。

2種類の送金方法

通常送金

ペイフォレックスの通常送金は、200以上の国や地域に送金することができ、1~3営業日程度で着金するサービスです。銀行窓口で海外送金を利用するよりも、簡単で早く、安い手数料で海外送金ができます。24時間送金受付をしていることが、ペイフォレックスの通常送金の良さと言えるでしょう。通常送金はペイフォレックスのもう1つの送金方法である、スピード送金より着金まで時間はかかりますが、それでも1~3営業日程度で着金できるとなると、とても便利と言えるでしょう。

スピード送金

ペイフォレックスのスピード送金サービスは、送金依頼を受け付けてから数時間から24時間以内に着金するサービスです。スピード送金対象の国や地域でかつ、現地通貨で送金する場合に利用できます。土日、祝日、現地銀行休業日以外であれば24時間以内に着金するので、ペイフォレックスは緊急の送金にも対応でき、大変便利でしょう。ペイフォレックスは中国や香港、韓国、マレーシアをはじめ、19の国や地域でスピード送金サービスを利用できます。特にアジア地域に強いのがペイフォレックスのスピード送金サービスの特徴です。

ペイフォレックスはこんな企業におすすめ

グローバルなビジネス活動をしたい企業

ペイフォレックスはグローバルなビジネス活動を展開したいと考えている企業には大変おすすめです。ペイフォレックスはインターネット上で海外送金の手続きを簡単に行うことができます。銀行に行く手間や時間のコストカットはもちろん、人件費の節約にも繋がることでしょう。また、安い手数料で海外送金ができるので、これまで海外送金をする機会が多かった企業は、ペイフォレックスを利用することで手数料を大幅に削減することができます。銀行窓口が利用できない時に送金手続きができるので、緊急時にも大変便利です。

ペイフォレックスがおすすめの理由

24時間以内に入金反映

24時間以内に口座に入金が反映されるのも、ペイフォレックスをおすすめしたい理由の1つと言えるでしょう。銀行口座への入金の場合は、土日祝を除く24時間以内に口座に反映されます。コンビニ入金の場合は手続き後、ほぼリアルタイムで口座に入金が反映されます。これまで銀行窓口で海外送金をするとき、手続きに時間がかかり、入金が反映されたのが後日なってしまった経験のある人もいるかもしれません。緊急時にも対応できるのがペイフォレックスを強みです。

いつでもオンライン送金可能

ペイフォレックスの海外送金サービスは24時間いつでもオンライン送金が可能です。インターネット上で、入金した後、受取人の登録、外貨両替、送金依頼の4ステップで海外送金サービスの手続きができるので簡単に利用できます。銀行窓口で海外送金をする場合は、銀行が開いている時間帯でしか利用できないので面倒に思っていた方もいたかもしれません。こまめに海外送金をする機会のある人や、銀行が閉まっている時間帯にも海外送金をしたい人には特におすすめです。

200か国以上に送金可能

ペイフォレックスの海外送金サービスは200か国以上の国や地域に送金することができます。特にアジア地域は送金できる国が多く、スピード送金サービスを使える地域も多いです。アジアの国や地域と取引のある方にとっては、ペイフォレックスの海外送金サービスはおすすめでしょうです。また、多くの国や地域に海外送金できることもあり、多くの国と取引をする機会のある方にとっても、ペイフォレックスの海外送金サービスはとてもおすすめです。

トランスファーワイズと比較してみました

銀行に行かなくてよい

トランスファーワイズもペイフォレックスも海外送金をするときに、銀行窓口に行く必要はありません。ペイフォレックスの場合、銀行振込以外に、コンビニ入金、スピード入金、Pay-easy ATMの方法で入金できます。それに対し、トランスファーワイズは銀行の支店、ATMでの振込以外に、テレフォンバンキング、オンラインバンキングから振込できます。トランスファーワイズとペイフォレックスを比較すると、ペイフォレックスではコンビニなどでも入金できることから、比較的手軽に利用できるでしょう。

手数料

トランスファーワイズもペイフォレックスも銀行窓口で海外送金をするときよりも、手数料をかなり抑えることができるので大変お得です。少額の海外送金の場合は、トランスファーワイズの方が手数料を安く抑えられることが多いです。ペイフォレックスでは高額な海外送金になると手数料が無料になります。高額な海外送金をする機会のある人にはペイフォレックスがおすすめでしょう。ペイフォレックスのホームページに最新の手数料が記載されているので、手数料を詳しく知りたい方は確認してみてください。

ペイフォレックスを利用する際の注意点

ペイフォレックスの手数料はどれくらい?

送金手数料

海外送金サービスをペイフォレックスで利用する際、送金手数料がかかる場合があるので注意しておきましょう。高額の海外送金の場合、送金手数料は無料ですが、送金通貨や送金額によっては手数料が変わり、送金手数料がかかってくることがあります。送金前に送金手数料が変更されていないかを、ペイフォレックスのホームページで再確認する必要がありそうです。大口の送金をする機会が多い人はペイフォレックスの海外送金サービスを利用して、送金手数料の見直しをしてみるのもいいかもしれません。

リフティングチャージ

ペイフォレックスで海外送金サービスを利用する際、リフティングチャージが全くかからないので、手数料を削減したいと考えている人にはおすすめでしょう。リフティングチャージとは、海外送金をするときに、外貨両替をしないで日本円で海外送金する場合にかかる手数料を指します。通常、銀行窓口で海外送金の手続きをするときは、リフティングチャージが発生することが多いです。海外への送金の場合は、様々な手数料がかかってくるので、少しでも手数料を削減して、賢く海外送金を利用しましょう。

中継銀行手数料

海外送金サービスをペイフォレックスで利用する際、中継銀行手数料がかかることがあります。中継銀行手数料とは中継銀行に払う手数料を指し、着金するまで具体的な金額が判明しません。また、手数料額が予告なしで変更されることもあります。そのため、知らないうちに多額の手数料がかかり、入金額が足らず、確実に着金できていない可能性があることを不安に感じる人もいるかもしれません。確実に着金させたい方は、ペイフォレックスの着金額指定サービスを利用すると、一部の手数料をペイフォレックスが負担してくれるので安心でしょう。

受取銀行手数料

海外送金サービスをペイフォレックスで利用するときに、受取銀行手数料がかかることもあります。中継銀行手数料と同じく、手数料の金額が予告なしで変更される可能性があり、着金するまで手数料の具体的な金額は分かりません。受取銀行手数料も中継銀行手数料と同じように、ペイフォレックスの着金額指定サービスを利用すると、一部の手数料をペイフォレックスが負担してくれるので安心でしょう。確実に着金させたい、手数料がかかりすぎるリスクを下げたいと思っている人は、ぜひ着金額指定サービスを利用してみてください。

その他の手数料

必要な場合のみですが、他に手数料がかかる場合があります。組戻手数料は送金先の情報が異なっており、資金が返金された場合、手数料として4000円の手数料がかかってきます。また、組戻手続きを行って資金が返金されなかった場合も4000円の手数料がかかってくるので注意しましょう。組戻手数料と同じく、照会手数料、送金内容修正手数料も4000円がかかります。これらの手数料は注意をして手続きを行うだけで、支払う必要のない手数料です。送金時は間違いがないように十分確認してから手続きを行うようにしましょう。

両替レートは15分毎に更新

ペイフォレックスの場合、両替レートは15分ごとに更新されます。市場レートに連動して更新されているので、両替サービスをリアルタイムのレートで利用できます。ペイフォレックスのホームページに、現在の両替レートが掲載されているので、気になる方は確認してみてください。また、海外両替送金シュミレーターをペイフォレックスのホームページから利用できるので、実際に送金する際の目安として使ってみるのもおすすめです。時間帯や週末、祝日かどうかなどで両替レートが変わってくるので、両替レートをよく見ながら送金手続きをするようにしましょう。

海外からの送金はできない

海外への送金に特化したサービスを行っていることもあり、ペイフォレックスでは海外からの送金はサービス対象外になっています。そのため、海外から送金したい場合は、ペイフォレックスではない別のサービスを利用する必要があります。しかし、海外へ送金をする機会が多い人にとっては、24時間オンライン上で手続きでき、手数料も安いペイフォレックスの海外送金がおすすめなことは変わりありません。簡単に、安い手数料で、早く手続きを行いたいと考えている人は、ペイフォレックスの利用を検討してみてはいかかでしょうか。

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