第二新卒を採用するメリットは?【採用する時期についても解説します】

記事更新日:2020年05月31日 初回公開日:2020年05月29日

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最近よく耳にするようになった「第二新卒」という言葉ですが、そもそも第二新卒の定義や注目される背景に疑問を持っている人も多いのではないでしょうか。最近では、新卒採用者の3人に1人が退職を考えているなど、全体で見ると非常に多くの人が若年層で転職を経験しています。企業側からすると、第二新卒を採用した場合、どのようなメリットがあるのか気になるところでしょう。本記事では、第二新卒を採用するメリットや注意点、第二新卒採用に特化した人材サービスなどご紹介します。

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第二新卒とは

入社3年以内で転職活動をする人

第二新卒とは、一般的に「新卒で入社して3年未満の求職者」を意味することが多いようですが、実は第二新卒という言葉にはっきりとした定義はありません。年齢だけで考えれば、4年制大学の大学院卒業者までを考慮に入れると25~27歳ぐらいまでになります。しかし、第二新卒を募集する企業によっても定義が異なるため年齢だけでは一概には言えません。多くの企業に共通するのは、短期間でも社会人経験があるという点でしょうか。社会人経験の全くない、いわゆる「新卒」と前職での経験を多少なりとも生かすことができる「社会人」との中間として扱われています。

留学などで就職が遅れた人

第二新卒には、大学卒業後にすぐに就職をせず、海外留学を経験して就職活動が遅れた人も含まれます。ただし、企業の中には、留学のために時期が遅れただけで一度も就職経験がない(社会人経験がない)ことから、既卒(既卒者)として対応しているところもあるようです。留学で就職時期が遅れただけで、職務経験のないほぼ新卒の状態なのに、中途採用と同じ扱いで面接などが行われることから戸惑いを感じる求職者も少なくありません。留学経験者の中には新卒採用の時期に就活が上手くいかず、海外の大学に入り直し、卒業後に日本の就職活動で「新卒」扱いを狙って就職活動をしている人もいます。

第二新卒が注目される背景

新卒採用が困難なため

近年、採用期間の短期化なども影響から新卒採用は売り手市場となり、目標の採用人数に達することができない企業も多くなっています。その際に考えられるのが、早い段階で第二新卒採用に切り替え、目標の採用補充に向けて動くことでしょう。第二新卒の応募者の中には、学生時代の就職活動とは異なる軸で企業を選ぶことも多くいます。そのため、知名度が低いことが原因で学生から注目されなかった企業でも、第二新卒をターゲットとすることで、優秀な応募者が集まる可能性が十分に出てきます。

新卒の早期離職者の増加

日本において長く続いてきた終身雇用制度が崩壊し、転職することをデメリットとして捉えず、早期離職をし第二新卒として新たなキャリアを重ねていく若者が増えてきました。そのため「早期離職=何かしらトラブルがある人材、活躍できない人材」というイメージも払拭され、第二新卒者の中から自社の求める人材に出会える確率も高くなっています。雇用期間に関わらず、求職者のポテンシャルを鑑みて採用する活動がますます増えていくことが予想されます。

第二新卒を採用するメリット

基本的なビジネスマナーを持っている

新卒採用の場合は、ポテンシャル採用のため、未来への投資として捉え、入社後に企業に貢献できるまでのて手厚い教育は欠かせません。それに比べ、第二新卒を採用するメリットは、前の会社で新入社員研修やある程度の経験を積んでいる点です。ビジネスマナーなどの基本的なビジネススキルを備えている人が多く、第二新卒の場合は、研修コストや一から教える手間が少なくてすみます。コストの面でも第二新卒を採用するメリットは大きいと言えるでしょう。

柔軟で適応力が高く即戦力の場合が多い

多くの中途採用者にあるように、長く社会経験を積んでいると、スキル・営業力が期待できる一方で前の会社での習慣やプライドが邪魔となることも少なくありません。それが理由となって、経験豊富な中途を採用しても新しい会社のカルチャーに上手く馴染めず、活躍できないケースもあります。その点、社会には出ているものの、一社目の影響をそれほど強く受けていない第二新卒は、柔軟性や適応力が高く即戦力として活躍してくれる傾向にあります。

内定後すぐに入社できる

新卒採用の場合は、一般的に入社時期が4月となり、新卒採用活動を始めてから入社まで期間が空いてしまうため、すぐに人手不足を解消したい場合には不向きです。その点、第二新卒は入社までの期間が短いため、企業側のタイミングに合わせて、若年層の人材を企業に入社することが可能となります。とくに、最近では4月の忙しいタイミングで新卒者を大量に入社させるより、6月や9月などの新しい期が始まるというタイミングで入社を希望する企業も増えてきました。anaや富士通、三菱電機などの大手企業でも秋の採用活動を取り入れており、基本的なビジネススキルを備えている第二新卒者の需要が高まるでしょう。

新卒採用より低コストで若年層が採用できる

第二新卒の採用活動は入社までの期間が短いため、新卒採用に比べ低コストで若年層を採用することができる採用手法です。新卒の就職活動中には大企業にしか目を向けなかった人も社会人経験をする中で職種や環境を重視した結果、中小企業やベンチャー企業に入社するというケースもよくあります。研修コストなど費用面だけでなく、中小企業の側から見ると、新卒のときには出会えなかった優秀な人材を採用できる機会にもなるでしょう。

第二新卒を採用した時のデメリット

経験やスキルは新卒とほぼ変わらない場合がある

第二新卒は、基本的なビジネススキルがあるとは言え、知識の面でいうとまだまだ浅い場合が多いでしょう。中途採用の採用基準はスキルやそれまでの経験ですが、第二新卒者の場合は売り込みができるほどのスキルを持っていることは多くありません。そのため、新卒採用と同じポテンシャル採用の意味合いが強く、即戦力を求める場合には適しないことがあります。第二新卒の場合、現時点の能力ではなく5年後など中長期的にみて、企業に貢献してくれる人材なのか見分ける必要があります。

前職と比較してしまう傾向がある

第二新卒は、少なくとも1つの企業は経験した上で入社するため、良くも悪くも前にいた企業とさまざまな面で比較しまう人もいます。これは第二新卒に限ったことではなく、転職者には良く起こる現象です。経験豊富な中途を採用したとしても、上手く新しい会社に馴染めずに活躍でいないことも。その点、第二新卒者は前の企業の文化に染まり切っていない人も多く、フレッシュさも備えているため、新卒採用と同じように環境に溶け込むことができる人も多いでしょう。

第二新卒採用の注意するポイント

前職の退職理由を明確にする

第二新卒が今までマイナスのイメージをもたれていた要因のひとつが、離職するまでの早さではないでしょうか。同じ会社で長年務めることが良しとされた文化が変わってきたとはいえ、早期で離職するには何かしら理由があってからのことです。採用選考時には、「前職をやめる(やめた)理由」「何が原因で、どうしていきたいのか」など、退職理由を明確に聞き出し、しっかり向き合うことが大切です。そこがクリアにならなければ、また短期間で離職することにもなりかねません。

入社後の教育にこだわる

第二新卒は、一度社会人を経験している反面、一般的な中途採用で入社した転職者とは異なり、能力や経験に大きな期待はできません。キャリア採用のような即戦力とはならないことを念頭に入れ、採用する際は新卒採用者の延長に近い区別で考えると良いでしょう。入社後の教育も「できて当たり前」と期待値が高く持ってしまうと、過度なプレッシャーになりかねません。これからの企業成長に繋がるポテンシャ視点で採用したことを忘れず、入社後の教育も中途採用よりも手厚くするようにしましょう。

第二新卒の採用時期は

時期にかかわらず年間を通して採用できる

第二新卒の場合、特別な採用期間を設けない通年採用のため、企業側にも応募者にとっても自由度の高い採用手法です。また、採用が決定してから比較的早い時期に入社してもらうことが可能なため、急な人員補充などにも当てられます。業績が不安定な中小企業などは、若手の人材が欲しいものの新卒者を一度に採用することに躊躇する企業も少なくありません。その点、第二新卒を活用した採用は、企業の好きなタイミングで募集をかけることができ、若手人材を積極的に雇用できる良い機会でしょう。

第二新卒採用の際におすすめのサービス

UZUZ

株式会社UZUZが運営している「ウズキャリ」は、第二新卒や既卒者向けに特化した就職エージェントサービスです。社員が「元既卒」「元第二新卒」の人も多く、転職経験のない第二新卒などの若い層でも安心して利用でき、共感性の高い就活サポートができるのが特徴です。求職者を自社メディアで集客し、1人1人に合わせたオーダーメイド型の就活サポートなど、平均20時間に及ぶ手厚いサポートでバックアップ。内定後の定着率90%以上という高いマッチング率を誇ることでも知られています。

ハタラクティブ

レバレジーズ株式会社が運営する「ハタラクティブ」は、第二新卒や既卒など20代の利用者が全体の90%〜という若年層をターゲットにした転職エージェントです。応募者から連絡があった日から即時対応で企業マッチングを開始できるなど、スピード感を持って活動ができるのも大きなポイント。大手の転職エージェントに比べ、学歴や経歴を問わず面接などの幅広いサポートを備え、第二新卒などキャリアに自信ない人から評価の高いサービスです。

JAIC

JAICは、第二新卒や既卒に限らず、フリーターや大学中退者など幅広い若年層を対象とした就職支援サービスです。他の就職エージェントとの大きな違いは、就職講座と呼ばれる研修を7日間受け、その後に複数の企業と一気に面接して就職に繋げるという仕組みです。ネット時代に代表されるように若者の中には、スキルがあるものの対面での面接で自己アピールが苦手な人も増えてきました。研修を受けた後に出会えることで、本来ポテンシャルのある優秀な人材を発掘することも可能です。

Re就活

「Re就活」は、株式会社学情が運営する、第二新卒・既卒のための転職サイトです。サイトのメインテーマとなっている「納得できる仕事をしたい」という求職者の想いを叶えるべく、面談などオーダーメイド型のサービスを実施。また、採用側とのミスマッチを減らすため、企業側にも途採用との違いや第二新卒に求める条件などの詳細なヒアリングも行っていいます。第二新卒のこれからの可能性に期待する企業と応募者の出会いを応援する転職サイトです。

いい就職ドットコム

ブラッシュアップ・ジャパン株式会社が運営する「いい就職.com」は、第二新卒・既卒を対象にした就職紹介サービスです。いい就職.comに掲載されている求人は、基本的に社名が非公開のものが多く、非公開で採用活動を行いたい企業でも人材確保ができるのが嬉しいポイントです。また、転職活動の経験のない若年層へエントリーシートのサポートや診断チェックなども実施。手厚いサポートにより、応募者のモチベーションも高く、ミスマッチが少なく採用につなげられるでしょう。

第二新卒の採用はポテンシャルの高い若手が採用できるチャンスです

第二新卒は、中途採用に比べるとスキルや経験面では劣りますが、採用コストも抑えながら、それでいて新卒のように企業に順応しやすい人材を確保できる採用手法です。第二新卒は新社会人としての経験もあり、働くことに覚悟を持って新しい職種への就職活動に取り組んでいるため、入社後は意欲的に活躍してくれる傾向にあります。毎年約30%ほどの新卒者が早期離職している現代において、ポテンシャルの高い若手が採用できる第二新卒採用を取り入れて、優秀な人材と出会いましょう。

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