バイリンガル人材の採用が成功する3つのポイントとは?

記事更新日:2019年05月13日 初回公開日:2017年08月30日

外国人採用・雇用
バイリンガル人材は社内のグローバル化、マーケットのグローバル展開に必須な人材と言えるでしょう。今回はそんなバイリンガル人材の採用を成功させるためのポイントを3つ紹介します。

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バイリンガル人材とは?

母国語以外の言語を習得している人材

  まず、バイリンガル人材とは、簡単に言うと母国語以外に他の言語を習得している人材を指します。日本国内では、日本語プラスもう一つの言語ができる人材を指しています。例えば、フランスに留学経験があり、ネイティブレベルのフランス語を話せる日本人はバイリンガル人材に該当します。母国語以外の別言語を話せることは、その異文化への知識も期待できるでしょう。そのため、バイリンガル人材は社内の異文化理解を促進させ、海外と日本のマーケットを結ぶ架け橋の役目を果たします。

バイリンガル人材のマインドは?


語学力を生かせる、やりがいのある職場で働きたい!

 バイリンガルの人が就職活動をするときは、当然ながら得意な語学力を生かして働きたいと考えています。ある就職支援サイトが海外の大学・大学院で学んだ日英バイリンガルの学生を対象に、どの企業に就職したいかを質問したアンケート(※)の結果は以下の通りです。

 就職人気企業ランキングで、文系、理系を合わせた総合1位になったのは、世界的な消費材メーカーであるP&G(プロクター&ギャンブル)社です。知名度の高さに加えて積極的にグローバル採用を進めていることが人気になっているようです。2位には日本を代表する商社・三菱商事が入り、以下、GoogleやAmazonなどのIT企業、世界を舞台に活躍しているコンサルティング会社、航空会社などが続いています。

 バイリンガル人材が就職に際して重視することを聞いてみると、やはり「語学力を活用できる職場」で働きたいという割合が70%を超えていますが、それにはこだわらないという学生も3割近くいます。海外留学で身に付けたのは、単に語学力だけではないという自信の表われかと思われます。

 総合すると、バイリンガル人材には「やりがいのある職種」でスキルアップしたいという、意欲的な人が多いようです。そのため、バイリンガル人材採用の際は、彼らが活躍できる環境を提示することが必要です。

  • (※)CFN「人気企業ランキング調査&就職意識アンケート」
  • バイリンガル人材採用のポイントその1

    スコアのみで判断しない

    まず、TOEICのスコアや語学検定のポイントを重視しすぎてはいけません。テストで点数が取れることとネイティブクラスにコミュニケーションが取れることは別です。重視すべはコミュニケーションとして言語を使いこなせているかどうかです。単なる学問としての語学はビジネスの現場では活用できないので、実践的な観点から評価しましょう。試験の結果は良く、書類選考は突破できても、実際のコミュニケーションとなると手も足も出ない人は少なくありません。スコアのみを重視するのではなく、意思疎通の手段として語学を使いこなせているかを判断しましょう。

    バイリンガル人材採用のポイントその2

    外国人と円滑なコミュニケーションをとる力があるか

    続いて、発音の良さよりも業務に即した言語を操ることができるかどうかを確かめましょう。加えて、語学ができるだけでなく、取引先の国に対しての理解や異文化への理解が十分であるかどうかも重視しましょう。また、業務の専門用語を使いこなせるかどうか、業界特有の知識をすぐにインプットして対応することができるかどうかも重要な判断基準です。必要なのは、異なるバックグラウンドを持つ人々との円滑なコミュニケーションなのです。

    バイリンガル人材採用のポイントその3

    日本企業に適応できるか

     日本人であっても海外生活や外資系での勤務が続いた結果、日本の企業文化になじめない人もいます。そのためスクリーニングの際に、実際に日本企業に適応できるような人材を選定しましょう。企業風土とのマッチングはバイリンガル人材の採用においてはミスマッチを防ぐために必要です。入社意向が高くなってきたタイミングで社員と会わせたり、雰囲気が合っているかを選考段階から確かめる手法もあります。

    バイリンガル人材採用のまとめ

     バイリンガル人材採用においては、単なる語学力のみを求めるのではなくその語学力をどのようにして実務に応用していくのかを判断しましょう。そして、バイリンガル人材といえども、自社の企業文化に合うかどうかも総合的に判断して、採用しましょう。つまり、バイリンガル人材の卓越した語学力だけを求めるのではなく、募集している業務の理解や企業風土の理解などを全て考慮した上で、総合的に判断することが重要なのです。

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