カジュアル面談で相手を知ろう【気軽な面談でミスマッチを防ぐ】

記事更新日:2020年04月20日 初回公開日:2020年03月13日

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カジュアル面談とは採用の面談ほど硬くない、ラフな気持ちで望むことができる面談です。求職者も企業側もミスマッチを防ぐのにとても役立つ面談で、リラックスした状態でお互いが望めます。多くの採用サイトでもカジュアル面談での応募を増やしており、人気の面談方法であるといえるでしょう。採用に特化した面接ではないので気軽になんでも質問し合うことができる雰囲気が人気です。しかし、面接も兼ねた面談であると考える企業もあるので、カジュアル面談であっても注意が必要ですね。

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カジュアル面談とは

志望度を高めるための面談

カジュアル面談とは、求人者の企業への志望度を高めるための面談方法です。まだその企業への志望意向が固まっていない段階の候補者と、企業側がお互いのことをより知るための自己紹介と情報交換の場として実施される面談のことです。一般的な、カジュアル面談では企業が候補者に自社の特徴や良さをアピールするケースが多く、候補者が企業を評価する場でもあるといえるでしょう。主に、専門的なスキルが必要とされる採用など売り手市場の求人者が転職を検討している場合に企業側が自社を売り込み、志望度を高めるために実施されることがあります。

お互いのことを知る場

カジュアル面談とは一般的な採用の面接のように、候補者の志望動機が固まっている状態で、候補者が自分のスキルをアピールします。そして。企業側が評価し採用を判断することとは異なります。そのため、カジュアル面談は企業側も自社の特徴を伝え、候補者もスキルや専門性について話、お互いのが求めていることが同じであるかを確かめる機会となるでしょう。お互いの情報が十分に理解されていない場合において、カジュアル面談はお互いの理解を深める場として最適です。

カジュアル面談が注目される理由

リラックスした気持ちで望める

カジュアル面談では、企業側も候補者側もリラックスした形で望めます。そのため、候補者の人柄や個性を企業側は確認することができますね。人柄や個性は企業が、採用する上で重要視するポイントであり、それを確認することにも適しております。また、候補者側も一般的な面接ですと、あらかじめ準備することや、着飾ることがある場合があります。カジュアル面談であれば普段の自分をアピールすることもできるため、双方にとってリラックスした気持ちで望むことができるといえるでしょう。

企業への意欲が高まる

カジュアル面談では、企業側も一般的な面談とは異なりリラックスした雰囲気の中で実施するため、会社の事業戦略や業績、社員の雰囲気やなど詳しく質問ができます。そのため、候補者が一般的な面接では聞けないことや、社員の本音など、本来聞きたい内容などを聞くことで、企業への理解が深まります。結果として志望度の向上や就職意欲が高まる機会になりますね。また企業側も、候補者が何を企業に求めているのか、自社はどのように評価されているのか理解する機会ともなります。

カジュアル面談のメリット

ミスマッチを防ぐことができる

カジュアル面談のメリットの1つ目は、お互いの価値観のミスマッチを防ぐことができます。一般的な面接では、企業のビジョンや事業内容を深く伝えることができないことや、志望度が高くない候補者から辞退されるケースがありますね。しかし、カジュアル面談では、候補者との情報交換により候補者の考えを汲み取ることが可能であり、興味を惹かれる候補者に対して企業側の理解を促進することが可能です。

多くの人脈を構成できる

カジュアル面談のメリット2つ目は、転職の意思がまだ固まっていない候補者からの応募やメッセージも受け付けているため、より多くの候補者と接点を持つことが可能です。そのため、優秀な人材であるがまだ転職の意向が固まっていない段階で接点を作り、将来的に面談した候補者が転職時期に自社を思い出す可能性に繋がりますね。このように、企業側も多くの人脈と接点を持つことができるといえるでしょう。

カジュアル面談のデメリット

選考とは異なるので空気が軽くなりすぎる

カジュアル面談のデメリットの1つ目は、一般的な面談と異なり、候補者も準備してこない可能性があります。そのため、企業側と候補者がお互いの情報交換をする場であるが、準備不足により本来企業が知りたい情報や、候補者が知りたい情報が交換できない場合があるでしょう。結果として、お互いの情報を得ることができないまま、面談が終了する可能性もあります。

受け身になってしまい意欲を感じられない

カジュアル面談のデメリットの2つ目は、お互いが受け身になることです。候補者が企業側の情報を知る機会として、企業側が一方的に自社の紹介を行い、候補者の情報を得ることができない場合あるでしょう。逆に、企業側が候補者の専門性やスキルを一方的に聞くことで、候補者が企業側の情報を獲得できない場合もあります。お互いが相手の情報を受ける姿勢で行くと、企業側も候補者側も意欲を感じることができない場合があります。

カジュアル面談でおすすめの方法

面接も合わせた面談

カジュアル面談を採用に活用する場合、優秀な人材に自社の良さを知っていただくことで、企業の面接に応募してもらうことが企業側としては重要です。そのため、企業側はカジュアル面談から面接までの流れを、予め計画することが重要となるでしょう。例えば、カジュアル面談の最後に、そのまま選考を受けられるような時間を確保することや、応募意思の有無を確認する方法もあります。カジュアルな雰囲気でお互いの情報交換をし、候補者に企業への興味が高めて面接に進んでもらうことが重要となりますね。

意見交換を徹底する

一般的にカジュアル面談時には、特に履歴書や職務履歴書といった採用書類は不要です。そのため、企業側は予めどのような人材を探しているのかを明確にすることなど、準備が重要となるでしょう。また、候補者側も、自分が求めている企業であるかを確かめるために、予め聞きたい情報をまとめていくことが大切です。お互いが事前準備することで、意見交換の質が上がり、本当に自分が行きたい企業なのか?採用したい人材なのか?をカジュアル面談を通じて把握することができますね。

カジュアル面談でおすすめのサイト

Wantedlly

Wantedllyは、さまざまな企業が企業情報を掲載できる転職情報サイトです。Wantedllyでは、特にカジュアル面談を売りにしている企業が多いため、カジュアル面談を受けたい方にもおすすめのサイトですね。企業にとってもメリットがあり、カジュアル面談の情報を掲載すれば転職を考えている人がWantedlly内でカジュアル面談で検索すると表示されるので、おすすめです。その他にもエンジニアやマーケティング、営業、コンサルタントなど職種でフィルターをかけて検索ができるので仕事を探している側も検索されたい企業にとっても便利ですね。また、Wantedllyではメールアドレスなどの情報を共有しなくてもWantedlly内でやり取りができるので、便利です。カジュアル面談を売りに企業の採用を考えている企業はWantedllyでの掲載は必須とえるでしょう。

LAPRAS

LAPRASとは、ベンチャー企業やメガベンチャー企業の情報を掲載するための転職情報サイトです。サイバーエージェントやチームラボをはじめ、多くの企業が掲載しています。このLAPRASでもカジュアル面談を売りにしている企業が多く、LAPRASのサイトでもカジュアル面談を売りにしているので、カジュアル面談の情報を掲載した企業に適しているといえますね。一番の特徴は独自のAIが企業に適している人材を見つけてくれる機能で、企業側から人材を探さなくても、LAPRASが適している人材を紹介してくれるので、人気です。さらに、SNSからも人材を探すことができるため、抜け漏れなく人材の確保ができるサービスでもあります。LAPRASは主にエンジニアの採用に特化しているサービスで、業績の良い企業も活用しているサービスなので、今後さらに活用されていくと考えられますね。

リクナビNEXT

リクナビNEXTはリクルートが運営している転職サービスで、大手企業からベンチャー企業まで多くの企業が求人情報を掲載しています。また、リクナビNEXTは転職者向けの採用サービスなので、新卒採用の企業と区別ができるというメリットがあります。リクナビNEXTでは、転職したい人が検索のフィルターをかけて検索ができるので、使いやすいですね。リクルートが運営しているというのもポイントで企業的信頼度も高いので、転職者は安心して利用ができます。また、リクナビNEXTには多くの営業関係者け優秀なメンターがいるので、企業にピッタリな人材を紹介してくれます。カジュアル面談を希望している転職者がいたら、検索の画面からカジュアル面談で検索をかければすぐに表示されるので便利ですね。転職サービスでは上位を争うサービスでもあるので、おすすめです。

paiza

paizaはITとWEBエンジニアの採用に特化しているサービスで、新卒採用から転職エンジニアまでの採用に特化しています。このpaizaもカジュアル面談に特化しており、検索でカジュアル面談と入力すると、カジュアル面談を希望している企業がリストで表示されます。また、転職や新卒で採用されたいと考えている人材もpaizaが展開しているWEBテストを受講し、人材の実力がわかるような仕組みのため、便利ですね。企業と人材のミスマッチを減らし、仕事の難易度もランクごとに別れているので、自分のレベルのあった企業とのカジュアル面談ができます。企業は側も求めているレベルの人材と面談ができ、チームラボやミクシィ、キーエンスソフトウェアなどの上場企業も掲載しています。信頼度も高いと考えられるため、質の高い人材を集めたい企業におすすめといえるでしょう。

LiBzCAREER

LiBzCAREERは女性のための転職サービスで、こちらの企業もカジュアル面談を売りにしています。履歴書などの作成をしないで応募をしなくても企業の人事部からのスカウトメールの中の項目にカジュアル面談と記載されていれば簡単にお話ができるので、便利です。また、直接でカジュアル面談でなくても電話やオンラインでのカジュアル面談にも対応しているのが、LiBzCAREERのポイントでもありますね。また、求職者から企業へのメッセージでカジュアル面談の依頼をすることができるので、カジュアル面談を望んでいる求職者が多く閲覧しています。求職者もあらかじめ、自己分析や企業に対しての考えなどの準備をしている人も多いので、スムーズのカジュアル面談をすることができます。企業も女性をターゲットにしている場合は、女性しか集まってこないので、人事部の無駄な手間が省けますね。

カジュアル面談で気楽に話そう

カジュアル面談は多くの企業で採用されている面談方法です。面接よりも気楽に話せるのでお互いのことをよく知るのに活用できるといえるでしょう。企業は求職者の志望度を確認するのに使え、求職者は企業の理念や思いを知ることができます。また、求職者も企業も人脈を作るのにカジュアル面談は適しているのでさまざまなつながりがカジュアル面談では生まれますね。カジュアル面談を採用している採用サイトも多くあるため、企業も掲載しやすいです。

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