記事更新日:2023年02月10日 | 初回公開日:2023年02月10日
採用・求人のトレンド 人事・労務お役立ち情報 採用成功事例 外国人採用・雇用中小企業のインターンシップの探し方の一つとして、就職活動サイトがあります。スマートフォンで検索できるので最もお手軽な手段と言えるでしょう。就職活動サイトのなかにはインターンシップに特化したサイトや、中小企業のみを扱う就職活動サイトもあります。インターンシップは長期間参加することもありますので、早い時期から利用したいところです。しかし有名な大手就職活動サイトは情報量が多いことがメリットですが、利用時の年齢制限があるサイトもあります。よって特化型サイトや中小企業のみを扱う就職活動サイトの利用もオススメします。
大学の就活支援センターが情報を多く取り扱っているケースもあります。卒業した学生が参加したインターンシップの情報がデータ化されていますので、専攻する学部や希望に合わせた企業の紹介をしてくれるでしょう。また大学の就職支援センターは学生にとっては安心できるという大きなメリットがあります。特にまだ就職したい業界や業種が決まっていない学生は相談しながら、方向性を決めていくこともできます。紹介してもらった企業の先輩の体験データなども見ながら、参加を決めていきましょう。
学生の中には、まだ将来の目標や方向性が定まっていない方もいるでしょう。そのような方には前述の大学の就職支援センターの相談以外にも、逆求人サイトがあります。こちらには就活エージェントとして、就活のプロである専任のアドバイザーが在籍しています。専任のアドバイザーに相談することで学生の希望や特性に合う企業を紹介してくれますので、ミスマッチを減らすことができます。また専任のアドバイザーはインターンシップの紹介だけでなく、模擬面接やES添削を行ってくれることもあります。
インターンシップの情報は、企業が運営するSNSからも情報を得ることができます。最近の企業は複数のSNSを活用しており、TwitterやFacebook以外にもYouTubeやTikTokで社内の雰囲気などを発信している企業も増えています。基本的な情報はホームページに掲載されていることが多いですが、SNSと比べると更新頻度は高くはありません。対してSNSの更新頻度は高いので定期的にチェックすることで、インターンシップや企業説明会などの最新情報を集めやすいと言えるでしょう。
前述の大学の就活支援センターは、相談することで自分に合う企業の紹介とともにその企業で働くOB・OGを紹介してくれることに期待できるというメリットがあります。中小企業のなかには就活情報サイトに掲載していない企業や、通常はインターンシップを行っていない企業があります。そのような場合にはOB・OGからの紹介によりインターンシップを受け入れてくれるケースもあります。積極的に実際に中小企業で働くOB・OG訪問を行うことで、自分に合う企業を見つけられるでしょう。
中小企業の探し方にはポイントがあります。まずは希望している地域に絞って調べるというのが有効と言えます。大手企業は都心部にあることが多いのに対して、中小企業は地元密着で地方に多く存在しています。例えば、生まれ育った地域で働くことを希望している方や、住みたい地域で働きたい方は地域を絞ると自分に合う中小企業を見つけることができます。また地域で探すメリットは、その地域の特性を活かした事業を行っている中小企業を見つけることが出来るという点です。地域密着型の企業に興味のある学生は特にオススメです。
探し方のポイントの2つ目は、興味のある分野のキーワードで検索するということです。就活情報サイトは大手企業から中小企業まで膨大な量が掲載されていますので、明確な分野を決めている学生以外は自分に合う企業を探すことは難しいでしょう。例えばアルバイトで得た経験や知識を活かせる企業を探してもいいですし、趣味の延長になるような業種を探すのもいいでしょう。今まで旅行などで出かけて興味を持った地域に移住する方も多くいます。それらのキーワードで検索することで、直接興味のある中小企業を見つけることができます。
学生が中小企業のインターンシップに参加するメリットを説明します。大手の場合は細分化された業務の一部を体験することになりますが、中小企業の場合はかなり実践に近い体験をすることができます。なぜ実践に近い業務ができるかというと、大手の場合は無駄のない組織化をしており、細分化された業務を専属の部署が行います。そこにインターンシップとして参加したとしても、実際に配属されたときに経験のない業務に戸惑うということがあるのです。中小企業の場合は少人数で幅広い業務をしているのでインターンシップ時の業務の延長であるため実践的といえるのです。
中小企業は,長期間のインターンシップを経験できるというメリットがあります。大手企業のインターンシップは多くの学生が参加するため、1日のみのものから数日間のカリキュラム、数ヶ月に一度行われるなど短期で行われます。対して中小企業のインターンシップは多くの学生を集めることを目的としていません。インターンシップ後に入社をしてもらうことを目的として行うことが多いので長期間に渡って行われることが多いのです。長期間で行う理由は入社後、インターンシップで経験した業務を行うことで新入社員でも即戦力に近い形で業務に従事できるからです。
中小企業のインターンシップは、就活の際の選考に直結します。大手企業は数多くの学生を集めて、学業と両立しながら自社に合う社員を選びます。中小企業は時間をかけて実践を経験してもらい、既存社員と一定期間働いてもらうことで現場の雰囲気や人間関係をつくることができます。よって中小企業のインターンシップでは、既存社員とのコミュニケーションを取りながら業務ができるので入社後の業務のイメージがつきやすいと言えます。中小企業の場合は採用コストが限られるために、少ない参加者のなかから自社に合う社員を選ぶ必要があるからです。
中小企業のインターンシップに参加するデメリットは、学業との両立が難しいという点です。大手企業の場合は多くの学生が参加するため、短期間で行わる職業体験を目的とするインターンシップです。中小企業の場合は実務を伴うことで長期間に渡ります。中小企業はインターンシップ後に入社してもらうことを目的としているので、実際の業務を既存社員と一緒に行いながら覚えてもらうため長期間となっています。そのため大学の授業やサークル活動、アルバイトとの両立が難しくなります。
もう一つのデメリットとして、業務内容の責任が重い点が挙げられます。大手企業の場合は多くの就活学生を集めて、短期間で行われる職業体験としての意味合いが強くなっています。それに対して中小企業のインターンシップは既存社員と実務を行うことで、入社後に業務がスムーズに行えることを目的としています。そのため学生でも実務を任されることになるので、一人にかかる責任が重くなります。学業やサークル活動、アルバイトをしながらインターンシップで大きな責任ある実務を任されることを重荷に感じる場合もあるでしょう。
中小企業と大手企業のインターンシップの違いを解説します。大手企業はインターンシップに参加する学生が多いため、1dayなどの短期間で開催されます。内容としては整えられたカリキュラムに則って行われます。具体的には企業説明や社会人として必要な予備知識を学ぶ機会、そして実務を気軽に参加できるような職業体験となります。対して中小企業のインターンシップは、少人数で行うことになります。期間は1週間から数か月に渡って実務を行い、カリキュラムのない実践形式と言えます。
中小企業のインターンシップを探すのにおススメのサイトは、マイナビです。マイナビは新卒採用サイトランキングで3年連続で1位に輝いています。学生登録者は90万人と、多くの学生が利用しているサイトです。エントリーしている企業は12000社以上と、多くの企業が登録しているので希望する地域や条件で検索することができます。検索の仕方は企業の特徴や働き方、説明会内容など多岐に渡ります。他にも適正検査対策のWEBテストや自己分析ができるツールを無料で利用することもできます。
もう一つオススメのサイトはリクナビです。前述のマイナビと合わせて、2大新卒就活サイトと呼ばれています。リクナビはリクルートが運営するサイトで、掲載企業数は3万社以上と情報量で1位と言えます。学生登録者は80万人とマイナビに次いで多いです。また掲載企業の約60%が中小企業ということもあり、中小企業のインターンシップに興味のある学生にはオススメのサイトです。検索のしやすさが特徴で、希望条件掛け合わせにより絞ることができます。他にもプレエントリーランキングや、注目の企業など他にはない検索ができるのも特徴です。
インターンシップは、大手企業と中小企業で開催する期間や目的が異なります。多くの学生が集まりやすい大手企業では、短期間でカリキュラムに合わせて気軽に参加できます。中小企業の場合は一定期間に既存社員と実務を行えますので、入社後はスムーズに業務に入ることができます。また中小企業のインターンシップはご紹介したサイトやSNS、大学のOB・OGに協力してもらうことをオススメします。まずは自分の興味のある業界や業種を選んだうえで、中小企業のインターンシップは目的を明確にして参加しましょう。
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