ウェビナーの開催方法を解説します!【ツール・料金・無料ツールも紹介】

記事更新日:2020年07月23日 初回公開日:2020年07月20日

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最近は、企業説明会や研修のツールとしてウェビナーを利用する企業が増えてきました。新型コロナウイルスの影響で、ウェビナーを導入し始めた方も多いのではないでしょうか。ウェビナーはいつどこにいても配信出来るため非常に便利です。しかし、具体的な活用方法やメリットをきちんと理解できていない人は少なくありません。そのままでは、ウェビナーを実施しても思ったより効果が得られないという事になりかねません。そこで今回は、今注目を集めているウェビナーについてご紹介します。導入したけど効果が得られない方や、今後導入を検討している方必見の内容です。

ウェビナーとは

ウェブとセミナーを掛け合わせ言葉

ウェビナーとは、ウェブとセミナーを掛け合わせてできた言葉です。ウェビナーの他にも、オンラインセミナーやWebセミナーと呼ばれることもあります。新卒向けの企業説明会や社員向けの研修会など、様々な目的で利用されています。オンライン上での実施であるため、場所を問わず幅広い層に向け配信できる点が特徴と言えるでしょう。また、工夫を凝らせば、オフラインと同レベルまたはそれ以上の情報を伝えることも可能です。使い勝手が良いツールのため、ウェビナーを利用する企業はますます増えるでしょう。

リアルタイム配信と録画配信がある

ウェビナーには、リアルタイム配信と録画配信があります。2つの違いを理解した上で実施しましょう。リアルタイム配信は、その名の通り配信ツールを使用してリアルタイムで動画を配信する方法です。参加者とリアルタイムでコミュニケーションをとることが出来る点が魅力的と言えるでしょう。参加者自身も直接質問をして理解を深めることが出来る点から、高い満足度が得られる方法と言えます。一方で、録画配信はあらかじめ録画した動画を配信する方法を言います。リアルタイム配信と違い、配信の途中に音声や映像が途切れる心配がありません。

ウェビナーのメリット

交通費がかからない

ウェビナーのメリットの1つとして、交通費がかからない点が挙げられます。今までは、会場に足を運ぶため、どうしても交通費がかかってしまいました。住む場所によっては宿泊の必要があったりと、参加者側にとっても負担が大きかったです。しかし、ウェビナーの場合このような費用は一切必用ありません。無料プランのサービスを利用すれば、殆ど支出することなくセミナーを実施することも可能です。予算の関係上支出を少しでも押さえたい方は、ウェビナーを実施してみると良いでしょう。

会場費や設備費が削減できる

会場費や設備費が削減できる点もウェビナーを実施するメリットの1つと言えるでしょう。会場を利用する研修やセミナーでは、会場費だけでなくスクリーンなどの設備費用もかかってしまいます。また、規模によって値段は違いますが、1時間で2、3万円かかる会場も少なくありません。しかし、ウェビナーを実施することでこれらの費用を抑えることが出来ます。また、会場の選定や予約、当日の参加者の対応などの必要もありません。セミナー開催の手間を大幅に削減できる点も魅力的と言えるでしょう。

場所に制限がないのでどこでも開催できる

また、場所に制限がないのでどこでも開催できる点も、ウェビナーを実施するメリットの1つと言えます。ウェビナーはインターネット環境さえ整っていれば、いつでもどこでも開催することが可能です。会場設営の時間や手間を省くことが出来る点が、魅力的と言えるでしょう。またパソコンの他に、スマートフォンやiPadなどのタブレット端末からでもセミナーの実施が可能です。自宅で配信する際も、専門機器を揃える必要が無いので誰でも簡単に実施することが出来るでしょう。

参加者の移動時間がかからない

ウェビナーのメリットの1つとして、参加者の移動時間がかからない点も挙げられるでしょう。先ほども述べたように、インターネット環境さえあれば誰でもウェビナーに参加することが出来ます。例えば、企業説明会を実施する場合、今までは求職者が会場に足を運ぶ必要がありました。そのため、遠方に住む人の負担が大きく参加を諦める人も少なくありませんでした。しかし、ウェビナーを実施することでその問題は解消され、参加者の幅も広がります。多様な人材を採用したい方は、ウェビナーで説明会を実施すると良いでしょう。

録画が出来るので繰り返し見ることが出来る

録画が出来るので繰り返し見ることが出来る点も、ウェビナーを実施するメリットの1つと言えるでしょう。都合が合わずセミナーや研修に参加できない社員がいたとしても、動画の録画ができるウェビナーなら安心です。また、リアルタイムのセミナーを録画しておくと、その後録画配信タイプとして再利用することも可能です。動画を再利用することで、同じセミナーを何度も開催する必要もなくなるでしょう。そのため、労働力を削減することが出来ますよ。ウェビナーの導入は多くのメリットがあると言えるでしょう。

ウェビナーのデメリット

直接会っていないので温度感が伝わらない

一方、ウェビナーのデメリットの1つとして、直接会っていないので温度感が伝わらない点が挙げられます。ウェビナーはオンライン開催であるため、現場の雰囲気が伝わりづらいです。表情や声のトーンだけで印象が左右されやすいため、明るい場所での撮影やいつもよりワントーン高い声で話すなどの工夫が必要でしょう。また、主催者側も参加者の様子が伝わりづらいです。そのため、こまめにチャットで質問を募集して、参加者の理解度を確認しながら進める必要があるでしょう。

インターネット環境を整える必要がある

インターネット環境を整える必要がある点も、ウェビナーのデメリットの1つと言えるでしょう。インターネット環境が不安定な場合、配信の途中で動画が止まってしまう可能性も。また、音声の調子が悪くて音が割れたり、ノイズが入ってしまうと参加者のストレスに繋がりかねません。これらの問題を未然に防ぐために、様々なツールのサービス内容を比較し、信頼できるものを導入しましょう。また、事前に使用するパソコンのマイクやカメラの機能もチェックしておくと良いでしょう。

機械音痴の人には難しい

機械音痴の人にとって操作が難しい点も、ウェビナーのデメリットの1つと言えるでしょう。機械操作が苦手な人にとっては、動画を視聴することも配信することも難しいです。主催者側は、動画の撮影から必要であれば編集も行わなければいけません。機械操作に苦手意識があると、配信をすることさえも億劫に感じるでしょう。ウェビナー導入の際は、事前に使い方を理解しておく必要があるでしょう。またトラブルを未然に防ぐため、簡単に操作が出来るツールを選ぶことをオススメします。

ウェビナーの導入方法

普通のセミナーとやる事は変わらない

続いて、ウェビナーの導入方法をご紹介します。ウェビナーは普通のセミナーとやる事はほとんど変わりません。しかし、オンライン上での実施であるため、参加者にストレスを与えない内容作りを心がけましょう。基本的に、参加者は主催者が話している様子をただ見ているだけの状態です。単調な映像では参加者が退屈に感じてしまうでしょう。資料画像や手作りの動画を流すなど、画面に変化を持たせるよう工夫することが大切です。ウェビナー導入の際は、内容の見せ方にもこだわりましょう。

参加規模やセミナー内容にに合ったツールを選ぶ

また、参加規模やセミナーの内容に合ったツールを選ぶようにしましょう。参加人数が多すぎる場合、ウェビナーの動画配信の状態が不安定になりやすいです。中には、大人数に対応したツールもあるので、参加予定規模に合わせて適切なツールを選ぶようにしましょう。また、料金プランも重要です。頻繁にセミナーを開催する場合は、月額固定制を選ぶと良いでしょう。一方で、不定期開催で予算にも余裕がある場合は、従量課金型のプランを選ぶと良いでしょう。内容や目的に適したツールを選びましょう。

ウェビナーにオススメのツール

zoom

ウェビナーにオススメのツールの1つとして、Zoomが挙げられます。Zoomには無料プラント有料プランがあります。無料プランは40分までと時間制限が設けられています。ウェビナーを実施するなら、有料プランに登録しておく方が良いでしょう。有料と言っても月額2700円程なので始めやすいですよ。有料プランはミーティングの時間制限が無制限です。また、クラウド型の録画サービスが利用できるので、パソコンのエラーで保存が出来なかったという事を防ぐことが出来るでしょう。

Skype

Skypeもウェビナーにオススメのツールと言えるでしょう。世界中で約3億人以上がSkypeを利用しており、その知名度も抜群です。海外企業との会議などにも向いているツールです。有料プランでも年間220円~600円と、Zoomに比べてとても安く導入しやすいでしょう。利用には、事前に主催者のアカウントIDを登録しておく必要があります。また、主催者だけでなく、参加者もアプリのインストールとID登録が必要です。他のツールに比べ、導入のハードルが少し高いかもしれません。

LiveOn

ウェビナーにオススメのツールの1つとして、LiveOnが挙げられるでしょう。LiveOnはクリアな音質と動画の滑らかさが特徴です。そのため、ストレスを感じることなくウェビナーを実施することが出来るでしょう。また、ExcelやPowerPointの共有や書き込みが可能です。録画や録音は最大300分まで出来るので、会議などでも非常に重宝するでしょう。機能を自由に追加できるASP版は、初期費用が約78000円、月額が約3000円です。価格は少し高額ですが、音質と画質を重視する方にはオススメです。

V-CUBE

V-CUBEもウェビナーにオススメのツールの1つと言えるでしょう。V-CUBEとは、Webセミナーのオンデマンドコンテンツの配信やライブ配信が出来る、クラウド型の配信サービスです。チャット機能を利用すると、リアルタイムでのコミュニケーションをとることが出来ますよ。また、事前にアンケートの項目を設定しておけば、ウェビナー開始時にアンケートを実施することも可能です。参加者の理解度の確認をしながら、セミナーを進めることが出来る点が魅力的と言えるでしょう。

コロナで対面のセミナーが難しい状況です

自宅からでもできるウェビナーを開催してみては?

今回は、ウェビナーについてご紹介しました。ウェビナーは会場費や設備費だけでなく、セミナー開催の手間も削減するができます。リアルタイム配信では、チャットでコミュニケーションが取れるため、対面でなくてもしっかりと意思疎通をとることが出来るでしょう。ウェビナーのツールも様々です。大人数用や音声の質が良いものなど、自身のニーズを満たすものを選びましょう。現在、新型コロナウイルスの影響で対面でのセミナーが難しい状況です。この機会に、自宅からでもできるウェビナーを開催してみてはいかがでしょうか。

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